国民年金とは?20歳以上60歳未満のすべての人が入る公的年金の土台(基礎年金・1階部分)

公開: 更新: カテゴリ: ライフプランニング

30秒で結論

国民年金とは(全体像)

国民年金は、日本に住む20歳以上60歳未満のすべての人が入る公的年金。希望者だけが入る任意加入ではなく、全員が入る強制加入で、みんなに共通する「基礎年金」の土台になる。これが年金制度の1階部分で、会社員・公務員はこの上に厚生年金(2階)が乗る二階建てになっている。

押さえるのは、加入者(被保険者)が働き方で3つに分かれること。


詳しく:この表だけ覚えれば戦える

ここが記事の心臓部。国民年金の中身は、次の表に全部つまっている。

国民年金の全体像

項目内容
加入20歳以上60歳未満は強制加入(全員)
位置づけ公的年金の1階部分(基礎年金)
上乗せ被用者は厚生年金(2階)にも加入
給付老齢・障害・遺族の基礎年金

加入者は働き方で3区分。ここが一番問われる。

被保険者の3区分

区分該当する人保険料
第1号自営業者・学生・無職など自分で納める
第2号会社員・公務員などの被用者給与天引き(厚生年金にも加入)
第3号第2号に扶養される配偶者負担なし

第3号被保険者が自分で保険料を負担しない点は、試験でよく狙われる。つまり、保険料を直接納めるのは第1号と第2号で、第3号は別という整理。第2号に扶養される配偶者という条件もセットで押さえる。

給付は老後だけではない。老齢基礎年金(老後)に加え、障害を負ったときの障害基礎年金、亡くなったときに遺族へ出る遺族基礎年金の3種類がある。

わかりやすく言い換えると

要するに、むずかしく考えず、こう覚えるとラク。

国民年金は「20歳から60歳になるまで、みんなが入る年金の土台」。働き方で3タイプに分かれる。

第1号 … 自営業や学生など、自分で保険料を納める人

第2号 … 会社員・公務員。厚生年金にも入っている人

第3号 … 第2号に養われている配偶者。自分では保険料を払わない人


試験のツボ

🔴 一番出る:被保険者の3区分

①第1号 = 自営業者・学生など(自分で納付)

②第2号 = 会社員・公務員などの被用者

③第3号 = 第2号に扶養される配偶者

🔴 次に出る:第3号は保険料の負担なし

①第3号=第2号に扶養される配偶者

②自分では保険料を払わない(ここが狙われる)

🟡 押さえると安定:加入と給付

①20歳以上60歳未満は全員が強制加入(任意加入ではない)

②給付は老齢・障害・遺族の3つの基礎年金(老後だけではない)


よくある間違い

「国民年金は希望した人だけが入る任意加入」→ ✗  20歳以上60歳未満は全員が強制加入。

「第3号被保険者も自分で保険料を負担する」→ ✗  第3号(第2号に扶養される配偶者)は負担なし。

「国民年金から出るのは老齢基礎年金だけ」→ ✗  老齢のほか、障害基礎年金・遺族基礎年金もある。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(被保険者区分)

📝 オリジナル問題 1 被保険者区分

国民年金の被保険者区分に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 第1号被保険者は、会社員や公務員などの被用者がこれに該当するものとされている
  2. 第3号被保険者は、第2号に扶養されている配偶者がこれに該当するものとされている
  3. 第2号被保険者は、自営業を営む人や学生・無職の人がこれに該当するものとされている
  4. 第3号被保険者は、自営業を営む世帯主本人がこれに該当するものとされている
プランリス
プランリス 解答・解説

解答は 2 だっ。

わかりやすく言い換えると、第3号は「勤め人(第2号)に養われている配偶者」だっ。第1号は自営業者や学生、第2号は会社員・公務員だから、選択肢1・3・4は区分が入れ替わっているよっ。「第1号=自分で稼ぐ・第2号=勤め人・第3号=その配偶者」で押さえてねっ!

選択肢判定理由
1会社員や公務員などの被用者は第2号である
2第2号に扶養される配偶者で正しい
3自営業者や学生・無職の人は第1号である
4自営業を営む世帯主本人は第1号である

オリジナル問題2(保険料の負担)

📝 オリジナル問題 2 保険料の負担

国民年金の保険料に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 第1号被保険者は、保険料を自分で納める必要はとくにないものとされている
  2. 第2号被保険者は、保険料を毎月現金で市区町村へ持参して納めるものとされている
  3. すべての被保険者が、毎月同じ額の保険料を自分で直接納めるものとされている
  4. 第3号被保険者は、自分では国民年金の保険料を負担しないものとされている
マネケンジャ
マネケンジャ 解答・解説

解答は 4 である。

つまり、第3号被保険者(第2号に扶養される配偶者)は、自分では保険料を負担しない。第1号は自分で納め、第2号は給与天引きで納める。「第3号だけ負担なし」が狙われる論点である。

選択肢判定理由
1第1号は自分で保険料を納める
2第2号は給与天引きで納める
3納め方は区分で異なり一律ではない
4第3号は自分では負担しないで正しい

オリジナル問題3(給付)

📝 オリジナル問題 3 給付

国民年金の給付に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 国民年金からは、老齢・障害・遺族の各基礎年金が支給されるものとされている
  2. 国民年金から支給される基礎年金は、老齢基礎年金のみに限られるものとされている
  3. 国民年金から支給される基礎年金は、障害基礎年金のみに限られるものとされている
  4. 国民年金からは、公的な年金の給付は一切行われないものとされている
インスキメ
インスキメ 解答・解説

解答は 1 だよ。

要するに、国民年金の給付は老後だけじゃないんだ。老齢基礎年金のほかに、障害を負ったときの障害基礎年金、亡くなったときの遺族基礎年金もあるよ。「老・障・遺の3つ」で押さえてね。

選択肢判定理由
1老齢・障害・遺族の各基礎年金が支給されるで正しい
2老齢のみではなく障害・遺族もある
3障害のみではなく老齢・遺族もある
4給付が一切行われないわけではない

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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