ETF・REITとは(全体像)
ETF(上場投資信託)は、株のように証券取引所で売買できる投資信託。REIT(不動産投資信託)は、集めたお金で不動産に投資し、その家賃などを分配する投資信託。
押さえるのは、上場しているメリットと、応用タイプの動き方。市場で売買できるので流動性が高く、低コストで分散投資ができる。応用タイプにはインバース型やレバレッジ型があり、ここがFP2級でよく問われる。
詳しく:意味と応用タイプ
ここが記事の心臓部。まず、ETFとREITの意味。
ETFとREIT
| 商品 | 中身 |
|---|---|
| ETF | 証券取引所に上場している投資信託 |
| REIT | 不動産に投資する投資信託(家賃などを分配) |
そして、ETFの応用タイプ。
ETFの応用タイプ
| タイプ | 動き方 |
|---|---|
| インバース型 | 指数と逆方向に動く |
| レバレッジ型 | 指数の倍率で動く |
整理のコツは、まずETFは上場投信・REITは不動産投信だと押さえること。どちらも市場で売買でき、流動性が高い。次に応用タイプ。インバース型は指数が下がると上がるなど逆に動き、レバレッジ型は指数の動きを倍にして動く。
なお、商品の種類は増えている。受験する年度の最新の内容もあわせて確認しておくとよい。
わかりやすく言い換えると
つまりETF・REITは、「株のように市場で売買できる投資信託」だとイメージするとラク。
要するに、ETFは証券取引所に上場している投資信託で、株と同じように市場で売買できる。REITは不動産に投資して、家賃などを分配する投資信託。どちらも市場で売買できるので流動性が高く、低コストで分散投資ができる。応用タイプには、指数と逆に動くインバース型、指数の倍率で動くレバレッジ型がある。
ひっかけは「レバレッジ型は指数と逆方向に動く」という思い込み。逆方向はインバース型、レバレッジ型は倍率、と押さえておこう。
試験のツボ
🔴 一番出る:ETFとREITの意味
①ETFは証券取引所に上場している投資信託
②REITは不動産に投資する投資信託
🔴 次に出る:インバースとレバレッジ
①インバース型は指数と逆方向に動く
②レバレッジ型は指数の倍率で動く
🟡 押さえると安定:上場のメリット
①市場で売買でき流動性が高い
②低コストで分散投資ができる
よくある間違い
①「レバレッジ型は、指数と逆方向に動くタイプである」→ ✗ 逆方向に動くのはインバース型。レバレッジ型は倍率で動く。
②「REITは、不動産とはいっさい関係のない投資信託である」→ ✗ REITは不動産に投資し、家賃などを分配する投資信託。
③「ETFは、市場では売買できない投資信託である」→ ✗ ETFは証券取引所に上場し、市場で売買できる。
試験での出題パターン
実際の問題でたしかめてみよう。
オリジナル問題1(インバース型)
インバース型のETFに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- インバース型は、指数と逆方向に動くように作られたタイプである
- インバース型は、指数の倍率で同じ方向に動くタイプのことである
- インバース型は、指数とはまったく関係なく動くタイプのことである
- インバース型は、ETFとはいっさい関係のないもののことである
解答は 1 である。
インバース型は、指数と逆方向に動くように作られたタイプじゃ。指数が下がると上がるイメージだぞ。
選択肢2はレバレッジ型の説明、選択肢3は「関係なく動く」、選択肢4は「ETFと関係ない」で、いずれも誤りじゃ。
| 選択肢 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | ✓ | 指数と逆方向に動いて正しい |
| 2 | ✗ | それはレバレッジ型 |
| 3 | ✗ | 指数に連動する |
| 4 | ✗ | ETFの応用タイプ |
オリジナル問題2(レバレッジ型)
レバレッジ型のETFに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- レバレッジ型は、指数と逆方向に動くタイプのことである
- レバレッジ型は、指数の倍率で同じ方向に動くタイプである
- レバレッジ型は、指数とはまったく関係なく動くタイプである
- レバレッジ型は、ETFとはいっさい関係のないものである
解答は 2 である。
レバレッジ型は、指数の倍率で同じ方向に動くタイプじゃ。動きを大きくしたものだぞ。
選択肢1はインバース型の説明、選択肢3は「関係なく動く」、選択肢4は「ETFと関係ない」で、いずれも誤りじゃ。
| 選択肢 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | ✗ | それはインバース型 |
| 2 | ✓ | 指数の倍率で動いて正しい |
| 3 | ✗ | 指数に連動する |
| 4 | ✗ | ETFの応用タイプ |
オリジナル問題3(ETFとREITの意味)
ETFとREITに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- ETFは不動産専用、REITは株式専用の投資信託のことである
- ETFもREITも、市場ではいっさい売買できないものである
- ETFもREITも、投資信託というものとはいっさい関係のないもののことである
- ETFは上場している投資信託、REITは不動産に投資する投資信託である
解答は 4 である。
ETFは上場している投資信託、REITは不動産に投資する投資信託じゃ。どちらも市場で売買できるぞ。
選択肢1は中身が逆、選択肢2は「売買できない」、選択肢3は「投資信託でない」で、いずれも誤りじゃ。
| 選択肢 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | ✗ | ETFとREITの説明が逆 |
| 2 | ✗ | 市場で売買できる |
| 3 | ✗ | どちらも投資信託 |
| 4 | ✓ | ETFは上場・REITは不動産で正しい |
まとめ
押さえどころ
- 🔴 ETFとREITの意味。ETFは上場している投資信託、REITは不動産に投資する投資信託。
- 🔴 インバースとレバレッジ。インバース型は指数と逆方向、レバレッジ型は指数の倍率で動く。
- 🟡 上場のメリット。市場で売買でき流動性が高く、低コストで分散投資ができる。
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執筆: SikakuQuest編集部