デジタル遺産とは?種類と備え

公開: 更新: カテゴリ: FP応用実務

30秒で結論

デジタル遺産とは(全体像)

デジタル遺産とは、亡くなった人がネット上に残した財産やサービスのこと。暗号資産やネット証券のようにお金の価値があるものだけでなく、SNSやサブスクのように解約や承継の手続きが必要なものも含まれる。

押さえるのは、何がデジタル遺産かと、相続時に困りやすい点、そして事前の備え。残された家族が困らないようにするのがFP2級でよく問われる。


詳しく:種類と備え

ここが記事の心臓部。デジタル遺産の中身を表で押さえる。

デジタル遺産の種類と備え

区分内容
金銭的価値のあるもの暗号資産・ネット銀行・ネット証券など(相続財産になる)
手続きが必要なものSNS・サブスクなど(解約や承継の手続きがいる)
備えID・パスワードの管理、エンディングノートや遺言で整理する

ポイントは、デジタル遺産にはお金の価値があるものと、手続きだけが必要なものの両方があること。暗号資産やネット証券は相続財産になり、SNSやサブスクは解約・承継の手続きがいる。

困りやすいのは、相続時に所在やログイン情報が分からないと、財産の把握も手続きも進みにくいこと。だから、ID・パスワードの管理や、エンディングノート・遺言での整理といった事前の備えが大切になる。残された家族の負担を減らすのがFP実務だ。サービスや扱いは変わるので、受験する年度の最新の内容もあわせて確認しておこう。

わかりやすく言い換えると

つまり、「ネット上のお金や契約も遺産になる。どこに何があるかを、生前に整理しておく」とイメージするとラク。

要するに、デジタル遺産はお金の価値があるものと手続きが必要なものがあり、事前の整理が大切、と押さえておこう。


試験のツボ

🔴 一番出る:デジタル遺産の種類

①金銭的価値のあるもの(暗号資産・ネット証券など)

②手続きが必要なもの(SNS・サブスクなど)

🔴 次に出る:相続時に困る点

①所在やログイン情報が分からないと進みにくい

②財産の把握も手続きも滞りやすい

🟡 押さえると安定:事前の備え

①ID・パスワードの管理

②エンディングノートや遺言で整理する


よくある間違い

「デジタル遺産は、お金の価値があるものだけを指す」→ ✗  SNSやサブスクなど、手続きが必要なオンラインサービスも含まれる。

「暗号資産やネット証券は、相続財産にはならない」→ ✗  金銭的価値があり、相続財産になる。

「デジタル遺産は、事前に整理しておく必要はない」→ ✗  所在やログイン情報を、ID管理やエンディングノートで整理しておく。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(デジタル遺産の種類)

📝 オリジナル問題 1 デジタル遺産の種類

デジタル遺産に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. デジタル遺産は、お金の価値があるものだけを指すと決められているのである
  2. 暗号資産などの金銭的価値のあるものと、SNSなど手続きが必要なものを含む
  3. デジタル遺産には、手続きが必要なオンラインサービスはいっさい含まれないのだ
  4. デジタル遺産は、ネット上のものとはいっさい関係がないとされているのである
マネセージ
マネセージ 解答・解説

解答は 2 である。

暗号資産などの金銭的価値のあるものと、SNSなど手続きが必要なものを含む。お金と手続きの両方じゃ。

選択肢1の「お金の価値だけ」、選択肢3の「サービスは含まない」、選択肢4の「ネットと関係ない」は、いずれも誤りじゃ。

選択肢判定理由
1手続きが必要なものも含む
2金銭価値と手続き要のもの両方で正しい
3SNSなども含まれる
4ネット上のものを指す

オリジナル問題2(相続時に困る点)

📝 オリジナル問題 2 相続時の困りごと

デジタル遺産の相続時の困りごとに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 所在やログイン情報が分からなくても、手続きにはいっさい困らないとされているのだ
  2. デジタル遺産は、相続時にはいっさい手続きが必要ないと決められているのである
  3. 所在やログイン情報が分からないと、相続財産の把握や各種手続きが進みにくくなる
  4. ログイン情報は、相続の手続きにはいっさい関係しないと決められているのである
マネセージ
マネセージ 解答・解説

解答は 3 である。

所在やログイン情報が分からないと、財産の把握や手続きが進みにくくなる。だから生前の整理が大事になるのじゃ。

選択肢1の「困らない」、選択肢2の「手続き不要」、選択肢4の「関係しない」は、いずれも誤りじゃ。

選択肢判定理由
1分からないと困りやすい
2手続きが必要になる
3所在不明で把握・手続きが滞るで正しい
4ログイン情報が手続きに関わる

オリジナル問題3(事前の備え)

📝 オリジナル問題 3 事前の備え

デジタル遺産への備えに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. ID・パスワードの管理やエンディングノートでの整理など、事前の備えが大切だ
  2. デジタル遺産は、事前に整理しておく必要はいっさいないとされているのである
  3. 備えとして、IDやパスワードはいっさい記録してはいけないとされているのである
  4. エンディングノートは、デジタル遺産とはいっさい関係がないとされているのである
マネセージ
マネセージ 解答・解説

解答は 1 である。

ID・パスワードの管理やエンディングノートでの整理など、事前の備えが大切になる。家族の負担を減らすのじゃ。

選択肢2の「整理は不要」、選択肢3の「記録してはいけない」、選択肢4の「関係ない」は、いずれも誤りじゃ。

選択肢判定理由
1ID管理やエンディングノートで整理で正しい
2事前の整理が大切
3所在を分かるよう整理する
4整理の手段になる

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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