ソーシャルエンジニアリングとは?対策は人的対策が中心

公開: 更新: カテゴリ: セキュリティ系

30秒で結論

ソーシャルエンジニアリングとは(全体像)

ソーシャルエンジニアリングとは、プログラムを使った技術的な攻撃ではなく、人の心理のすき(思い込みや油断、親切心など)をついて、パスワードや機密情報を聞き出す・盗み見る攻撃のことだ。

代表的な手口を見てみよう。

ここで一番のポイント。ソーシャルエンジニアリングは、技術ではなく「人」をねらう。「セキュリティの攻撃は、すべてプログラムによる技術的なものだ」と思い込むと誤りで、人の心理をつく手口も、立派な攻撃だ。


詳しく:対策は人的対策が中心

ここが心臓部。ポイントを表で押さえよう。

ソーシャルエンジニアリングのポイント

項目やさしい意味
正体人間の心理の弱点をついて情報を盗む
なりすまし電話担当者を装い、電話で聞き出す
ショルダーハッキング肩越しに、入力をのぞき見る
対策教育・意識向上などの「人的対策」が中心

ソーシャルエンジニアリングは、人をねらう攻撃だ。だから、対策も、技術だけでは足りず、「人的対策」が中心になる。具体的には、社員教育・意識向上・セキュリティのルール(ポリシー)を守ること、などだ。

ここで一番のポイント。対策は、教育や意識向上といった人的対策が中心だ。「最新の機器を入れれば、それだけで完全に防げる」と思い込むと誤りで、人がだまされない意識をもつことが欠かせない。

わかりやすく言い換えると

身近なたとえで整理しよう。

ソーシャルエンジニアリングは、「鍵をこじ開けるのではなく、住人をだまして玄関を開けさせる空き巣」のイメージ。要するに、機械ではなく人をだます。

代表的な手口は、「電話でなりすます・肩越しにのぞく・ゴミから拾う」こと。つまり、身近なところにすきがある。

人的対策は、「だまされない意識を、教育やルールで高めること」こと。つまり、人の守りを強くする。


試験のツボ

🔴 一番出る:攻撃の正体

①技術ではなく、人間の心理の弱点をつく攻撃

②人をだまして、情報を聞き出す・盗み見る

🔴 次に出る:代表的な手口

①なりすまし電話・ショルダーハッキング(肩越しののぞき見)

②ゴミ箱あさり(捨てた書類から情報を拾う)

🟡 押さえると安定:対策

①技術だけでは足りず、人的対策が中心

②教育・意識向上・ルール(ポリシー)の遵守


よくある間違い

「セキュリティの攻撃は、すべて技術的なものだ」→ ✗  ソーシャルエンジニアリングは、人の心理をついて情報を盗む。

「最新の機器を入れれば、それだけで完全に防げる」→ ✗  人がだまされない意識をもつ、人的対策が欠かせない。

「肩越しののぞき見は、攻撃には入らない」→ ✗  ショルダーハッキングは、立派なソーシャルエンジニアリングの手口。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(攻撃の正体)

📝 オリジナル問題 1 ソーシャルエンジニアリングの正体

ソーシャルエンジニアリングに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 社員の出退勤を記録して、毎月の給与を計算するためのしくみだ
  2. 取引先へ毎月の請求書を郵送する、決まった事務作業のことを指す
  3. 人間の心理の弱点をついて、情報を盗み出そうとする攻撃である
  4. 完成したシステムを宣伝して、より多く売るための広告活動である
フォクダイオウ
フォクダイオウ 解答・解説

解答は 3 である。

ソーシャルエンジニアリングは、技術ではなく、人の心理の弱点をついて情報を盗む攻撃じゃ。人をだます攻撃と心得るがよい。

選択肢1は給与計算、選択肢2は請求書の事務、選択肢4は広告ゆえ、どれも違うのじゃ。

選択肢判定理由
1給与計算のしくみではない
2請求書の事務の話
3人の心理をつく攻撃で正しい
4広告活動ではない

オリジナル問題2(代表的な手口)

📝 オリジナル問題 2 代表的な手口

ソーシャルエンジニアリングの手口に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 肩越しに入力をのぞき見る手口の、ショルダーハッキングである
  2. 社員の給与を計算するときだけ、使われるとされているものだ
  3. 取引先への請求書の枚数しだいで、決まるとされているのである
  4. システムの動きが、少しだけ速くなるとされているものである
フォクダイオウ
フォクダイオウ 解答・解説

解答は 1 である。

肩越しに入力をのぞき見る手口を、ショルダーハッキングと呼ぶのじゃ。なりすまし電話やゴミ箱あさりも手口と心得るがよい。

選択肢2の給与、選択肢3の請求書、選択肢4の「速くなる」は、いずれも違うのじゃ。

選択肢判定理由
1肩越しののぞき見で正しい
2給与計算のときだけではない
3請求書の枚数で決まるのではない
4速くなるものではない

オリジナル問題3(対策)

📝 オリジナル問題 3 ソーシャルエンジニアリングの対策

ソーシャルエンジニアリングの対策に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 社員の給与を計算するときだけ、必要だとされているものである
  2. 教育や意識向上といった、人的対策が中心になるものである
  3. 取引先への請求書を郵送するときだけ、必要だとされているのだ
  4. 最新の機器を入れれば、それだけで完全に防げるものである
フォクダイオウ
フォクダイオウ 解答・解説

解答は 2 である。

対策は、教育や意識向上などの人的対策が中心じゃ。人がだまされぬ意識をもつことが欠かせぬと心得るがよい。

選択肢1の給与、選択肢3の請求書、選択肢4の「機器だけで完全防御」は、いずれも違うのじゃ。

選択肢判定理由
1給与計算のときだけではない
2人的対策が中心で正しい
3請求書のときだけではない
4機器だけでは防げない

まとめ

押さえどころ

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執筆: SikakuQuest編集部

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