入力装置(タッチ・生体認証)とは?コンピュータに情報を伝える窓口

公開: 更新: カテゴリ: テクノロジ系

30秒で結論

入力装置とは(全体像)

入力装置は、人の操作や情報を、コンピュータが扱えるデータに変える窓口のこと。キーボードやマウスが昔からの代表だが、スマホの普及で種類がぐっと増えた。

身近にたとえると、コンピュータの「五感」だ。タッチパネルは触覚、マイクは耳、カメラは目、指紋・顔のセンサーは「あなたが誰か」を見分ける感覚にあたる。

押さえる主役は3グループ。


詳しく:タッチ方式と読み取り装置だけ覚えれば戦える

ここが記事の心臓部。まずタッチパネルの方式を、表で見分けよう。

タッチパネルの方式

方式反応のしくみ特徴使われる場所
静電容量式指の微弱な電気を検出複数の指を同時に認識・高精度。現代の主流スマホ・タブレット
抵抗膜式押した圧力を検出手袋・ペンでも反応・安価ATM・産業機器
表面弾性波式画面上の音波を検出大きな画面に強い駅などの大型端末

スマホのタッチは静電容量式で、指の電気を感じて反応する。だから手袋では反応しにくい。一方、抵抗膜式は押した力で反応するので、手袋やペンでも使え、ATMや工場の機械で今も現役だ。「タッチパネルは全部スマホと同じ方式」と思い込みやすいが、そうではない。

次に、紙を読み取る装置のOCROMR。名前が似ているが、読むものが違う。

OCRとOMRの違い

装置読み取るもの身近な例
OCR文字紙の書類や名刺をデータ化
OMRマーク(ぬりつぶし)マークシート試験の採点

OCRは「文字」、OMRは「マーク」。マークシートの採点はOMR、名刺や書類のデジタル化はOCR、と用途で覚えればよい。

最後に生体認証。体の特徴で本人かを確かめるしくみで、指紋・顔・虹彩(目の模様)・静脈・声などが使われる。スマホのロック解除(指紋・顔)が一番身近な例だ。

わかりやすく言い換えると

要するに、入力装置はコンピュータの五感の入口だ。

タッチパネル … 触覚(静電容量式が主流、抵抗膜式も現役)

生体認証 … 個体を見分ける感覚(指紋・顔など)

OCR・OMR … 紙を読む目(OCRは文字、OMRはマーク)

つまり、タッチは「静電容量式が主流だが全部ではない」、読み取りは「OCRは文字・OMRはマーク」、ここだけ押さえれば迷わない。


試験のツボ

🔴 一番出る:タッチパネルの方式

①静電容量式 = 指の電気で反応・マルチタッチ・スマホの主流

②抵抗膜式 = 圧力で反応・手袋やペンでも可・ATMで現役

🔴 次に出る:OCRとOMRの区別

①OCR = 文字を読み取る(書類のデータ化)

②OMR = マークを読み取る(マークシート採点)

🟡 押さえると安定:生体認証

①体の特徴で本人を確かめる(指紋・顔・虹彩・静脈・声)

②スマホのロック解除が身近な例


よくある間違い

「タッチパネルはすべて静電容量式」→ ✗  主流は静電容量式だが、圧力で反応する抵抗膜式もATMや産業機器で現役。

「OCRとOMRは同じもの」→ ✗  OCRは文字を読み取る、OMRはマークを読み取る。対象が別。

「抵抗膜式は手袋やペンでは使えない」→ ✗  抵抗膜式は圧力で反応するので、手袋やペンでも使える。反応しにくいのは静電容量式のほう。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(タッチパネルの方式)

📝 オリジナル問題 1 タッチパネルの方式

タッチパネルの方式に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. タッチパネルはすべて静電容量式で、圧力で反応する方式は存在しないものとされている
  2. 静電容量式は指の電気で反応してスマホの主流、抵抗膜式は圧力で反応しATMで現役だ
  3. 静電容量式は圧力で反応する方式なので、手袋やスタイラスペンでも問題なく操作できる
  4. 抵抗膜式はスマホの主流方式で、複数の指を同時に認識する高精度なものとされているのだ
ネトスパ
ネトスパ 解答・解説

解答は 2 である。

静電容量式は指の電気で反応してスマホの主流抵抗膜式は圧力で反応しATMで現役なのだ。方式は1つではないなるぞ。

選択肢1の「すべて静電容量式」、選択肢3の「静電容量式が圧力」、選択肢4の「抵抗膜式がスマホの主流」はどれも誤りである。

選択肢判定理由
1抵抗膜式など他の方式もある
2静電容量式とは抵抗膜式の特徴が正しい
3圧力で反応するのは抵抗膜式
4スマホの主流は静電容量式

オリジナル問題2(OCRとOMR)

📝 オリジナル問題 2 OCRとOMRの違い

OCRとOMRに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. OCRはマークシートのぬりつぶしを読み取り、OMRは紙の文字を読み取るものとされている
  2. OCRもOMRもまったく同じ装置で、読み取る対象に違いはいっさいないものとされているのだ
  3. OCRは文字を読み取り書類をデータ化し、OMRはマークを読み取りマークシートを採点する
  4. OCRもOMRも音声を文字に変換する装置で、紙の読み取りには使えないものとされているのだ
ネトスパ
ネトスパ 解答・解説

解答は 3 である。

OCRは文字を読み取り書類をデータ化、OMRはマークを読み取りマークシートを採点するのだ。「文字のOCR、マークのOMR」と覚えるなるぞ。

選択肢1はOCRとOMRが逆。選択肢2の「同じ装置」、選択肢4の「音声を変換」も誤りである。

選択肢判定理由
1OCRが文字、OMRがマークで逆
2読み取る対象が違う
3OCRは文字・OMRはマークで正しい
4どちらも紙の読み取り装置

オリジナル問題3(生体認証)

📝 オリジナル問題 3 生体認証

生体認証に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 生体認証は指紋や顔など体の特徴で本人かを確かめるしくみで、スマホ解除が身近な例だ
  2. 生体認証は紙の書類を読み取る装置で、本人確認には使えないものとされているものだ
  3. 生体認証はキーボードのみを指し、指紋や顔などの特徴は対象に含まないものとされている
  4. 生体認証は静電容量式タッチパネルの別名で、圧力を検出して操作するものとされているのだ
ネトスパ
ネトスパ 解答・解説

解答は 1 である。

生体認証は指紋や顔など体の特徴で本人かを確かめるしくみなのだ。スマホのロック解除が身近な例なるぞ。虹彩・静脈・声も使われる。

選択肢2の「紙の読み取り」、選択肢3の「キーボードのみ」、選択肢4の「タッチパネルの別名」はどれも誤りである。

選択肢判定理由
1体の特徴で本人確認するしくみ
2紙を読むのはOCR・OMR
3指紋・顔なども対象
4タッチパネルとは別物

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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