イーサネットとは?媒体・速度と、CSMA/CD

公開: 更新: カテゴリ: テクノロジ系

30秒で結論

イーサネットとは(全体像)

イーサネットとは、有線LAN(ケーブルでつなぐLAN)の、代表的な標準規格のことだ。機器どうしが、ケーブルでデータをやりとりするときの、共通のルールにあたる。

つなぐ媒体には、次のようなものがある。

速度は、世代とともに進化してきた。10Mbps→100Mbps→1Gbps(ギガビット)→10G→…と、どんどん速くなっている。

ここで一番のポイント。イーサネットは、有線LANの「1つの規格」だ。「イーサネットイコールLANそのもの」と思い込むと誤りで、無線LAN(Wi-Fi)は、イーサネットとは別の規格だ。


詳しく:媒体・速度と、CSMA/CD

ここが心臓部。ポイントを表で押さえよう。

イーサネットのポイント

項目やさしい意味
正体有線LANの代表的な標準規格
媒体ツイストペアケーブル(RJ-45)・光ファイバ
速度10M→100M→1G→10G…と進化を続ける
CSMA/CDデータの衝突を検知して、再送する方式

速度は、世代ごとに進化を続けている。ここで注意。イーサネットの速度は、固定ではない。「イーサネットの速度は、ずっと同じ」と思い込むと誤りで、年々、より速い規格が登場している。

また、イーサネットの古くからの方式に、CSMA/CDがある。これは、複数の機器が同時に送信してデータがぶつかった(衝突した)とき、それを検知して、少し待ってから再送するしくみだ。

わかりやすく言い換えると

身近なたとえで整理しよう。

イーサネットは、「有線でデータを送るときの、共通のルール」のイメージ。LANケーブルでつなぐときの、世界共通の取り決めだ。

「有線LANの1規格」というのは、イーサネットはLANの一種で、無線LAN(Wi-Fi)とは別だということ。要するに、有線のルールがイーサネット、無線のルールがWi-Fi。

「速度が進化」というのは、世代ごとに、どんどん速くなっていること。つまり、速度は固定ではない。


試験のツボ

🔴 一番出る:イーサネットの正体

①有線LANの代表的な標準規格

②ツイストペアケーブル(RJ-45)や光ファイバでつなぐ

🔴 次に出る:速度の進化

①速度は10M→100M→1G→10G…と進化を続けている

②速度は固定ではない

🟡 押さえると安定:有線LANの1規格/CSMA/CD

①イーサネットは有線LANの1規格(無線LANのWi-Fiは別)

②CSMA/CD=衝突を検知して再送する方式


よくある間違い

「イーサネットは、LANそのもの(無線も含む)のことだ」→ ✗  イーサネットは有線LANの1規格。無線LAN(Wi-Fi)は別の規格。

「イーサネットの速度は、ずっと同じで変わらない」→ ✗  速度は世代ごとに進化を続けている(10M→1G→…)。

「イーサネットは、光ファイバだけでしか使えない」→ ✗  ツイストペアケーブル(RJ-45)でも使える。光ファイバは長距離・高速向き。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(イーサネットの正体)

📝 オリジナル問題 1 イーサネットの正体

イーサネットに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. ケーブルでつなぐ、有線LANの代表的な標準規格のことである
  2. 社員の出退勤を記録して、毎月の給与を計算するためのしくみだ
  3. 取引先へ毎月の請求書を郵送する、決まった事務作業のことを指す
  4. 完成したシステムを宣伝して、より多く売るための広告活動である
エーアイコアラ
エーアイコアラ 解答・解説

解答は 1 です。

イーサネットは、有線LANの代表的な標準規格なのです。LANケーブルでつなぐときの、共通のルールなります。

選択肢2は給与計算、選択肢3は請求書の事務、選択肢4は広告で、どれも違うのです。

選択肢判定理由
1有線LANの代表的な標準規格で正しい
2給与計算のしくみではない
3請求書の事務の話
4広告活動ではない

オリジナル問題2(速度の進化)

📝 オリジナル問題 2 イーサネットの速度

イーサネットの速度に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 社員の給与の計算しだいで、速度が決まるとされているものである
  2. 取引先への請求書の枚数しだいで、速度が決まるとされているのだ
  3. 速度は10M→1G→10G…と進化を続けており、固定ではない
  4. ずっと同じ速度のままで、いっさい変わらないとされているのだ
エーアイコアラ
エーアイコアラ 解答・解説

解答は 3 です。

イーサネットの速度は、10M→100M→1G→10G…と進化を続けており、固定ではないのです。世代ごとに、どんどん速くなっているなります。

選択肢1の給与、選択肢2の請求書、選択肢4の「ずっと同じ」は、いずれも違うのです。

選択肢判定理由
1給与計算で決まるのではない
2請求書の枚数で決まるのではない
3進化を続け固定ではないで正しい
4速度は進化を続けている

オリジナル問題3(有線LANの1規格)

📝 オリジナル問題 3 イーサネットと無線LAN

イーサネットと無線LANに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 社員の給与を計算するときだけ、使われるものだとされている
  2. 取引先へ請求書を郵送するときだけ、使われるものだとされる
  3. イーサネットも無線LANも、まったく同じ規格だとされているのだ
  4. イーサネットは有線LANの1規格で、無線LANは別のものである
エーアイコアラ
エーアイコアラ 解答・解説

解答は 4 です。

イーサネットは有線LANの1規格で、無線LAN(Wi-Fi)は別なのです。有線のルールがイーサネット、無線のルールがWi-Fiなります。

選択肢1の給与、選択肢2の請求書、選択肢3の「まったく同じ規格」は、いずれも違うのです。

選択肢判定理由
1給与計算のときだけではない
2請求書のときだけではない
3イーサネットとWi-Fiは別の規格
4有線LANの1規格でWi-Fiは別で正しい

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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