つみたてNISA終了とは?既存分の扱いと新NISA

公開: 更新: カテゴリ: 法改正時事

30秒で結論

つみたてNISA終了とは(全体像)

「つみたてNISA」は、少額を長く積み立てて、運用益を非課税にできる制度だった。これが、2023年12月末で新しく買い付ける受け入れを終了し、2024年からは新NISAに切り替わった。

ここで誤解しやすいのが、「もう全部使えなくなったのでは?」という点。そうではなく、すでに積み立てた分(2023年までに買った分)は、これまでどおり非課税で運用を続けられる

その非課税で続けられる期間が、その時点から20年間。だから、終了したのは「新しく買い付けること」であって、手持ちの分が消えるわけではない


詳しく:既存分の扱いと新NISA

ここが記事の心臓部。つみたてNISA終了のポイントは、次の表にまとまっている。

つみたてNISA終了のキホン

項目内容
新規買付2023年12月末で終了(以降は新NISAへ)
既存分その時点から20年間非課税が続く
新NISAとの関係既存分は新NISAとは別枠で管理される

ここで効くのは2点。1つは、終わったのは「新規買付」だけで、すでに積み立てた分は20年間非課税のまま続くこと。

もう1つは、その既存分が新NISAとは別枠だということ。2024年から始まった新NISAの投資枠とは別に管理されるので、両方を活かせる。

わかりやすく言い換えると

要するに、つみたてNISA終了は「新しく買うのは終わったけど、これまで積み立てた分は20年間そのまま非課税で続く」というもの。

つまり、覚えどころは「新規買付は2023年12月末で終了」「既存分は20年間非課税」「新NISAとは別枠」。

終了したもの … 新規買付(2023年12月末で)

既存分 … その時点から20年間非課税で継続

新NISA … 既存分とは別枠で2024年から始まった


試験のツボ

🔴 一番出る:終了したもの

①新規買付が2023年12月末で終了

②2024年から新NISAに切り替わった

🔴 次に出る:既存分

①すでに積み立てた分は20年間非課税が続く

②全部が消えるわけではない

🟡 押さえると安定:新NISAとの関係

①既存分は新NISAとは別枠で管理される


よくある間違い

「つみたてNISAが終了し、すでに積み立てた分も消えた」→ ✗  終わったのは新規買付。既存分は20年間非課税で続く。

「既存分の非課税はすぐに終わる」→ ✗  既存分はその時点から20年間、非課税で運用できる。

「既存分は新NISAの投資枠を使ってしまう」→ ✗  既存分は新NISAとは別枠で管理される。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(終了の内容)

📝 オリジナル問題 1 つみたてNISA終了の内容

つみたてNISA終了に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. つみたてNISAが終了し、すでに積み立てた分もすべて課税対象になったものとされている
  2. つみたてNISAは新規買付が2023年12月末で終了し、新NISAに切り替わった
  3. つみたてNISAは2023年12月末で、新NISAもまとめてすべて廃止されたものとされている
  4. つみたてNISAの終了で、運用益への課税率がそのまま2倍になったものとされている
インスキメ
インスキメ 解答・解説

解答は 2 だよ。

つみたてNISAは、新規買付が2023年12月末で終了し、2024年から新NISAに切り替わったよ。終わったのは新しく買い付けることで、制度全体が消えたわけではないんだ。

選択肢1の「既存分も課税」、選択肢3の「新NISAも廃止」、選択肢4の「課税率2倍」はどれも誤りだよ。

選択肢判定理由
1既存分は非課税が続く
2新規買付終了・新NISAへで正しい
3新NISAは廃止されない
4課税率が2倍になるのではない

オリジナル問題2(既存分の扱い)

📝 オリジナル問題 2 既存分の非課税期間

すでに積み立てたつみたてNISAの扱いに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. すでに積み立てた分は、2023年12月末にいっさい使えなくなったものとされている
  2. すでに積み立てた分は、すぐに売らなければならなくなったものとされている
  3. すでに積み立てた分は、新NISAの枠を使い切るまで売れないものとされている
  4. すでに積み立てた分は、その時点から20年間そのまま非課税で運用を続けられる
プランリス
プランリス 解答・解説

解答は 4 だっ。

すでに積み立てた分は、その時点から20年間そのまま非課税で運用を続けられるよっ。終了したのは新規買付で、手持ちの分が消えるわけではないんだっ。

選択肢1の「使えなくなった」、選択肢2の「すぐ売る」、選択肢3の「枠を使い切るまで売れない」は、どれも誤りだよっ。

選択肢判定理由
1既存分は非課税が続く
2すぐ売る必要はない
3売却の制限はない
420年間非課税で続けられて正しい

オリジナル問題3(新NISAとの関係)

📝 オリジナル問題 3 新NISAとの関係

つみたてNISAの既存分と新NISAの関係に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. つみたてNISAの既存分は、新NISAとは別枠で管理されるため、両方を活かせる
  2. つみたてNISAの既存分は、新NISAの投資枠を使ってしまうものとされている
  3. つみたてNISAの既存分は、新NISAに必ず移し替えなければならないものとされている
  4. つみたてNISAの既存分は、新NISAと合算されて一つの枠になるものとされている
マネケンジャ
マネケンジャ 解答・解説

解答は 1 である。

つみたてNISAの既存分は、新NISAとは別枠で管理される。2024年から始まった新NISAの投資枠とは別なので、両方を活かせるのである。

選択肢2の「新NISAの枠を使う」、選択肢3の「必ず移し替え」、選択肢4の「合算して一つの枠」は、いずれも誤りである。

選択肢判定理由
1新NISAとは別枠で両方活かせて正しい
2新NISAの枠は使わない
3移し替えは必要ない
4合算されない

まとめ

押さえどころ

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執筆: SikakuQuest編集部

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