ESG・SDGs投資とは?ESGの3要素とSDGs

公開: 更新: カテゴリ: 金融資産運用

30秒で結論

ESG・SDGs投資とは(全体像)

これまでの投資は、もうけ(利益)を中心に考えるのが基本だった。これに対してESG投資は、環境や社会、会社の運営のしかたといった面も考えて投資する。

押さえるのは、ESGの3要素SDGsの意味、そして投資の手法。E・S・Gの3つを考え、SDGsという世界共通の目標を意識し、問題のある企業を除くなどの方法で投資する。ここがFP2級でよく問われる。


詳しく:ESGの3要素とSDGs

ここが記事の心臓部。まず、ESGの3要素。

ESGの3要素

要素中身
E(環境)環境への取り組み
S(社会)社会への配慮
G(ガバナンス)会社の運営・統治のしかた

そして、SDGsと投資の手法。

SDGsと投資の手法

項目中身
SDGs国連が定めた17の持続可能な開発目標
ネガティブスクリーニング問題のある企業を除く手法

整理のコツは、まずESGは環境・社会・ガバナンスの3つだと押さえること。もうけだけでなく、この3つも考えて投資する。次にSDGsは17の目標。世界が持続可能になるための共通の目標。手法には、問題のある企業を除くネガティブスクリーニングなどがある。

なお、ESGやSDGsは時事性が高い。受験する年度の最新の内容もあわせて確認しておくとよい。

わかりやすく言い換えると

つまりESG・SDGs投資は、「もうけだけでなく、環境や社会のこともいっしょに考える投資」だとイメージするとラク。

要するに、ESG投資は、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)の3つを考えて行う投資。SDGsは、国連が定めた17の持続可能な開発目標で、世界が目指す共通のゴール。投資の手法には、問題のある企業を除くネガティブスクリーニングなどがあり、こうした考え方で投資先を選ぶ。

ひっかけは「ESGのGは、環境(Green)の意味である」という思い込み。Gはガバナンス(会社の運営)、と押さえておこう。


試験のツボ

🔴 一番出る:ESGの3要素

①E(環境)・S(社会)・G(ガバナンス)の3つ

②もうけだけでなく投資判断に取り入れる

🔴 次に出る:SDGsの意味

①国連が定めた17の持続可能な開発目標

②世界が目指す共通のゴール

🟡 押さえると安定:投資の手法

①問題のある企業を除くネガティブスクリーニング

②社会への影響を狙うインパクト投資など


よくある間違い

「ESGのGは、環境(Green)を表している」→ ✗  Gはガバナンス(会社の運営・統治)。環境はE。

「SDGsは、企業が独自に決めた1つの目標である」→ ✗  SDGsは、国連が定めた17の持続可能な開発目標。

「ESG投資は、もうけだけを考える投資である」→ ✗  ESG投資は、環境・社会・ガバナンスも考えて行う投資。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(ESGの3要素)

📝 オリジナル問題 1 ESGの3要素

ESGに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. ESGは、環境・社会・ガバナンスの3つを考える投資の考え方である
  2. ESGは、環境・教育・芸術の3要素を表す投資の考え方のことである
  3. ESGは、もうけだけをひたすら追い求める投資の考え方である
  4. ESGは、投資とはまったく関係のない考え方のことである
カブドラ
カブドラ 解答・解説

解答は 1 である。

ESGは、環境・社会・ガバナンスの3つを考える投資の考え方じゃ。もうけ以外も見るぞ。

選択肢2は「環境・教育・芸術」、選択肢3は「もうけだけ」、選択肢4は「投資と関係ない」で、いずれも誤りじゃ。

選択肢判定理由
1環境・社会・ガバナンスで正しい
2社会とガバナンスが入る
3もうけ以外も考える
4投資の考え方

オリジナル問題2(投資の手法)

📝 オリジナル問題 2 ネガティブスクリーニング

ESG投資の手法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. ネガティブスクリーニングは、もうけの大きい企業だけを必ず選ぶ手法である
  2. ネガティブスクリーニングは、問題のある企業を投資先から除く手法である
  3. ネガティブスクリーニングは、投資とはまったく関係のない手法である
  4. ネガティブスクリーニングは、すべての企業を必ず投資先にする手法である
カブドラ
カブドラ 解答・解説

解答は 2 である。

ネガティブスクリーニングは、問題のある企業を投資先から除く手法じゃ。ふるい分けの考え方だぞ。

選択肢1は「もうけだけで選ぶ」、選択肢3は「投資と関係ない」、選択肢4は「すべて投資先にする」で、いずれも誤りじゃ。

選択肢判定理由
1もうけだけでは選ばない
2問題のある企業を除いて正しい
3ESG投資の手法
4問題のある企業は除く

オリジナル問題3(SDGs)

📝 オリジナル問題 3 SDGs

SDGsに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. SDGsは、企業が独自に決めた1つだけの目標のことである
  2. SDGsは、投資とはまったく関係のない言葉のことである
  3. SDGsは、国連が定めた17の持続可能な開発目標である
  4. SDGsは、環境とはいっさい関係のない目標のことである
カブドラ
カブドラ 解答・解説

解答は 3 である。

SDGsは、国連が定めた17の持続可能な開発目標じゃ。世界が目指す共通のゴールだぞ。

選択肢1は「企業が独自に決めた1つ」、選択肢2は「投資と関係ない」、選択肢4は「環境と関係ない」で、いずれも誤りじゃ。

選択肢判定理由
1国連の17の目標
2ESG投資に関わる
3国連の17の開発目標で正しい
4環境も含む目標

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

勉強は、クエストになった。

資格の勉強を、冒険に変えるRPG学習アプリ

App Storeで見る