5Gとは(全体像)
5Gとは、第5世代の移動通信で、ただ速いだけではなく、3つの強みをもつのが特徴である。
身近にたとえると、3つの強みをもつ運び屋のようなもの。①大きい荷物もたくさん速く運べる、②ほとんど遅れずに届けられる、③一度にたくさんの相手とつながれる——この3つを合わせもつのが5Gだ。
押さえるのは、5Gの3つの特性と、企業が自分で作れるローカル5G、そして次世代の6Gである。
詳しく:3つの特性とローカル5Gだけ覚えれば戦える
ここが記事の心臓部。まず5Gの3つの特性を見ていくのだ。
5Gの3つの特性
| 特性 | やさしい意味 |
|---|---|
| eMBB(高速大容量) | 大きいデータも速くたくさん運べる |
| URLLC(超低遅延) | ほとんど遅れずに届く(遠隔操作・自動運転向け) |
| mMTC(多数同時接続) | 一度にたくさんの機器をつなげる(IoT向け) |
ここでひっかけが「5Gは速いだけのLTE」という誤解である。5Gは速さ(eMBB)だけでなく、超低遅延(URLLC)と多数同時接続(mMTC)も合わせもつ。速さ一辺倒ではないのだ。
次に、ローカル5Gである。これは企業や自治体が、自分の敷地に作れる専用の5G(自営網)で、工場・港湾・スタジアムなどで使われる。そして6Gは、2030年頃の商用化が見込まれる次世代(Tbps級)で、すでに研究が進んでいる。「遠い未来の空想」ではない点に注意だ。
わかりやすく言い換えると
要するに、3つの強みでイメージするとよい。
①eMBB … 大きい荷物もたくさん速く運べる(動画など)
②URLLC … ほとんど遅れずに届く(遠隔手術・自動運転向け)
③mMTC … 一度にたくさんの機器をつなげる(IoT向け)
つまり、5Gは「速さ・低遅延・多数接続の3つの強み」、ローカル5Gは「会社が自分の敷地に作る専用の5G」、6Gは「2030年頃に見込まれる次世代」。ここが試験の急所である。
試験のツボ
🔴 一番出る:5Gの3つの特性
①高速大容量(eMBB)・超低遅延(URLLC)・多数同時接続(mMTC)
②速さだけのLTEではない
🔴 次に出る:ローカル5G
①企業や自治体が自分の敷地に作れる専用の5G(自営網)
②工場・港湾・スタジアムなどで使われる
🟡 押さえると安定:6G
①2030年頃の商用化が見込まれる次世代(Tbps級)
②すでに研究が進んでいる(遠い未来の空想ではない)
よくある間違い
①「5Gはただ速いだけのLTEである」→ ✗ 5Gは高速大容量だけでなく、超低遅延・多数同時接続も合わせもつ(3つの特性)。
②「6Gは遠い未来の空想で、まだ何も進んでいない」→ ✗ 6Gは2030年頃の商用化が見込まれ、すでに研究が進んでいる。
③「ローカル5Gは、通信会社しか作れない」→ ✗ ローカル5Gは企業や自治体が自分の敷地に作れる専用の5Gである。
試験での出題パターン
実際の問題でたしかめてみよう。
オリジナル問題1(5Gの3特性)
5Gに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 5Gは高速大容量・超低遅延・多数同時接続の3つの特性をもつ移動通信である
- 5Gは画面の明るさを段階で決めるための専用の設定だとされているものなのである
- 5Gは音の大きさを段階で決めるための専用の機能だとされているものなのである
- 5Gは保存した文字を全部消す専用の命令だとされているもの
解答は 1 である。
5Gは、高速大容量・超低遅延・多数同時接続の3つの特性をもつ移動通信である。速いだけのLTEと思い込まないことが大事なのだ。
選択肢2・3・4の「明るさ」「音の大きさ」「全部消す」はどれも誤りである。
| 選択肢 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | ✓ | 3つの特性をもつ(速さだけではない) |
| 2 | ✗ | 画面の明るさの設定ではない |
| 3 | ✗ | 音の大きさの機能ではない |
| 4 | ✗ | 文字を消す命令ではない |
オリジナル問題2(ローカル5G)
ローカル5Gに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- ローカル5Gは画面を必ず点滅させる専用の設定だとされているもの
- ローカル5Gは音を必ず二重に鳴らす専用の機能だとされているものなのである
- ローカル5Gは企業や自治体が自分の敷地に作れる専用の5G(自営網)である
- ローカル5Gは保存した文字を全部消す専用の命令だとされているものなのである
解答は 3 である。
ローカル5Gは、企業や自治体が自分の敷地に作れる専用の5G(自営網)である。工場・港湾・スタジアムなどで使われるのだ。通信会社しか作れない、というのは誤りだ。
選択肢1・2・4の「点滅」「二重に鳴らす」「全部消す」はどれも誤りである。
| 選択肢 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | ✗ | 画面を点滅させる設定ではない |
| 2 | ✗ | 音を鳴らす機能ではない |
| 3 | ✓ | 企業や自治体が作れる専用の5G |
| 4 | ✗ | 文字を消す命令ではない |
オリジナル問題3(6G)
6Gに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 6Gは遠い未来の空想で、まだ研究すらまったく始まっていないものだとされている
- 6Gは2030年頃の商用化が見込まれる次世代で、すでに研究が進んでいる
- 6Gは画面を必ず点滅させるための専用の設定だとされているもの
- 6Gは音を必ず二重に鳴らすための専用の機能だとされているものなのである
解答は 2 である。
6Gは、2030年頃の商用化が見込まれる次世代で、すでに研究が進んでいる。「遠い未来の空想で何も進んでいない」というのは誤りなのだ。
選択肢1の「研究すら始まっていない」は誤りである。選択肢3・4の「点滅」「二重に鳴らす」も関係ない。
| 選択肢 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | ✗ | すでに研究が進んでいる |
| 2 | ✓ | 2030年頃の商用化見込み・研究中 |
| 3 | ✗ | 画面を点滅させる設定ではない |
| 4 | ✗ | 音を鳴らす機能ではない |
まとめ
押さえどころ
- 🔴 5Gの3つの特性 = 高速大容量(eMBB)・超低遅延(URLLC)・多数同時接続(mMTC)。速さだけではない。
- 🔴 ローカル5G = 企業や自治体が自分の敷地に作れる専用の5G(自営網)。
- 🟡 6G = 2030年頃の商用化が見込まれる次世代。すでに研究が進んでいる。
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執筆: SikakuQuest編集部