出力装置(OLED・3Dプリンタ)とは?コンピュータから情報を外の世界へ届ける窓口

公開: 更新: カテゴリ: テクノロジ系

30秒で結論

出力装置とは(全体像)

出力装置は、コンピュータが処理した結果を、人にわかる形にして外へ出す窓口のこと。画面に映す、紙に印刷する、音を鳴らす——どれも出力だ。

身近にたとえると、テレビの進化の歴史でディスプレイの流れがつかめる。ブラウン管→液晶(LCD)→有機EL(OLED)→次世代(microLED)、と画質と薄さが進化してきた。

押さえる主役は3つ。


詳しく:OLEDの自発光と3Dプリンタ3方式だけ覚えれば戦える

ここが記事の心臓部。まずディスプレイの方式を表で見分けよう。

ディスプレイの方式

方式光らせ方特徴
LCD(液晶)裏のバックライトで照らす安くて大量生産しやすい
OLED(有機EL)画面そのものが光る(自発光)薄い・省電力・くっきり
microLED細かいLEDが自発光OLEDの上位(次世代)
電子ペーパー光を反射して見せる省電力・日光下でも見やすい

一番のヤマはOLEDが「自発光」だということ。OLEDは画面の各点が自分で光るので、バックライトがいらず、薄くて省電力、黒がくっきり出る。一方、LCD(液晶)はバックライトで裏から照らすしくみだ。

ここで取り違えやすいのがOLEDとLED(液晶)。名前が似ているが、OLEDは有機ELの自発光、いわゆる「LED液晶」はバックライトにLEDを使った液晶で、原理がまったく別物だ。

次に3Dプリンタ。立体物を層状に積み上げて作る装置で、方式が1つではなく3種類ある。

3Dプリンタの3方式

方式作り方特徴
FDM樹脂を溶かして積み上げる家庭用で最も一般的
SLA光で樹脂を固める高精度
SLS粉末をレーザーで固める金属にも対応

「3Dプリンタは1つの方式」と思いがちだが、FDM・SLA・SLSと複数あり、用途で使い分ける。家庭用でよく見るのはFDMだ。

わかりやすく言い換えると

要するに、出力装置のヤマは2つだけ。

OLEDは自発光 … 画面そのものが光る(LCDは裏から照らす・LED液晶とは別物)

3Dプリンタは3方式 … FDM(溶かす)・SLA(光で固める)・SLS(粉をレーザーで固める)

つまり、ディスプレイは「OLED=自分で光る」、3Dプリンタは「方式は3つ」、この2点を押さえれば迷わない。


試験のツボ

🔴 一番出る:OLEDは自発光

①OLED = 画面そのものが光る(薄い・省電力・くっきり)

②LCD(液晶) = 裏のバックライトで照らす

🔴 次に出る:3Dプリンタの3方式

①FDM = 樹脂を溶かして積み上げる(家庭用で一般的)

②SLA = 光で樹脂を固める/SLS = 粉末をレーザーで固める(金属可)

🟡 押さえると安定:OLEDとLEDの違い・電子ペーパー

①OLEDは有機ELの自発光、LED液晶はバックライトにLEDを使う別物

②電子ペーパーは省電力で日光下でも見やすい(電子書籍リーダー)


よくある間違い

「OLEDはLED液晶と同じしくみ」→ ✗  OLEDは有機ELの自発光、LED液晶はバックライトにLEDを使う液晶。原理が別物。

「3Dプリンタの方式は1つだけ」→ ✗  FDM・SLA・SLSの3方式があり、用途で使い分ける。

「OLEDはバックライトで光っている」→ ✗  OLEDは画面そのものが光る自発光。バックライトで照らすのはLCD。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(OLEDの特徴)

📝 オリジナル問題 1 OLEDの特徴

OLED(有機EL)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. OLEDは裏のバックライトで画面を照らす方式で、LCDよりも厚く消費電力も大きいとされる
  2. OLEDは画面そのものが光る自発光で、薄く省電力。バックライトで照らすLCDとは別物だ
  3. OLEDは光を反射して表示する電子ペーパーの別名で、自分では発光しないものとされている
  4. OLEDは3Dプリンタの造形方式の一つで、樹脂を溶かして立体物を作るものとされているのだ
ネトスパ
ネトスパ 解答・解説

解答は 2 である。

OLEDは画面そのものが光る自発光で、薄く省電力なのだ。バックライトで照らすLCDとは別物なるぞ。黒もくっきり出る。

選択肢1の「バックライトで照らす」、選択肢3の「電子ペーパーの別名」、選択肢4の「3Dプリンタの方式」はどれも誤りである。

選択肢判定理由
1バックライトで照らすのはLCD
2OLEDは自発光で薄く省電力
3電子ペーパーとは別物
43Dプリンタの方式ではない

オリジナル問題2(3Dプリンタの方式)

📝 オリジナル問題 2 3Dプリンタの方式

3Dプリンタの方式に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 3Dプリンタには、樹脂を溶かすFDM・光で固めるSLA・粉末を固めるSLSの3方式がある
  2. 3Dプリンタの方式はFDMのただ1つだけで、光や粉末を使う造形方式は存在しないものとされる
  3. 3Dプリンタはディスプレイに映像を映す装置で、立体物を作る機能はないものとされている
  4. 3Dプリンタはすべて金属専用で、家庭用に樹脂で造形する方式は一切ないものとされている
ネトスパ
ネトスパ 解答・解説

解答は 1 である。

3DプリンタはFDM(溶かす)・SLA(光で固める)・SLS(粉を固める)の3方式があるのだ。家庭用で一般的なのはFDMなるぞ。

選択肢2の「FDMの1つだけ」、選択肢3の「映像を映す」、選択肢4の「すべて金属専用」はどれも誤りである。

選択肢判定理由
1FDM・SLA・SLSの3方式
2方式は3つある
3立体物を作る装置
4家庭用FDMは樹脂で造形

オリジナル問題3(ディスプレイと電子ペーパー)

📝 オリジナル問題 3 ディスプレイと電子ペーパー

ディスプレイに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. LCDは画面そのものが自発光する方式で、バックライトをまったく必要としないものとされる
  2. 電子ペーパーは強い光を出すため消費電力が大きく、日光の下では見えにくいものとされている
  3. LCDはバックライトで照らす方式、電子ペーパーは光を反射して省電力で日光下でも見やすい
  4. microLEDはOLEDより性能が低い古い方式で、すでに使われなくなったものとされているのだ
ネトスパ
ネトスパ 解答・解説

解答は 3 である。

LCDはバックライトで照らす方式電子ペーパーは光を反射して省電力で日光下でも見やすいのだ。電子書籍リーダーが身近な例なるぞ。

選択肢1の「LCDが自発光」、選択肢2の「電子ペーパーは消費電力大」、選択肢4の「microLEDは古い」はどれも誤りである。

選択肢判定理由
1自発光はOLED、LCDはバックライト
2電子ペーパーは省電力・日光下で見やすい
3LCDは照らす・電子ペーパーは反射
4microLEDはOLEDの上位(次世代)

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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