基数変換とは?変換の手順(計算例つき)

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30秒で結論

基数変換とは(全体像)

基数変換とは、ある進数を、別の進数に直すことだ。たとえば、10進数を2進数にしたり、2進数を10進数にしたり、という変換のことをいう。

コンピュータは2進数で動くが、人間は10進数で考える。だから、両者を行き来する「変換」が必要になる。やり方は向きによって変わるので、次で見ていこう。


詳しく:変換の手順(計算例つき)

ここが心臓部。2つの向きの手順を、例で見よう。

基数変換の手順

向きやり方
10進数→2進数2で割っていき、出た余りを逆順に並べる
2進数→10進数各桁に1・2・4…の重みをかけて、全部足す

10進数の13を2進数にするには、2で割り続け、余りをメモする。

ここで一番のポイント。余りは「逆順」(下から上へ)に並べる。だから、1101(10進数の13)となる。「余りを上から順に並べる」と思い込むと誤りになる。

逆に、2進数の1101を10進数にするには、各桁に重みをかけて足す。1×8 + 1×4 + 0×2 + 1×1 = 13。きちんと元に戻る。

なお、小数の部分は、整数とはやり方が違う(掛け算で求める)。整数と同じやり方だと思い込むと誤りなので、注意だ。

わかりやすく言い換えると

身近なたとえで整理しよう。

基数変換は、「同じ数を、ちがう書き方(進数)に言い換えること」のイメージ。中身の量は同じで、書き方だけ変わる。

10進数→2進数は、「2で割り続けて、出た余りを下から読む」こと。要するに、余りを逆順に並べる。

2進数→10進数は、「各桁に重み(1・2・4…)をかけて足す」こと。つまり、位ごとの値を合計する。


試験のツボ

🔴 一番出る:10進数→2進数

①2で割っていき、出た余りをメモする

②余りを「逆順」に並べる(13なら1101)

🔴 次に出る:2進数→10進数

①各桁に1・2・4…の重みをかける

②全部足す(1101なら8+4+0+1=13)

🟡 押さえると安定:小数部は別

①小数の部分は、整数とはやり方が違う

②小数部は、基数で掛けて求める


よくある間違い

「10進数→2進数では、余りを上から順に並べる」→ ✗  余りは「逆順」(下から上へ)に並べる。13なら1101。

「2進数→10進数は、各桁をそのまま足すだけだ」→ ✗  各桁に1・2・4…の重みをかけてから、足す。

「小数の部分も、整数の部分と同じやり方で変換する」→ ✗  小数の部分は、整数とはやり方が違う(掛け算で求める)。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(基数変換の正体)

📝 オリジナル問題 1 基数変換の正体

基数変換に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 社員の出退勤を記録して、毎月の給与を計算するためのしくみである
  2. 取引先へ毎月の請求書を郵送する、決まった事務作業のことを指す
  3. 完成したシステムを宣伝して、より多く売るための広告活動である
  4. ある進数を、別の進数に直すこと(10進数⇔2進数など)である
データパン
データパン 解答・解説

解答は 4 だぱん。

基数変換は、ある進数を、別の進数に直すことなんだぱん。10進数と2進数を行き来する変換だぱん。

選択肢1は給与計算、選択肢2は請求書の事務、選択肢3は広告で、どれも違うぱん。

選択肢判定理由
1給与計算のしくみではない
2請求書の事務の話
3広告活動ではない
4進数を別の進数に直すことで正しい

オリジナル問題2(10進数→2進数)

📝 オリジナル問題 2 10進数から2進数への変換

10進数を2進数にする手順として、最も適切なものはどれか。

  1. 2で割っていき、出た余りを上から順番にそのまま並べるものだ
  2. 2で割っていき、出た余りを逆順に並べる(13なら1101)
  3. 社員の給与を計算して、その金額をそのまま並べるものである
  4. 取引先へ請求書を郵送した枚数を、そのまま並べるものである
データパン
データパン 解答・解説

解答は 2 だぱん。

10進数を2進数にするには、2で割っていき、出た余りを逆順に並べるんだぱん(13なら1101)。上から順ではなく、逆順だぱん。

選択肢1の「上から順」、選択肢3の給与、選択肢4の請求書は、いずれも違うぱん。

選択肢判定理由
1余りは逆順に並べる
2割って余りを逆順で正しい
3給与計算の話ではない
4請求書の枚数ではない

オリジナル問題3(2進数→10進数)

📝 オリジナル問題 3 2進数から10進数への変換

2進数を10進数にする手順として、最も適切なものはどれか。

  1. 各桁に1・2・4…の重みをかけて、全部足す(1101なら13)
  2. 各桁を、重みをかけずにそのまま足すだけでよいとされている
  3. 社員の給与を計算して出た金額を、そのまま使うとされているものだ
  4. 取引先へ請求書を郵送した枚数を、そのまま使うとされている
データパン
データパン 解答・解説

解答は 1 だぱん。

2進数を10進数にするには、各桁に1・2・4…の重みをかけて、全部足すんだぱん(1101なら8+4+0+1=13)。

選択肢2の「重みをかけず足す」、選択肢3の給与、選択肢4の請求書は、いずれも違うぱん。

選択肢判定理由
1重みをかけて足すで正しい
2重みをかけてから足す
3給与の金額ではない
4請求書の枚数ではない

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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