定額減税(2024年)とは?減税額の内訳と対象

公開: 更新: カテゴリ: タックスプランニング

30秒で結論

定額減税とは(全体像)

定額減税は、物価高への対応として2024年に行われた減税。所得に応じて率で引く(累進)のではなく、人数に応じて決まった額(定額)を税から引いたのが特徴。

押さえるのは、1人あたり4万円という金額(内訳は所得税3万円・住民税1万円)と、本人+同一生計配偶者+扶養親族の人数分を受けられること。なお、これは2024年限りの措置なので、受験する年度ではすでに終わっていることもある。出題の有無は受験年度で確認しておこう。ここがFP2級で問われやすい。


詳しく:減税額の内訳と対象

ここが記事の心臓部。まず、1人あたりの減税額。

定額減税の金額(1人あたり)

税の種類減税額
所得税3万円
住民税1万円
合計4万円

この4万円を、本人だけでなく家族の人数分受けられる。

人数の数え方と対象外

項目内容
数える人本人+同一生計配偶者+扶養親族
計算例夫婦+子2人=4人 → 4万円×4=16万円
対象外合計所得1,805万円超(給与収入2,000万円超)の高所得者

ポイントは、「率」ではなく「人数×定額」で決まること。家族が多いほど減税額が大きくなる一方で、所得が一定を超える人(合計所得1,805万円超)は対象から外れる。

なお、定額減税は2024年限りの特別な措置。金額や要件をそのまま将来に当てはめないよう、受験する年度の最新の内容を確認しておこう。

わかりやすく言い換えると

つまり、「家族ひとりにつき4万円(所得税3万+住民税1万)を税からまとめて値引き。ただしお金持ちは対象外」とイメージするとラク。

要するに、定額減税は、所得の率で決まるのではなく、人数×定額で決まる。1人あたり所得税3万円・住民税1万円の計4万円で、本人・同一生計配偶者・扶養親族の人数分を引いた。ただし、合計所得1,805万円超(給与収入2,000万円超)の高所得者は対象外、と押さえておこう。


試験のツボ

🔴 一番出る:1人4万円の内訳

①所得税3万円+住民税1万円=合計4万円

②所得の率ではなく人数×定額で決まる

🔴 次に出る:人数の数え方

①本人+同一生計配偶者+扶養親族の人数分

②夫婦+子2人なら4人分で16万円

🟡 押さえると安定:対象外

①合計所得1,805万円超(給与収入2,000万円超)は対象外

②2024年限りの特別な措置


よくある間違い

「定額減税は所得の率で計算する」→ ✗  率ではなく、1人あたり4万円の定額(人数×4万円)。

「本人の分しか受けられない」→ ✗  同一生計配偶者や扶養親族の人数分も受けられる。

「所得がいくら高くても全員が受けられる」→ ✗  合計所得1,805万円超(給与収入2,000万円超)は対象外。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(減税額の内訳)

📝 オリジナル問題 1 定額減税の金額の内訳

2024年の定額減税の金額に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 定額減税は所得税のみが対象で、1人あたり所得税4万円が引かれるものとされている
  2. 定額減税は住民税のみが対象で、1人あたり住民税4万円が引かれるものとされている
  3. 定額減税は1人あたり所得税3万円と住民税1万円で、合計4万円が税から引かれる
  4. 定額減税は1人あたり所得税1万円と住民税3万円で、合計4万円が税から引かれる
タクフェア
タクフェア 解答・解説

解答は 3 です。

定額減税は、1人あたり所得税3万円住民税1万円で、合計4万円が税から引かれるのよ。内訳は「所得税3・住民税1」で覚えてね。

選択肢1は「所得税のみ4万円」、選択肢2は「住民税のみ4万円」、選択肢4は「所得税1万・住民税3万」で、いずれも誤りなのよ。

選択肢判定理由
1所得税3万・住民税1万の2本立て
2住民税だけではない
3所得税3万・住民税1万・計4万円で正しい
4内訳が逆(所得税3・住民税1)

オリジナル問題2(人数の数え方)

📝 オリジナル問題 2 定額減税の対象人数

2024年の定額減税の対象人数に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 定額減税は本人の分のみが対象で、配偶者や扶養親族の人数はいっさい数えないものとされている
  2. 定額減税は扶養親族の分のみが対象で、本人や配偶者の分は数えないものとされている
  3. 定額減税は同居している親族の人数とは無関係に、世帯あたり一律4万円とされている
  4. 定額減税は本人・同一生計配偶者・扶養親族の人数分が対象で、4人なら合計16万円になる
タクフェア
タクフェア 解答・解説

解答は 4 です。

定額減税は、本人・同一生計配偶者・扶養親族の人数分が対象なのよ。夫婦と子2人の4人なら、4万円×4=16万円なのね。

選択肢1は「本人のみ」、選択肢2は「扶養親族のみ」、選択肢3は「世帯一律4万円」で、いずれも誤りなのよ。

選択肢判定理由
1配偶者・扶養親族も数える
2本人や配偶者も数える
3人数×4万円で世帯一律ではない
4人数分が対象で4人なら16万円で正しい

オリジナル問題3(対象外となる人)

📝 オリジナル問題 3 定額減税の対象外

2024年の定額減税の対象外に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 定額減税は所得の大小にいっさい関係なく、すべての人が必ず受けられるものとされている
  2. 定額減税は、合計所得1,805万円超(給与収入2,000万円超)の高所得者は対象外となる
  3. 定額減税は、合計所得が500万円を超えた時点で、扶養の有無をいっさい問わず対象外になるとされる
  4. 定額減税は、扶養親族が1人でもいる人は、本人の所得に関係なく対象外になるとされる
タクフェア
タクフェア 解答・解説

解答は 2 です。

定額減税は、合計所得1,805万円超(給与収入2,000万円超)の高所得者は対象外なのよ。家族が多くても、所得が高すぎると受けられないのね。

選択肢1は「全員必ず」、選択肢3は「500万円超で対象外」、選択肢4は「扶養がいると対象外」で、いずれも誤りなのよ。

選択肢判定理由
1高所得者は対象外
2合計所得1,805万円超は対象外で正しい
3境は1,805万円(給与2,000万円)
4扶養の有無で対象外にはならない

まとめ

押さえどころ

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執筆: SikakuQuest編集部

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