Web3・ブロックチェーン(The Merge)とは?The MergeとPoW・PoS、NFT

公開: 更新: カテゴリ: テクノロジ系

30秒で結論

Web3・ブロックチェーンとは(全体像)

ブロックチェーンは、取引などの記録を「鎖(チェーン)」のようにつなげ、みんなで共有して、後から書き換えにくくする技術。特定の一社が管理するのではなく、多くの参加者で分散して管理するのが特徴。

Web3は、このブロックチェーンを土台にした「分散型のWeb」という構想。今のWeb(大手企業のサービスに情報が集中しがち)に対して、特定の管理者に頼らず、みんなで分散して持ち合うことを目指す。

ブロックチェーンの代表に、Bitcoin(ビットコイン)Ethereum(イーサリアム)がある。この2つは別もの。

「Bitcoin=Ethereum」と思うのは誤り。Bitcoinは通貨寄り、Ethereumはプログラムを動かせるのが違い。


詳しく:The MergeとPoW・PoS、NFT

ここが心臓部。まずThe MergeでのPoW→PoSの移行を表で押さえる。

The Merge:PoWからPoSへ

しくみ何で承認するかエネルギー
PoW(旧)計算競争(先に解いた人が承認)大量に消費
PoS(新)保有量に応じて承認役を選ぶ大幅に省エネ

ブロックチェーンでは、「この取引は正しい」とみんなで合意するしくみが必要。その方式がPoWPoS

The Merge(2022年)は、Ethereumがこの方式をPoWからPoSへ切り替えた出来事。これにより、エネルギー消費が大きく減った(約99.95%削減と発表された)。「The Merge=エネルギー消費が増えた」と思うのは逆で誤り。

そして、Web3の応用でよく出るのがNFT

NFTとは

項目内容
NFT非代替トークン(替えのきかない、唯一性の証明書)
注意画像そのものではなく「これが本物・誰のものか」を示す証明

NFT(Non-Fungible Token=非代替トークン)は、「替えがきかない=唯一のもの」だと証明するしるし。よく画像と結びつけられるが、NFTは画像そのものではなく、「これが本物だ・誰の持ち物だ」という証明書にあたる。「NFT=画像」と思うのは誤り。

ほかにも、DeFi(分散型の金融)やDAO(分散型の組織)などがWeb3の応用例。

わかりやすく言い換えると

要するに、Web3は「特定の管理者に頼らず、みんなで分散して持ち合うWeb」だとイメージするとラク。

つまり、合意のしくみがPoW(計算競争・電力大量)からPoS(保有量で承認・省エネ)に変わったのがThe Merge。電力をたくさん使う方式をやめて省エネにした、と覚える。

そしてNFTは「本物だという証明書」——絵そのものではなく、絵に付ける「これは本物・あなたのもの」というしるし、というわけ。


試験のツボ

🔴 一番出る:The MergeはPoW→PoSで省エネ化

①The Merge(2022年)=EthereumがPoWからPoSへ移行

②計算競争(電力大量)から保有量で承認(省エネ)へ。エネルギー消費が大きく減った

🔴 次に出る:BitcoinとEthereumの違い

①Bitcoin=主に通貨/Ethereum=スマートコントラクト(プログラムを動かせる)

②「Bitcoin=Ethereum」は誤り

🟡 押さえると安定:NFTは証明書

NFT=非代替トークン(替えのきかない唯一性の証明)。画像そのものではない。


よくある間違い

「BitcoinとEthereumはまったく同じものだ」→ ✗  Bitcoinは主に通貨、Ethereumはスマートコントラクトが特徴で別もの。

「The MergeでEthereumのエネルギー消費は大きく増えた」→ ✗  PoWからPoSへの移行で、エネルギー消費は大きく減った。

「NFTとは画像データそのもののことだ」→ ✗  NFTは「これが本物・誰のものか」を示す唯一性の証明(非代替トークン)。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(The Merge)

📝 オリジナル問題 1 The Merge

The Mergeに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. The MergeでEthereumはPoSからPoWへ移り、エネルギー消費が大きく増えたものとされている
  2. The Mergeは紙の書類だけで業務を行う方式のことで、ブロックチェーンとは無関係なものとされる
  3. The MergeはEthereumがPoWからPoSへ移り、エネルギー消費を大きく減らした出来事である
  4. The Mergeは社員の出社時刻を記録する勤怠管理のしくみのことを指すものとされているものである
テクキング
テクキング 解答・解説

解答は 3 だ、わが子よ。

The Merge(2022年)は、EthereumがPoWからPoSへ移り、エネルギー消費を大きく減らした出来事である。計算競争をやめて省エネにしたのぞ。

選択肢1は移行の向きが逆で誤り、選択肢2は「紙の書類だけ」が誤り、選択肢4は「勤怠管理」が誤りである。

選択肢判定理由
1PoWからPoSへで、消費は減った
2紙の書類だけの方式ではない
3PoW→PoSで省エネ化した出来事で正しい
4勤怠管理のしくみではない

オリジナル問題2(BitcoinとEthereum)

📝 オリジナル問題 2 BitcoinとEthereum

BitcoinとEthereumに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. Bitcoinは主に通貨としての役割、Ethereumはスマートコントラクトが特徴で、両者は別ものである
  2. BitcoinとEthereumはまったく同じもので、役割にも特徴にも違いはないものとされているものだ
  3. Bitcoinはスマートコントラクトのためだけにあり、Ethereumは通貨の役割をいっさい持たないとされる
  4. BitcoinもEthereumも音楽配信サービスの名前で、ブロックチェーンとは無関係なものとされている
テクキング
テクキング 解答・解説

解答は 1 だ。

Bitcoinは主に通貨としての役割、Ethereumスマートコントラクト(プログラムを動かすしくみ)が特徴で、両者は別ものである。「Bitcoin=Ethereum」と思うのは誤りぞ、わが子よ。

選択肢2は「まったく同じ」が誤り、選択肢3は役割の説明が極端で誤り、選択肢4は「音楽配信サービス」が誤りである。

選択肢判定理由
1Bitcoin=通貨・Ethereum=スマートコントラクトで正しい
2役割や特徴が違う別もの
3役割の説明が極端で誤り
4音楽配信サービスではない

オリジナル問題3(NFT)

📝 オリジナル問題 3 NFT

NFTに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. NFTとは画像データそのもののことで、本物かどうかを示す証明とは無関係なものとされている
  2. NFTは非代替トークンで、これが本物・誰のものかを示す唯一性の証明にあたるものとされる
  3. NFTはパソコンの電源を管理する装置の名前で、ブロックチェーンとは無関係なものとされている
  4. NFTは社員の出社時刻を記録する勤怠管理のしくみのことを指すものとされているものである
テクキング
テクキング 解答・解説

解答は 2 だ、わが子よ。

NFT非代替トークンで、「これが本物・誰のものか」を示す唯一性の証明にあたる。画像そのものではない点に注意ぞ。

選択肢1は「画像データそのもの」が誤り、選択肢3は「電源を管理する装置」が誤り、選択肢4は「勤怠管理」が誤りである。

選択肢判定理由
1画像そのものでなく本物かを示す証明
2非代替トークンで唯一性の証明で正しい
3電源を管理する装置ではない
4勤怠管理のしくみではない

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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