2進数とは?10進数との変換と2の補数

公開: 更新: カテゴリ: テクノロジ系

30秒で結論

2進数とは(全体像)

2進数とは、0と1の、たった2つの数字だけで数を表す方法のことだ。ふだん使う数(0〜9の10個を使う「10進数」)とは、使う数字の数が違う。

なぜ2進数を使うかというと、コンピュータの中は、電気が流れている(ON=1)か、流れていない(OFF=0)かで動くから。だから、コンピュータにとっては2進数が自然なのだ。

「0と1だけでは、小さな数しか表せないのでは?」と思うかもしれないが、それは誤り。桁を増やせば、どんな大きな数でも表せる。10進数で桁を増やすのと同じだ。


詳しく:10進数との変換と2の補数

ここが心臓部。まず、10進数との変換を、例で見てみよう。

2進数のポイント

項目やさしい意味
使う数字0と1の2つだけ
10進数との変換2進数の101は、10進数の5
2の補数負の数を表す標準(全ビット反転して+1)
1の補数全ビットを反転するだけ(標準ではない)

2進数の101を10進数にするには、各桁に「位の重み」をかけて足す。右から1の位・2の位・4の位なので、1×4 + 0×2 + 1×1 = 5。つまり、2進数の101は10進数の5だ。

そして、試験でよく問われるのが、負の数の表し方。標準は2の補数だ。2の補数は、全部のビットを反転(0と1を入れ替え)して、最後に1を足すやり方。よく似たものに1の補数(全部のビットを反転するだけ)があるが、負の数の標準は2の補数。「負の数の標準は1の補数」と思い込むと誤りになる。

わかりやすく言い換えると

身近なたとえで整理しよう。

2進数は、「0と1の2種類だけで数を書くやり方」のイメージ。電気のON・OFFと相性がよいので、コンピュータが使う。

10進数との変換は、「2進数の各桁に、1・2・4…という重みをかけて足す」こと。たとえば101なら、4+0+1で5になる。

2の補数は、「負の数を表すための、決まったやり方(全部反転して1を足す)」。つまり、引き算を足し算で扱えるようにする工夫だ。


試験のツボ

🔴 一番出る:10進数との変換

①2進数の各桁に、1・2・4…の重みをかけて足す

②2進数の101は、4+0+1で10進数の5

🔴 次に出る:2の補数(負の数の標準)

①負の数の標準は2の補数

②全ビットを反転して、最後に1を足す

🟡 押さえると安定:2進数の正体

①0と1の2つだけで数を表す

②コンピュータの中(電気のON・OFF)で使う


よくある間違い

「負の数を表す標準は、1の補数だ」→ ✗  負の数の標準は2の補数(全ビット反転して+1)。1の補数は反転するだけ。

「2進数は、0と1だけなので、小さな数しか表せない」→ ✗  桁を増やせば、どんな大きな数でも表せる。

「コンピュータの中は、10進数で動いている」→ ✗  コンピュータの中は、電気のON・OFF(0と1)なので、2進数で動く。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(2進数の正体)

📝 オリジナル問題 1 2進数の正体

2進数に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 社員の出退勤を記録して、毎月の給与を計算するためのしくみである
  2. 取引先へ毎月の請求書を郵送する、決まった事務作業のことを指す
  3. 完成したシステムを宣伝して、より多く売るための広告活動である
  4. 0と1という2つの数字だけを使って数を表す方法のことなのである
データパン
データパン 解答・解説

解答は 4 だぱん。

2進数は、0と1の2つの数字だけで数を表す方法なんだぱん。コンピュータの中は電気のON・OFFだから、2進数で動くんだぱん。

選択肢1は給与計算、選択肢2は請求書の事務、選択肢3は広告で、どれも違うぱん。

選択肢判定理由
1給与計算のしくみではない
2請求書の事務の話
3広告活動ではない
40と1で数を表す方法で正しい

オリジナル問題2(10進数との変換)

📝 オリジナル問題 2 2進数から10進数への変換

2進数の101を10進数にした値として、最も適切なものはどれか。

  1. 各桁に1・2・4の重みをかけて足すと、10進数の5になるのだ
  2. 各桁をそのまま並べると、10進数の101になるとされている
  3. 各桁をすべて足すと、必ず10進数の2になるとされているものだ
  4. 社員の給与を計算すると、10進数の100になるとされているものだ
データパン
データパン 解答・解説

解答は 1 だぱん。

2進数の101は、各桁に1・2・4の重みをかけて足すと、10進数の5になるんだぱん(4+0+1=5)。

選択肢2の「そのまま101」、選択肢3の「必ず2」、選択肢4の給与計算は、いずれも違うぱん。

選択肢判定理由
14+0+1で5になるで正しい
2そのまま101にはならない
3必ず2にはならない
4給与計算の話ではない

オリジナル問題3(2の補数)

📝 オリジナル問題 3 負の数の標準

2進数で負の数を表す標準として、最も適切なものはどれか。

  1. 社員の給与を計算する方法で、負の数を表すとされているものだ
  2. 全ビットを反転するだけの、1の補数が標準だとされているものだ
  3. 全ビットを反転して1を足す、2の補数が標準とされているものだ
  4. 取引先へ請求書を郵送する方法で、負の数を表すとされている
データパン
データパン 解答・解説

解答は 3 だぱん。

負の数を表す標準は、全ビットを反転して1を足す、2の補数なんだぱん。1の補数(反転するだけ)とまちがえないようにするといいぱん。

選択肢1の給与計算、選択肢2の「1の補数が標準」、選択肢4の請求書は、いずれも違うぱん。

選択肢判定理由
1給与計算の方法ではない
21の補数は標準ではない
32の補数が標準で正しい
4請求書の方法ではない

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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