PDCAサイクルとは?計画→実行→評価→改善を繰り返して仕事を少しずつ良くしていく考え方

公開: 更新: カテゴリ: ストラテジ系

30秒で結論

PDCAサイクルとは(全体像)

PDCAサイクルは、仕事のやり方を少しずつ良くしていくための、4ステップの繰り返しのこと。

そして、改善(A)が終わったら、また次の計画(P)へ——とぐるぐる回す。回し続けることで、毎回ちょっとずつ良くなっていくのがねらいだ。品質管理や日々の業務改善で、いちばん基本になる考え方として広く使われている。


詳しく:PDCAとOODAをこの表で見分ける

ここが心臓部。試験では4つの順番と、よく似たやり方OODAループとの違いが問われる。

PDCAサイクルとOODAループ

PDCAサイクルOODAループ
4ステップPlan計画 → Do実行 → Check評価 → Act改善Observe観察 → Orient状況判断 → Decide決定 → Act行動
始まり計画から始まる観察(今どうなっているか)から始まる
得意なことじっくり繰り返して質を上げる変化にすばやく対応して動く
向く場面品質管理・業務の継続改善状況が急に変わる現場での即断

押さえどころは次の2つ。

ひとつめ。PDCAは計画(P)が出発点で、繰り返すたびに改善が積み上がる。だから「じっくり良くしていく」場面に向く。

ふたつめ。OODAループは観察(O)が出発点。まず今の状況を見て、すばやく判断して動く。だから「状況が急に変わる現場」での素早い意思決定に向く。PDCAよりスピード重視、と覚えるとよい。

わかりやすく言い換えると

身近なたとえで整理しよう。

PDCAは、料理の腕を上げていく流れ。レシピを決めて(P)、作ってみて(D)、味見して(C)、次は塩を減らそうと直す(A)。これを何度も繰り返すから、だんだん上手になる。つまり、くり返してこそ意味があるやり方だ。

OODAは、料理中に急に来客が増えたときの動き方。まず状況を見て(観察)、どうするか考え、決めて、すぐ動く。要するに、変化にその場で対応するやり方、ということ。


試験のツボ

🔴 一番出る:PDCAの4つの順番

①Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)

②Actのあとは、また次のPlanへ戻って繰り返す

🔴 次に出る:1回で終わらない

①PDCAは「サイクル」なので、回し続けることが前提

②くり返すたびに少しずつ良くなっていくのがねらい

🟡 押さえると安定:OODAループとの違い

①OODAは観察(Observe)から始まる変化対応型

②急な状況変化にすばやく動くのが得意


よくある間違い

「PDCAは1回やれば完了する」→ ✗  PDCAはサイクル(円)。回し続けて少しずつ良くするのが本来の使い方。

「OODAループとPDCAは同じもの」→ ✗  OODAは観察から始まる変化対応型、PDCAは計画から始まる改善型。出発点も得意分野も違う。

「Checkは計画を立てる工程」→ ✗  Checkは結果を評価・検証する工程。計画はPlanのほう。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(PDCAの順番)

📝 オリジナル問題 1 PDCAサイクルの順番

PDCAサイクルの4つの工程の順番として、最も適切なものはどれか。

  1. 最初に実行(Do)、次に計画(Plan)を立て、評価(Check)し、最後に改善(Act)する順番で進める
  2. 計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Act)の順に進め、終わったらまた計画へ戻る
  3. 観察(Observe)から始め、状況判断、決定、行動の順に進めて、変化にすばやく対応していく順番
  4. 評価(Check)を最初に行い、その結果をもとに計画、実行、改善の順に一度だけ進めて完了する流れ
ビズラビ
ビズラビ 解答・解説

解答は 2 だよ。

PDCAは計画(Plan)→ 実行(Do)→ 評価(Check)→ 改善(Act)の順。改善まで終わったら、また次の計画へ戻って繰り返すのが基本だよ。

選択肢1は計画と実行の順番が逆、選択肢3はOODAループの説明、選択肢4は「一度だけで完了」が誤りだね。

選択肢判定理由
1計画が先で、実行はそのあと
2計画→実行→評価→改善で繰り返すのが正しい
3これはOODAループの順番
4一度だけで終わらず繰り返す

オリジナル問題2(PDCAの継続性)

📝 オリジナル問題 2 PDCAサイクルの継続性

PDCAサイクルの考え方に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. PDCAは一度実行すれば必ず完成するもので、二度目以降は同じ手順を繰り返す必要はないとされる
  2. PDCAの目的は計画を立てることだけにあり、実行や評価はおまけの工程にすぎないと考えられている
  3. PDCAは改善まで終えたらまた計画に戻り、繰り返すことで少しずつ質を高めていく考え方のこと
  4. PDCAは品質管理だけに使える特別な手法で、ふだんの業務改善には使ってはいけないとされる
ビズラビ
ビズラビ 解答・解説

解答は 3 だよ。

PDCAは「サイクル(円)」だから、改善(A)まで終えたら、また計画(P)に戻って繰り返すよ。回し続けることで、毎回ちょっとずつ良くなっていくのがねらいだね。

選択肢1は「一度で完成」が誤り、選択肢2は計画だけが目的ではないので誤り、選択肢4は品質管理にも業務改善にも広く使えるので誤りだよ。

選択肢判定理由
1一度で完成せず繰り返すもの
2計画だけが目的ではない
3繰り返して質を高める考え方で正しい
4業務改善など幅広く使える

オリジナル問題3(OODAループとの違い)

📝 オリジナル問題 3 PDCAとOODAの違い

PDCAサイクルとOODAループの違いに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. OODAは観察から始まり変化にすばやく対応でき、PDCAは計画から始まる継続改善が得意なこと
  2. OODAもPDCAも計画から始まる点ではまったく同じで、ステップの呼び方が違うだけの同一の手法のこと
  3. PDCAは観察から始まる即応型で、OODAは計画から始まってじっくり質を高めていく改善型のこと
  4. OODAは品質管理の認証を取る国際規格で、PDCAはその認証を維持する活動のことをいう
ビズラビ
ビズラビ 解答・解説

解答は 1 だよ。

OODAループは観察(Observe)から始まる変化対応型で、急な状況変化にすばやく動くのが得意。PDCAは計画から始まる継続改善型だよ。出発点とスピード感の違いで見分けてね。

選択肢2は「まったく同じ」が誤り、選択肢3はPDCAとOODAの説明が入れ替わっていて誤り、選択肢4は国際規格の話で別物だね。

選択肢判定理由
1OODA=観察起点の即応、PDCA=計画起点の改善で正しい
2出発点も得意分野も違う別の手法
3PDCAとOODAの説明が入れ替わっている
4国際規格の説明で別物

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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