総合ライフプラン分析とは(全体像)
総合ライフプラン分析は、相談者の家計や人生設計をまるごと見て、よりよい形を一緒に考えること。保険だけ、投資だけ、と部分に偏らず、全体のバランスをとる。
押さえるのは2点。進める流れ(診断→予測→抽出→対策)と、複数の分野を横断的に見る視点。ここがFP2級でよく問われる。
詳しく:分析の流れと総合の視点
ここが記事の心臓部。分析の流れを表で押さえる。
総合ライフプラン分析の流れ
| 順番 | 内容 |
|---|---|
| ①現状診断 | 収入・支出・資産・負債など家計の今をつかむ |
| ②将来予測 | このままだと将来どうなるかを見通す |
| ③問題の抽出 | 不足やリスクなど、解決すべき点を見つける |
| ④対策の提案 | 保険・運用・税・不動産・相続などで対策を示す |
ポイントは、現状を診断してから将来を予測し、問題を見つけて対策を出すという順番。いきなり商品をすすめるのではなく、まず全体をつかむ。
そして総合の視点。FPは保険・運用・税金・不動産・相続といった複数の分野を横断的に見て、全体としていちばんよい形を考える。たとえば保険を減らして投資に回す、相続も見すえて不動産を整理するなど、分野をまたいだ提案をする。実務の進め方は状況で変わるので、受験する年度の最新の内容もあわせて確認しておこう。
わかりやすく言い換えると
つまり、「家計を診断→将来を予測→問題を見つけて→対策を出す。しかも分野をまたいで総合的に」とイメージするとラク。
要するに、流れは診断→予測→抽出→対策、視点は複数分野の横断、と押さえておこう。
試験のツボ
🔴 一番出る:分析の流れ
①現状診断→将来予測→問題の抽出→対策の提案
②いきなり商品をすすめず、まず全体をつかむ
🔴 次に出る:総合の視点
①保険・運用・税・不動産・相続を横断的に見る
②分野をまたいで全体のバランスを考える
🟡 押さえると安定:FP実務の姿勢
①一つの論点だけで判断しない
②相談者の人生設計をまるごと見る
よくある間違い
①「総合ライフプラン分析は保険の見直しだけを行う」→ ✗ 保険・運用・税・不動産・相続などを横断的に見る。
②「いきなり対策の提案から始める」→ ✗ まず現状診断から始め、予測・抽出を経て対策を出す。
③「一つの論点だけで結論を出せばよい」→ ✗ 複数の分野をまたいで総合的に考える。
試験での出題パターン
実際の問題でたしかめてみよう。
オリジナル問題1(分析の流れ)
総合ライフプラン分析の流れに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- いきなり対策の提案から始め、現状の診断はいっさい行わないものと決められている
- 現状診断→将来予測→問題の抽出→対策の提案という流れで総合的に分析するものだ
- 将来予測だけを行い、現状の診断や対策の提案はしないものと決められている
- 分析は、問題の抽出をいっさいせずに対策だけを出すものと決められているのである
解答は 2 である。
総合ライフプラン分析は、現状診断→将来予測→問題の抽出→対策の提案という流れで進める。まず全体をつかんでから対策を出すのじゃ。
選択肢1の「対策から始める」、選択肢3の「予測だけ」、選択肢4の「抽出をしない」は、いずれも誤りじゃ。
| 選択肢 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | ✗ | まず現状診断から始める |
| 2 | ✓ | 診断→予測→抽出→対策で正しい |
| 3 | ✗ | 診断や対策も行う |
| 4 | ✗ | 問題の抽出も行う |
オリジナル問題2(総合の視点)
総合ライフプラン分析の視点に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 分析は、保険の見直しだけに限って行うものと決められているものとされる
- 分析は、投資の銘柄選びだけを行うものと決められているものとされている
- 分析は、一つの分野だけを深く見れば十分だと決められているものとされる
- 保険・運用・税・不動産・相続などを横断的に見て全体のバランスで考える
解答は 4 である。
FPは、保険・運用・税・不動産・相続などを横断的に見て、全体としていちばんよい形を考える。分野をまたいで考えるのが核心じゃぞ。
選択肢1の「保険だけ」、選択肢2の「銘柄選びだけ」、選択肢3の「一つの分野だけ」は、いずれも誤りじゃ。
| 選択肢 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | ✗ | 複数の分野を横断的に見る |
| 2 | ✗ | 銘柄選びだけではない |
| 3 | ✗ | 複数分野を総合的に見る |
| 4 | ✓ | 複数分野を横断し全体で考えるで正しい |
オリジナル問題3(FP実務の姿勢)
総合ライフプラン分析の姿勢に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 相談者の人生設計をまるごと見て、複数の分野を総合的に考える姿勢が大切である
- 相談者の話を聞かず、決まった商品だけをすすめればよいものとされているのである
- 一つの論点だけで結論を出し、全体のバランスは考えないものと決められている
- 現状や将来をいっさい見ずに、その場の思いつきで提案すればよいものとされる
解答は 1 である。
相談者の人生設計をまるごと見て、複数の分野を総合的に考える姿勢が大切じゃ。部分だけで答えを出さないのがFP実務の基本じゃぞ。
選択肢2の「商品だけすすめる」、選択肢3の「一つの論点だけ」、選択肢4の「思いつきで」は、いずれも誤りじゃ。
| 選択肢 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | ✓ | 人生設計をまるごと総合的に見るで正しい |
| 2 | ✗ | まず相談者の状況を見る |
| 3 | ✗ | 全体のバランスを考える |
| 4 | ✗ | 現状診断や将来予測を行う |
まとめ
押さえどころ
- 🔴 流れは現状診断→将来予測→問題の抽出→対策の提案。まず全体をつかむ。
- 🔴 保険・運用・税・不動産・相続を横断的に見る。分野をまたいで全体最適を考える。
- 🟡 一つの論点だけで判断せず、相談者の人生設計をまるごと見るのがFP実務の姿勢。
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執筆: SikakuQuest編集部