ネットワークインターフェースとは?パソコンをネットワークにつなぐための装置と規格

公開: 更新: カテゴリ: テクノロジ系

30秒で結論

ネットワークインターフェースとは(全体像)

ネットワークインターフェースは、パソコンや機器を、ネットワークにつなぐための出入口のこと。ケーブルをさす差込口(LANポート)や、電波でつなぐWi-Fiの部品が、これにあたる。

身近にたとえると、家から外の世界へ出る玄関の種類だ。ケーブルでつなぐ「有線」と、電波でつなぐ「無線」の2つの玄関がある。

押さえるのは、有線も無線も速さ(◯Gbps=1秒あたりに送れるデータ量)で世代が分かれること。数字が大きいほど速い。


詳しく:有線・無線の世代とコネクタだけ覚えれば戦える

ここが記事の心臓部。有線と無線、それぞれの世代を速さの順に並べよう。

有線イーサネット(速さの順)

規格速さ主な用途
1GbE1Gbps家庭・オフィスの標準(今も現役)
10GbE10Gbpsサーバー・高性能PC
100GbE100Gbpsデータセンター・クラウドの基盤

無線Wi-Fi(世代)

世代登場最大速度ひとこと
Wi-Fi 62019年9.6Gbps多くの端末を同時にさばける
Wi-Fi 6E2021年同上6GHz帯が増えて混雑を回避
Wi-Fi 72024年46Gbps最新。複数の電波を同時に使う

有線のヤマは10GbE。家庭用の1GbEより10倍速く、サーバーや高性能PCで使われる。無線のヤマはWi-Fi 7(2024年)で、有線並みの速さを電波で出せるようになった最新世代だ。

もう1つ、ケーブルの差込口(コネクタ)にも2種類ある。

コネクタの違い

コネクタケーブル主な用途
RJ-45銅線(Cat6など)家庭・オフィス
SFP+光ファイバサーバー・データセンター

RJ-45は身近なLANケーブルの差込口(銅線)、SFP+は光ファイバ用で、より遠く・速く送りたいサーバー向け。形も中身も別物なので、ここが取り違えやすい。

わかりやすく言い換えると

要するに、道路の太さで考えるとわかりやすい。

1GbE … 家庭の細い道(ふだんは十分)

10GbE … サーバー向けの高速道路

100GbE … データセンターの大動脈

無線のWi-Fiは「ワイヤレスの道路」で、Wi-Fi 7(2024年)が今いちばん太い。つまり、有線も無線も新しい世代ほど速い、と覚えればよい。


試験のツボ

🔴 一番出る:有線の速さと10GbE

①1GbE(家庭)→10GbE(サーバー)→100GbE(データセンター)

②数字が大きいほど速い

🔴 次に出る:Wi-Fi 7は2024年の最新

①Wi-Fi 6(2019)→6E(2021・6GHz帯追加)→Wi-Fi 7(2024)

②Wi-Fi 7は複数の電波を同時に使い、最大46Gbps

🟡 押さえると安定:コネクタの違い

①RJ-45 = 銅線(家庭・オフィス)

②SFP+ = 光ファイバ(サーバー・データセンター)


よくある間違い

「Wi-Fi 6とWi-Fi 6Eは同じもの」→ ✗  6Eは6GHz帯が追加されて混雑を避けられる版。6は2.4/5GHz帯のみで、別物。

「SFP+とRJ-45は同じ形の差込口」→ ✗  SFP+は光ファイバ用、RJ-45は銅線用。形も中身も別。

「家庭でも10GbEや100GbEが標準」→ ✗  家庭・オフィスの標準は今も1GbE。10GbE以上は主にサーバーやデータセンター。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(有線の速さ)

📝 オリジナル問題 1 有線イーサネットの速さ

有線イーサネットの速さに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 速さは1GbE・10GbE・100GbEの順に上がり、10GbEはサーバーや高性能PCで使われる
  2. 通信速度はむしろ100GbEが最も遅く、家庭で広く使われている1GbEが最も高速とされているものだ
  3. 有線イーサネットの速さはすべて1Gbpsで固定され、規格による速度差はないとされている
  4. 有線イーサネットには速さという考え方がなく、どの規格でも通信できないものとされている
ネトスパ
ネトスパ 解答・解説

解答は 1 である。

有線イーサネットは1GbE→10GbE→100GbEの順に速くなるのだ。10GbEはサーバーや高性能PCで使われるなるぞ。

選択肢2は速い遅いが逆。選択肢3の「すべて1Gbps」、選択肢4の「速さの考え方がない」も誤りである。

選択肢判定理由
11→10→100GbEの順に速い
2100GbEが最速、1GbEが最も遅い
3規格ごとに速度が違う
4速さの世代がある

オリジナル問題2(Wi-Fiの世代)

📝 オリジナル問題 2 Wi-Fiの世代

Wi-Fiの世代に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. Wi-Fi 7は最も古い世代で、最新のWi-Fi 6より遅く混雑にも弱いものとされているものだ
  2. Wi-Fi 6とWi-Fi 6Eは完全に同じもので、対応する電波の帯域にも違いはないとされている
  3. 最新世代は2024年に登場したWi-Fi 7で、複数の電波を同時に使い最大46Gbpsに達する
  4. Wi-Fiには世代という考え方がそもそもなく、どの機器でも速度はすべて同じとされている
ネトスパ
ネトスパ 解答・解説

解答は 3 である。

最新世代は2024年のWi-Fi 7で、複数の電波を同時に使い最大46Gbpsに達するのだ。Wi-Fi 6→6E→7と進化したなるぞ。

選択肢1はWi-Fi 7を古い世代とする点が誤り。選択肢2の「6と6Eは同じ」、選択肢4の「世代がない」も誤りである。

選択肢判定理由
1Wi-Fi 7が最新で最速
26Eは6GHz帯が追加された版
32024年・最大46Gbpsで正しい
4世代ごとに速度が違う

オリジナル問題3(コネクタの違い)

📝 オリジナル問題 3 コネクタの違い

ネットワークのコネクタに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. RJ-45もSFP+もまったく同じ形と中身で、用途による使い分けは一切ないものとされている
  2. RJ-45は光ファイバ専用の差込口で、家庭のLANケーブルには使えないものとされているものだ
  3. SFP+は銅線専用なので、データセンターのような遠距離・高速の通信には向かないとされる
  4. RJ-45は銅線で家庭・オフィス向け、SFP+は光ファイバでサーバーやデータセンター向けだ
ネトスパ
ネトスパ 解答・解説

解答は 4 である。

RJ-45は銅線で家庭・オフィス向け、SFP+は光ファイバでサーバーやデータセンター向けなのだ。形も中身も別物なるぞ。

選択肢1の「同じ」、選択肢2の「RJ-45が光ファイバ」、選択肢3の「SFP+が銅線」はどれも誤りである。

選択肢判定理由
1形も用途も別物
2RJ-45は銅線用
3SFP+は光ファイバ用
4RJ-45は銅線・SFP+は光で正しい

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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