BPR・BPMとは?BPRとBPM、そしてRPA

公開: 更新: カテゴリ: ストラテジ系

30秒で結論

BPR・BPMとは(全体像)

会社の「仕事の進め方(業務プロセス)」をよくする取り組みには、大きく2つの考え方がある。

BPR(Business Process Reengineering、業務プロセス再構築)は、今の仕事のやり方を根本から見直して、大きく効率化する「一度の大改革」のこと。小さな手直しではなく、流れそのものを作り変えるイメージだ。

BPM(Business Process Management、業務プロセス管理)は、改革したあとの仕事の進め方を、続けて改善・管理していく「ずっと続く活動」のこと。

つまり、BPRでガラッと変え、BPMでそれを保ちながら少しずつ良くしていく——この役割分担が、試験の中心になる。


詳しく:BPRとBPM、そしてRPA

ここが心臓部。BPRとBPMの違いを表で押さえよう。

BPRとBPMの違い

言葉正式名(意味)中身進め方
BPR業務プロセス再構築仕事の流れを根本から作り変える一度の大改革
BPM業務プロセス管理改革後の流れを保ち、改善するずっと続く活動

ここで大事なところを2つ見ておこう。

ひとつめ。BPRは「小さな改善」ではなく「抜本的な大改革」。一部を少し直すのではなく、流れ全体を見直す点が特徴だ。

ふたつめ。BPRとBPMはセット。BPRで作り変えただけで終わりにせず、BPMで続けて管理することで、効果が長持ちする。

なお、近年はRPA(Robotic Process Automation)も大事。これは、パソコン上のくり返し作業(決まった入力やコピーなど)を、ソフトに自動でやらせるしくみのこと。BPRやBPMで見直した業務に、RPAを組み合わせて自動化を進める、という流れが主流だ。

わかりやすく言い換えると

身近なたとえで整理しよう。

BPRとBPMは、「部屋の大模様替え」と「そのあとの片づけの習慣化」の関係に近い。BPRで家具の配置をガラッと変え(大改革)、BPMで散らからないよう毎日整える(継続管理)。要するに、一度の作り変えと、続ける手入れ、という役割の違いだ。

BPRが「小さな改善」ではない、というのは、模様替えは机を少しずらすことではないのと同じ。つまり、部屋全体を作り変えるくらいの見直しを指す。

RPAは、毎回同じ作業を代わりにやってくれる自動の係のイメージ。決まった入力やコピー貼りつけを任せられる、と覚えておこう。


試験のツボ

🔴 一番出る:BPRとBPMの違い

①BPR=仕事の流れを根本から作り変える一度の大改革

②BPM=改革後の流れを保ち、続けて改善する活動

🔴 次に出る:BPRは抜本的な改革

①小さな手直しではなく、流れ全体を見直す

②BPRで変え、BPMで保つ(セットで効果が長持ち)

🟡 押さえると安定:RPAとの関係

①RPA=パソコン上のくり返し作業を自動化するしくみ

②見直した業務にRPAを組み合わせて自動化を進める


よくある間違い

「BPRとBPMは、まったく同じものだ」→ ✗  BPRは一度の大改革、BPMはその後の継続管理。役割が違う。

「BPRは、業務を少しだけ手直しする小規模な改善のことだ」→ ✗  BPRは、流れを根本から作り変える抜本的な大改革。小さな手直しではない。

「RPAとは、社員を集めて行う会議のことだ」→ ✗  RPAは、パソコン上のくり返し作業をソフトに自動でやらせるしくみ。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(BPRとは)

📝 オリジナル問題 1 BPRの意味

BPRに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 仕事の進め方を根本から見直して、大きく効率化する一度の大改革のことである
  2. 完成した製品を箱につめて、店まで運ぶ配送の段取りを決める作業のことである
  3. 社員の出退勤の時刻を毎日記録して、給与を計算するためのしくみのことである
  4. 取引先に毎月の請求書を郵送する、決まった事務作業のことだけを指している
ストフクロ
ストフクロ 解答・解説

解答は 1 だよ。

BPRは、仕事の進め方を根本から見直して、大きく効率化する一度の大改革だよ。小さな手直しではなく、流れそのものを作り変えるんだ。

選択肢2は配送の段取り、選択肢3は勤怠と給与、選択肢4は請求書の事務で、どれも違うよ。

選択肢判定理由
1根本から見直す一度の大改革で正しい
2配送の段取りの話
3勤怠・給与のしくみの話
4請求書の事務の話

オリジナル問題2(BPRとBPMの違い)

📝 オリジナル問題 2 BPRとBPMの違い

BPRとBPMの違いに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. BPRは続けて改善する活動、BPMは一度きりの大改革のことを指す言葉である
  2. BPRもBPMも、社員の給与を計算することだけを目的にしたしくみのことである
  3. BPRもBPMも同じ意味で、呼び名が2つあるだけで中身に違いはないとされている
  4. BPRは一度の大改革、BPMはその成果を続けて改善・管理する活動のことである
ストフクロ
ストフクロ 解答・解説

解答は 4 だよ。

BPRは一度の大改革、BPMはその成果を続けて改善・管理する活動だよ。「BPRで変え、BPMで保つ」と覚えてね。

選択肢1はBPRとBPMが逆、選択肢2は給与計算、選択肢3は「違いはない」が誤りだよ。

選択肢判定理由
1BPRとBPMの説明が逆
2給与計算のしくみではない
3両者には違いがある
4BPRは大改革・BPMは継続管理で正しい

オリジナル問題3(RPA)

📝 オリジナル問題 3 RPAの意味

RPAに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 会社の決算の書類を作り、1年間の利益や税金を計算する手続きのことである
  2. お客さんに直接会って商品を売り込む、対面の営業活動のことを指している
  3. パソコン上のくり返し作業を、ソフトに自動でやらせるしくみのことである
  4. 社員を一か所に集めて、これからの方針を話し合う会議のことを指している
ストフクロ
ストフクロ 解答・解説

解答は 3 だよ。

RPAは、パソコン上のくり返し作業(決まった入力やコピーなど)を、ソフトに自動でやらせるしくみだよ。見直した業務と組み合わせて自動化を進めるんだ。

選択肢1は決算の手続き、選択肢2は対面営業、選択肢4は会議で、どれも違うよ。

選択肢判定理由
1決算の手続きの話
2対面営業の話
3くり返し作業の自動化で正しい
4会議のことではない

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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