論理演算(AND/OR/NOT/XOR)とは?真理値表とXORの特殊さ

公開: 更新: カテゴリ: テクノロジ系

30秒で結論

論理演算とは(全体像)

論理演算とは、真(1)か偽(0)か、という2つの値だけで行う計算のことだ。コンピュータの中は0と1なので、この計算がいろいろな処理の土台になる。

まずは基本の3つ。

スイッチでたとえると、ANDは「2つ両方ONで点灯」、ORは「どちらかONで点灯」、NOTは「逆にする」イメージだ。


詳しく:真理値表とXORの特殊さ

ここが心臓部。それぞれの動きを、真理値表(全パターンの結果を並べた表)で見よう。

論理演算の真理値表(A・Bの結果)

ABANDORXOR
00000
01011
10011
11110

表を見ると、ANDは1が2つそろったときだけ1、ORはどちらか1つでも1なら1、と分かる。

そして注目は、XOR(排他的論理和)。XORは、2つの値が違うときだけ1になる。逆に、両方とも1のときは0になる(ここがORと違う)。「XOR=OR」と思い込むと誤りになる。XORは、暗号などにも使われる大事な演算だ。

なお、ANDを反転したNAND、ORを反転したNORもある。これらは、ANDやORにNOTを組み合わせたもの、と押さえておこう。

わかりやすく言い換えると

身近なたとえで整理しよう。スイッチで考えるとわかりやすい。

ANDは、「2つのスイッチが両方ONのときだけ、点灯する」こと。ORは、「どちらか1つでもONなら、点灯する」こと。NOTは、「ONとOFFを逆にする」ことだ。つまり、両方そろうか・どちらかでよいか・逆にするか、の3つだ。

XORは、「2つのスイッチが違う状態(片方だけON)のときに点灯する」こと。要するに、両方同じ(両方ON・両方OFF)だと点かない、という特別な動きだ。


試験のツボ

🔴 一番出る:基本の3つ

①AND=両方が1のときだけ1

②OR=どちらか1なら1/NOT=反転(1と0を入れ替え)

🔴 次に出る:XORの特殊さ

①XOR=2つが違うときだけ1

②両方とも1のときは0(ここがORと違う)

🟡 押さえると安定:真理値表とNAND/NOR

①真理値表は、全パターンの結果を並べた表

②NANDはAND、NORはORに、NOTを組み合わせたもの


よくある間違い

「XORとORは、同じ結果になる」→ ✗  XORは2つが違うときだけ1。両方1のときは0で、ORとは違う。

「ANDは、どちらか1つでも1なら1になる」→ ✗  どちらか1つで1になるのはOR。ANDは両方1のときだけ1。

「NANDやNORは、ANDやORとまったく無関係だ」→ ✗  NANDはAND、NORはORに、NOT(反転)を組み合わせたもの。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(論理演算の正体)

📝 オリジナル問題 1 論理演算の正体

論理演算に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 真(1)・偽(0)という2つの値で行う計算のことである
  2. 社員の出退勤を記録して、毎月の給与を計算するしくみである
  3. 取引先へ毎月の請求書を郵送する、決まった事務作業である
  4. 完成したシステムを宣伝して、より多く売る広告活動である
データパン
データパン 解答・解説

解答は 1 だぱん。

論理演算は、真(1)・偽(0)の2つの値で行う計算なんだぱん。コンピュータの中は0と1だから、いろいろな処理の土台になるんだぱん。

選択肢2は給与計算、選択肢3は請求書の事務、選択肢4は広告で、どれも違うぱん。

選択肢判定理由
1真・偽の2値で行う計算で正しい
2給与計算のしくみではない
3請求書の事務の話
4広告活動ではない

オリジナル問題2(基本の3つ)

📝 オリジナル問題 2 ANDとORの違い

ANDとORに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. ANDはどちらか1なら1、ORは両方1のときだけ1になるとされる
  2. ANDもORも、社員の給与を計算するための演算だとされている
  3. ANDもORも、取引先へ請求書を郵送するための演算だとされる
  4. ANDは両方1のときだけ1、ORはどちらか1なら1になるものだ
データパン
データパン 解答・解説

解答は 4 だぱん。

ANDは両方1のときだけ1、ORはどちらか1なら1になるんだぱん。両方そろうか、どちらかでよいか、の違いだぱん。

選択肢1は説明が逆、選択肢2は給与計算、選択肢3は請求書の事務で誤りだぱん。

選択肢判定理由
1ANDとORの説明が逆
2給与計算の演算ではない
3請求書の事務の演算ではない
4ANDは両方・ORはどちらかで正しい

オリジナル問題3(XORの特殊さ)

📝 オリジナル問題 3 XORの特殊さ

XOR(排他的論理和)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. XORは、両方とも1のときにだけ1になるものだとされているものだ
  2. XORは、2つが違うときだけ1になり、両方1のときは0になる
  3. XORは、社員の給与を計算することだけに使うとされているものだ
  4. XORは、取引先へ請求書を郵送することだけに使うとされている
データパン
データパン 解答・解説

解答は 2 だぱん。

XORは、2つが違うときだけ1になり、両方1のときは0になるんだぱん。ここがORと違うところで、暗号などにも使われるんだぱん。

選択肢1の「両方1で1」、選択肢3の給与、選択肢4の請求書は、いずれも違うぱん。

選択肢判定理由
1両方1のときは0になる
2違うときだけ1で正しい
3給与計算には使わない
4請求書の事務には使わない

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

勉強は、クエストになった。

資格の勉強を、冒険に変えるRPG学習アプリ

App Storeで見る