将来のFPトピック(新領域)とは?新領域とお金のしくみ

公開: 更新: カテゴリ: 法改正時事

30秒で結論

将来のFPトピックとは(全体像)

お金や資産の世界は、技術の進歩でどんどん広がっている。FPも、昔からの分野だけでなく、新しい領域に対応していくことが求められる。

代表的な新領域は4つ。

つまり、FPはこうした新領域にも目を向けて対応していく、というのが全体像。


詳しく:新領域とお金のしくみを押さえる

ここが記事の心臓部。将来のFPトピックで問われやすいのは、新領域の広がりと、暗号資産の税・ロボアドバイザー

将来のFPトピック(新領域)

領域ポイント
AI生成AI・ロボアドバイザー(自動で資産配分を提案・運用)
暗号資産取引の利益は原則として雑所得・総合課税
NFTデジタル資産。相続・財産評価の論点
メタバース仮想空間での取引

まずAIロボアドバイザーは、AIなどが質問への答えをもとに、自動で資産配分の提案や運用をしてくれるサービス。FPの相談業務とも関わってくる。

次に暗号資産。ビットコインなどの取引で得た利益は、原則として雑所得となり、ほかの所得と合算して課税される総合課税の対象になる(税率は所得が多いほど高くなる)。

NFTは、デジタルなデータに価値をつけた資産で、相続や財産評価でも新しい論点になる。メタバースは仮想空間での取引が広がる分野。

なお、新領域の制度や税制は変わりやすいので、受験する年度の最新の内容を確認しておくと安心材料になる。

わかりやすく言い換えると

むずかしく考えず、こうイメージするとラク。

要するに、FPは「AI・暗号資産・NFT・メタバースといった新しい分野にも対応する時代」。つまり、昔の知識だけでは足りなくなっていく。

試験で押さえやすいのは「暗号資産のもうけは雑所得(総合課税)」と「ロボアドバイザーはAIが自動で運用提案」、と覚える。


試験のツボ

🔴 一番出る:新領域への対応

①AI・暗号資産・NFT・メタバースなどが新領域

②FPもこれらに対応していくことが求められる

🔴 次に出る:暗号資産の税

①取引で得た利益は原則として雑所得

②ほかの所得と合算する総合課税の対象

🟡 押さえると安定:ロボアドバイザー

AIなどが自動で資産配分の提案や運用をするサービス。


よくある間違い

「FPに新領域は関係ない」→ ✗  AI・暗号資産・NFTなどの新領域にも対応していく。

「暗号資産の利益は非課税」→ ✗  原則として雑所得となり、総合課税の対象になる。

「ロボアドバイザーは手作業で運用を決めるしくみ」→ ✗  AIなどが自動で資産配分の提案や運用を行う。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(新領域への対応)

📝 オリジナル問題 1 新領域への対応

将来のFPトピックに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. FPは昔からある分野だけを扱えばよく、AIや暗号資産などの新領域は関係ないとされている
  2. FPの新領域への対応は法律で禁止されており、AIや暗号資産には触れられないとされている
  3. FPはAI・暗号資産・NFT・メタバースなどの新領域にも対応していくことが求められる
  4. FPの新領域は暗号資産だけで、AIやNFTやメタバースは含まれないとされている
マネケンジャ
マネケンジャ 解答・解説

解答は 3 である。

FPは、AI・暗号資産・NFT・メタバースなどの新しい領域にも対応していくことが求められる。

選択肢1の「関係ない」、選択肢2の「法律で禁止」は誤り。選択肢4の「暗号資産だけ」も誤りで、AI・NFT・メタバースも含まれる。

選択肢判定理由
1新領域にも対応していく
2法律で禁止されていない
3AI・暗号資産・NFT・メタバースに対応
4暗号資産だけではない

オリジナル問題2(暗号資産の税)

📝 オリジナル問題 2 暗号資産の税

暗号資産の取引で得た利益の課税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 暗号資産の取引で得た利益は、原則として雑所得となり総合課税の対象になる
  2. 暗号資産の取引で得た利益は、いっさい課税されない非課税の対象だとされている
  3. 暗号資産の取引で得た利益は、必ず分離課税で一律20%になるものだとされている
  4. 暗号資産の取引で得た利益は、退職所得として軽く課税されるとされている
マネケンジャ
マネケンジャ 解答・解説

解答は 1 である。

暗号資産の取引で得た利益は、原則として雑所得となり、ほかの所得と合算して課税される総合課税の対象になる。

選択肢2の「非課税」は誤り。選択肢3の「分離課税で一律20%」も誤りで、原則は総合課税。選択肢4の「退職所得」も誤りである。

選択肢判定理由
1原則として雑所得・総合課税
2非課税ではない
3原則は総合課税
4退職所得ではない

オリジナル問題3(ロボアドバイザー)

📝 オリジナル問題 3 ロボアドバイザー

ロボアドバイザーに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. ロボアドバイザーは、利用者がすべて手作業で運用を決めるしくみだとされる
  2. ロボアドバイザーは、必ず人間のFPよりも高い利回りを保証するものだとされている
  3. ロボアドバイザーは、保険だけを自動で契約してくれるサービスだとされる
  4. ロボアドバイザーは、AIなどが自動で資産配分の提案や運用を行うサービスである
マネケンジャ
マネケンジャ 解答・解説

解答は 4 である。

ロボアドバイザーは、AIなどが自動で資産配分の提案や運用を行うサービスである。

選択肢1の「すべて手作業」は誤りで、自動で行う。選択肢2の「必ず高い利回りを保証」も誤りで、利回りの保証はない。選択肢3の「保険だけ」も誤りである。

選択肢判定理由
1自動で資産配分を提案・運用
2利回りの保証はない
3保険だけのサービスではない
4AIなどが自動で提案・運用

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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