光学記憶とは(全体像)
光学記憶とは、レーザー光を当てて、データを読み書きする記憶媒体のことだ。CD・DVD・Blu-ray(BD)といった、円盤(ディスク)の形をしたものが代表だ。
いちばん大事なのは、容量の大小関係。同じくらいの大きさの円盤でも、新しい世代ほど、細かく記録できて、容量が大きくなる。
- CD(約700MB) … いちばん古く、容量も小さい
- DVD(4.7GB) … CDの約7倍
- Blu-ray/BD(25GB) … DVDの約5倍
ここで一番のポイント。CD・DVD・Blu-rayは、それぞれ容量が違う。「DVDとCDは同じ容量」と思い込むと誤りで、DVDはCDの約7倍だ。世代が新しいほど大容量、と覚えよう。
詳しく:容量の順と、特徴
ここが心臓部。容量を表で押さえよう。
光学記憶の容量(小→大)
| 媒体 | おおよその容量 | 目安 |
|---|---|---|
| CD | 約700MB | いちばん小さい |
| DVD | 4.7GB | CDの約7倍 |
| Blu-ray(BD) | 25GB | DVDの約5倍 |
このように、CD < DVD < Blu-ray の順で容量が大きくなる。新しい世代ほど、より多くのデータを記録できる。
そして、光学記憶のもう1つの特徴は、長期保存に向くこと。適切に保管すれば、長い間データを保てる。ただし、近年は動画配信(ストリーミング)やクラウドが普及したので、日常での出番は減り、保存・アーカイブ(長期保管)が中心になってきている。
わかりやすく言い換えると
身近なたとえで整理しよう。
光学記憶は、「レーザー光で読み書きする円盤。CD・DVD・Blu-rayの仲間」のイメージ。
容量の順は、「CDがいちばん小さく、DVD、Blu-rayと、新しいほど大きくなる」こと。要するに、世代が新しいほど、たくさん入る。
「長期保存に向く」というのは、適切に保管すれば、長い間データを保てること。つまり、今は配信やクラウドが普及して、保存・アーカイブが中心の使われ方になっている。
試験のツボ
🔴 一番出る:容量の大小関係
①CD(約700MB)< DVD(4.7GB)< Blu-ray(25GB)
②新しい世代ほど、容量が大きい
🔴 次に出る:光学記憶の正体
①レーザー光で読み書きするディスク型の媒体
②CD・DVD・Blu-rayが代表
🟡 押さえると安定:特徴と用途
①長期保存に向く
②近年は配信・クラウド普及で、保存・アーカイブ中心
よくある間違い
①「DVDとCDは、同じくらいの容量だ」→ ✗ DVD(4.7GB)は、CD(約700MB)の約7倍の容量。
②「Blu-ray(BD)とDVDは、同じ容量だ」→ ✗ Blu-ray(25GB)は、DVD(4.7GB)の約5倍の容量。
③「光学記憶は、レーザー光ではなく磁石で読み書きする」→ ✗ 光学記憶は、レーザー光で読み書きする。磁石(磁気)を使うのはHDDなど。
試験での出題パターン
実際の問題でたしかめてみよう。
オリジナル問題1(光学記憶の正体)
光学記憶に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 社員の出退勤を記録して、毎月の給与を計算するためのしくみだ
- レーザー光で読み書きする、ディスク型の記憶媒体のことである
- 取引先へ毎月の請求書を郵送する、決まった事務作業のことを指す
- 完成したシステムを宣伝して、より多く売るための広告活動である
解答は 2 だよ!
光学記憶は、レーザー光で読み書きするディスク型の記憶媒体なんだよ!CD・DVD・Blu-rayの仲間だね!
選択肢1は給与計算、選択肢3は請求書の事務、選択肢4は広告で、どれも違うよ!
| 選択肢 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | ✗ | 給与計算のしくみではない |
| 2 | ✓ | レーザー光で読み書きするディスクで正しい |
| 3 | ✗ | 請求書の事務の話 |
| 4 | ✗ | 広告活動ではない |
オリジナル問題2(容量の順)
光学記憶の容量の大小として、最も適切なものはどれか。
- 社員の給与の計算しだいで、容量が決まるとされているものである
- 取引先への請求書の枚数しだいで、容量が決まるとされているのだ
- Blu-rayがいちばん小さく、CDがいちばん大きいとされている
- CD<DVD<Blu-rayの順で、新しい世代ほど大容量である
解答は 4 だよ!
容量は、CD(約700MB)< DVD(4.7GB)< Blu-ray(25GB)の順なんだよ!新しい世代ほど大きくなるんだね!
選択肢1の給与、選択肢2の請求書、選択肢3の「Blu-rayが最小」は、いずれも違うよ!
| 選択肢 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | ✗ | 給与計算で決まるのではない |
| 2 | ✗ | 請求書の枚数で決まるのではない |
| 3 | ✗ | CDが最小、Blu-rayが最大で逆 |
| 4 | ✓ | CD<DVD<Blu-rayの順で正しい |
オリジナル問題3(特徴と用途)
光学記憶の特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 長期保存に向き、近年は保存・アーカイブが中心になっている
- 社員の給与を計算するときだけ、使われるものだとされている
- 取引先へ請求書を郵送するときだけ、使われるものだとされる
- まったく劣化せず、永久にデータが保てるとされているのである
解答は 1 だよ!
光学記憶は、長期保存に向き、近年は保存・アーカイブが中心になっているんだよ!配信やクラウドが普及して、日常の出番は減ってきたんだね!
選択肢2の給与、選択肢3の請求書、選択肢4の「永久に保てる」は、いずれも違うよ!
| 選択肢 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | ✓ | 長期保存向き・アーカイブ中心で正しい |
| 2 | ✗ | 給与計算のときだけではない |
| 3 | ✗ | 請求書のときだけではない |
| 4 | ✗ | 永久に保てるわけではない |
まとめ
押さえどころ
- 🔴 光学記憶 = レーザー光で読み書きするディスク型の記憶媒体(CD・DVD・Blu-ray)。
- 🔴 容量の順 = CD(約700MB)< DVD(4.7GB)< Blu-ray(25GB)。新しい世代ほど大容量。
- 🟡 特徴と用途 = 長期保存に向く。近年は配信・クラウド普及で、保存・アーカイブが中心。
次に学ぶ
- SSDとHDD ── 補助記憶装置の代表。光学記憶とあわせて、保存先の選択肢になる。
- フラッシュメモリ ── USBメモリやSSDの中身。持ち運びや保存に使う、別タイプの記憶。
執筆: SikakuQuest編集部