住宅取得総費用とは?諸費用の中身と総額の考え方

公開: 更新: カテゴリ: ライフプランニング

30秒で結論

住宅取得総費用とは(全体像)

家を買うとき、物件価格(本体価格)だけを見ていると、お金が足りなくなる。実際には、物件価格のほかに諸費用がかかるからだ。

住宅取得総費用 = 物件価格 + 諸費用

この諸費用は、だいたい物件価格の5〜10%が目安。たとえば4,000万円の物件なら、諸費用はおよそ200〜400万円になる。

しかも諸費用は、現金で用意することが多い。住宅ローンは物件価格を中心に借りるので、諸費用のぶんは自己資金から出すつもりで計画する、と押さえるとよい。


詳しく:諸費用の中身と総額の考え方

ここが記事の心臓部。総費用の考え方と、諸費用の代表例を押さえる。

住宅取得総費用の中身

区分内容
物件価格土地・建物そのものの価格(本体価格)
諸費用物件価格の5〜10%が目安(下に代表例)

諸費用には、次のようなものがある。

諸費用の代表例

諸費用内容
登記費用登録免許税や司法書士への報酬
不動産取得税不動産を取得したときにかかる税
仲介手数料不動産会社に払う手数料
その他印紙税・ローン手数料・火災保険料・引越費用など

たとえば4,000万円の物件なら、諸費用が5〜10%で200〜400万円。総費用は4,200〜4,400万円ほどになる。この総額を、自己資金(頭金)+住宅ローンでまかなう。

わかりやすく言い換えると

要するに、家を買うお金は「物件価格+おまけの諸費用」。

つまり、諸費用は物件価格の5〜10%が目安。物件価格だけで予算を組むと足りなくなる、と覚える。

総費用 … 物件価格 + 諸費用

諸費用の目安 … 物件価格の5〜10%

中身 … 登記費用・不動産取得税・仲介手数料など


試験のツボ

🔴 一番出る:諸費用の目安

①諸費用は物件価格の5〜10%

②総費用 = 物件価格 + 諸費用

🔴 次に出る:諸費用の中身

①登記費用・不動産取得税・仲介手数料など

②印紙税・ローン手数料・火災保険料・引越費用も含む

🟡 押さえると安定:資金計画

①総額を自己資金(頭金)+住宅ローンでまかなう


よくある間違い

「家を買う費用は物件価格だけ」→ ✗  物件価格に加えて、5〜10%ほどの諸費用がかかる。

「諸費用は物件価格の30%くらいかかる」→ ✗  目安は5〜10%。30%は大きすぎる。

「諸費用も全額そのまま住宅ローンで借りればよい」→ ✗  諸費用は現金で用意することが多い。資金計画に入れておく。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(諸費用の目安)

📝 オリジナル問題 1 諸費用の目安

住宅取得にかかる諸費用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 住宅取得にかかる諸費用は、物件価格のおおむね30〜50%が目安とされている
  2. 住宅取得にかかる諸費用は、物件価格のおおむね5〜10%程度が一つの目安になる
  3. 住宅取得にかかる費用は物件価格だけで、それ以外の費用はかからないものとされている
  4. 住宅取得にかかる諸費用は、物件価格に関係なく一律10万円に固定されているものとされる
インスキメ
インスキメ 解答・解説

解答は 2 だよ。

住宅取得にかかる諸費用は、物件価格のおおむね5〜10%が目安。たとえば4,000万円の物件なら、諸費用はおよそ200〜400万円になるよ。

選択肢1の「30〜50%」、選択肢3の「物件価格だけ」、選択肢4の「一律10万円」はどれも誤りだよ。

選択肢判定理由
130〜50%は大きすぎる
25〜10%が目安で正しい
3物件価格以外に諸費用がかかる
4物件価格に応じて変わる

オリジナル問題2(諸費用の中身)

📝 オリジナル問題 2 諸費用の中身

住宅取得の諸費用に含まれるものに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 諸費用に含まれるのは引越費用だけで、税金や手数料はいっさい含まれないものとされている
  2. 諸費用は物件価格に最初から含まれていて、別に用意する必要はないものとされている
  3. 諸費用には登記費用や不動産取得税、仲介手数料、印紙税などが幅広く含まれている
  4. 諸費用に含まれるのは火災保険料だけで、登記の費用は含まれないものとされている
プランリス
プランリス 解答・解説

解答は 3 だっ。

諸費用には、登記費用・不動産取得税・仲介手数料などが含まれるよっ。ほかにも印紙税・ローン手数料・火災保険料・引越費用などが入るんだっ。

選択肢1の「引越費用だけ」、選択肢2の「物件価格に含まれている」、選択肢4の「火災保険料だけ」は、どれも誤りだよっ。

選択肢判定理由
1税金や手数料も含まれる
2別に用意する費用である
3登記費用・不動産取得税・仲介手数料などで正しい
4登記費用なども含まれる

オリジナル問題3(総費用の考え方)

📝 オリジナル問題 3 総費用の計算

4,000万円の物件を諸費用5〜10%で買うときの考え方として、正しいものはどれか。

  1. 諸費用はおよそ200〜400万円で、総費用は4,200〜4,400万円ほどになる
  2. 諸費用はおよそ1,000万円で、総費用は5,000万円ほどになるものとされている
  3. 諸費用はかからず、総費用は物件価格と同じ4,000万円のままとされている
  4. 諸費用はおよそ20万円で、総費用は4,020万円ほどになるものとされている
マネケンジャ
マネケンジャ 解答・解説

解答は 1 である。

4,000万円の物件で諸費用が5〜10%なら、諸費用はおよそ200〜400万円。総費用は4,200〜4,400万円ほどになる。物件価格に諸費用を上乗せして資金を計画するのが大切である。

選択肢2の「1,000万円」、選択肢3の「諸費用ゼロ」、選択肢4の「20万円」は、いずれも誤りである。

選択肢判定理由
1諸費用200〜400万円・総費用4,200〜4,400万円で正しい
21,000万円は多すぎる
3諸費用はかかる
420万円は少なすぎる

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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