個人向け国債とは?3種類と中途換金

公開: 更新: カテゴリ: 金融資産運用

30秒で結論

個人向け国債とは(全体像)

個人向け国債は、国が個人向けに発行する国債。少額から買えて、最低金利も保証されているので、はじめての人にも持ちやすい。

押さえるのは、3つの種類最低金利の保証、そして中途換金のルール。3種類はそれぞれ満期や金利の決まり方がちがい、年0.05%の最低金利が保証される。途中で換金するときには決まりがあり、ここがFP2級でよく問われる。


詳しく:3種類と中途換金

ここが記事の心臓部。まず、3つの種類と最低金利。

個人向け国債の3種類

種類満期金利のタイプ
固定3年3年固定
固定5年5年固定
変動10年10年変動

そして、共通のルール。

個人向け国債の共通ルール

項目内容
最低金利0.05%が保証される
中途換金発行から1年たてば1万円単位で可能
ペナルティ直前2回分の利子相当額が差し引かれる

整理のコツは、まず3種類は固定3年・固定5年・変動10年だと押さえること。次に最低金利は年0.05%が保証される。そして中途換金は1年後からで、直前2回分の利子相当額がペナルティとして引かれる。

なお、金利や条件は時期で変わることがある。受験する年度の最新の内容もあわせて確認しておくとよい。

わかりやすく言い換えると

つまり個人向け国債は、「個人が少額から無理なく持てるように作られた国債」だとイメージするとラク。

要するに、種類は固定3年・固定5年・変動10年の3つ。どれも年0.05%の最低金利が保証されるので、金利が下がっても下限がある。そして、発行から1年たてば1万円単位で中途換金でき、その際は直前2回分の利子相当額がペナルティとして差し引かれる。

ひっかけは「個人向け国債は発行直後でもすぐに中途換金できる」という思い込み。中途換金は1年たってから、と押さえておこう。


試験のツボ

🔴 一番出る:3種類と最低金利

①固定3年・固定5年・変動10年の3種類

②年0.05%の最低金利が保証される

🔴 次に出る:中途換金は1年後から

①発行から1年たてば1万円単位で換金できる

②直前2回分の利子相当額がペナルティになる

🟡 押さえると安定:個人向けの特徴

①少額から買いやすい

②最低金利の保証で下限がある


よくある間違い

「個人向け国債は発行直後からすぐに中途換金できる」→ ✗  中途換金は発行から1年たってから。1万円単位で可能。

「個人向け国債には最低金利の保証がない」→ ✗  年0.05%の最低金利が保証される。

「個人向け国債は変動10年の1種類だけである」→ ✗  固定3年・固定5年・変動10年の3種類がある。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(3種類)

📝 オリジナル問題 1 個人向け国債の種類

個人向け国債の種類に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 個人向け国債には、固定3年・固定5年・変動10年の3種類が用意されている
  2. 個人向け国債は、変動10年というたった1種類だけが用意されているものである
  3. 個人向け国債は、満期や金利のタイプという区分がいっさいないものである
  4. 個人向け国債は、固定30年と変動50年という2種類だけが用意されている
カブドラ
カブドラ 解答・解説

解答は 1 である。

個人向け国債には、固定3年・固定5年・変動10年の3種類が用意されているのじゃ。満期と金利のタイプで分かれるぞ。

選択肢2は「1種類だけ」、選択肢3は「区分がない」、選択肢4は「固定30年と変動50年」で、いずれも誤りじゃ。

選択肢判定理由
1固定3年・固定5年・変動10年で正しい
23種類がある
3満期や金利で分かれる
4そのような種類はない

オリジナル問題2(最低金利)

📝 オリジナル問題 2 個人向け国債の最低金利

個人向け国債の最低金利に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 個人向け国債は、最低金利という考え方がいっさいない国債のことである
  2. 個人向け国債は、金利が下がると下限なくどこまでも下がるものである
  3. 個人向け国債は、最低でも年5%の金利が必ず保証されるものである
  4. 個人向け国債は、年0.05%という最低金利が保証される国債である
カブドラ
カブドラ 解答・解説

解答は 4 である。

個人向け国債は、年0.05%の最低金利が保証される国債じゃ。金利が下がっても下限があるぞ。

選択肢1は「最低金利がない」、選択肢2は「下限なく下がる」、選択肢3は「年5%」で、いずれも誤りじゃ。

選択肢判定理由
1最低金利の保証がある
20.05%の下限がある
35%ではなく0.05%
4年0.05%が保証され正しい

オリジナル問題3(中途換金)

📝 オリジナル問題 3 個人向け国債の中途換金

個人向け国債の中途換金に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 個人向け国債は、発行してから満期まで、いっさい中途換金できないものである
  2. 個人向け国債は、発行したその日からすぐに中途換金できるものである
  3. 個人向け国債は、発行から1年たてば1万円単位で中途換金できる国債である
  4. 個人向け国債は、中途換金をしても何ひとつ差し引かれないものである
カブドラ
カブドラ 解答・解説

解答は 3 である。

個人向け国債は、発行から1年たてば1万円単位で中途換金できるのじゃ。直前2回分の利子相当額が差し引かれるぞ。

選択肢1は「換金できない」、選択肢2は「すぐに換金できる」、選択肢4は「何も差し引かれない」で、いずれも誤りじゃ。

選択肢判定理由
11年後に換金できる
21年たってから
31年後から1万円単位で換金でき正しい
4利子相当額が差し引かれる

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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