擬似言語(疑似コード)とは?言語非依存と、目的

公開: 更新: カテゴリ: テクノロジ系

30秒で結論

擬似言語とは(全体像)

擬似言語とは、アルゴリズム(処理の手順)を、自然な言葉に近い形で書き表す表記法のことだ。「疑似コード」とも呼ばれる。

たとえば「もし点数が60以上なら合格、そうでなければ不合格」といった処理の流れを、決まった書き方で表す。実際のプログラムそっくりに見えるが、そのまま動かすためのものではなく、考え方を伝えるためのものだ。

ここで一番のポイント。擬似言語は、特定のプログラミング言語に依存しない。ある決まった言語(たとえば特定のアプリ開発言語)のルールに縛られず、どんな言語を使う人にも、共通で考え方が伝わるように書く。「擬似言語は、ある特定の言語そのものだ」と思い込むと誤りになる。


詳しく:言語非依存と、目的

ここが心臓部。ポイントを表で押さえよう。

擬似言語のポイント

項目やさしい意味
正体アルゴリズムを、言葉に近い形で書く表記法
言語非依存特定のプログラミング言語に縛られない
目的処理の考え方(ロジック)を、人に伝えること
書く要素変数・条件分岐(if)・くり返し(while/for)・配列など

擬似言語では、条件分岐(もし〜なら)くり返し(〜の間くり返す)といった、処理の基本パターンを、決まった書き方で表す。だから、フローチャート(流れ図)と同じように、アルゴリズムを分かりやすく伝えられる。

そして、もう1つ大事なこと。擬似言語の目的は、処理の「考え方(ロジック)」を伝えることだ。実際に動くプログラムを作ること自体が目的ではない。「擬似言語は、そのまま実行するためのものだ」と思い込むと誤りになる。

わかりやすく言い換えると

身近なたとえで整理しよう。

擬似言語は、「料理のレシピのように、処理の手順を、言葉に近い形で書いたもの」のイメージ。誰が読んでも、流れが分かるように書く。

「言語非依存」というのは、特定のプログラミング言語のルールに縛られないこと。要するに、どの言語を使う人にも、考え方が伝わる。

「目的はロジックを伝えること」というのは、動かすためではなく、考え方を共有するために書くこと。つまり、手順を分かりやすく伝えるのが役目だ。


試験のツボ

🔴 一番出る:擬似言語の正体

①アルゴリズムを、言葉に近い形で書く表記法

②条件分岐・くり返しなどを、決まった書き方で表す

🔴 次に出る:言語非依存

①特定のプログラミング言語に縛られない

②どの言語を使う人にも、考え方が伝わる

🟡 押さえると安定:目的

①目的は、処理の考え方(ロジック)を伝えること

②そのまま動かすためのものではない


よくある間違い

「擬似言語は、ある特定のプログラミング言語そのものだ」→ ✗  擬似言語は言語非依存。特定の言語のルールには縛られない。

「擬似言語は、そのまま実行して動かすために書く」→ ✗  目的は、考え方(ロジック)を伝えること。動かすこと自体が目的ではない。

「擬似言語では、条件分岐やくり返しは書けない」→ ✗  条件分岐(if)やくり返し(while/for)も、決まった書き方で表せる。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(擬似言語の正体)

📝 オリジナル問題 1 擬似言語の正体

擬似言語に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 社員の出退勤を記録して、毎月の給与を計算するためのしくみだ
  2. 取引先へ毎月の請求書を郵送する、決まった事務作業のことを指す
  3. アルゴリズムを、自然な言葉に近い形で書き表すための表記法だ
  4. 完成したシステムを宣伝して、より多く売るための広告活動である
データパン
データパン 解答・解説

解答は 3 だぱん。

擬似言語は、アルゴリズムを、自然な言葉に近い形で書き表す表記法なんだぱん。レシピのように、手順を分かりやすく書くイメージだぱん。

選択肢1は給与計算、選択肢2は請求書の事務、選択肢4は広告で、どれも違うぱん。

選択肢判定理由
1給与計算のしくみではない
2請求書の事務の話
3言葉に近い形で書く表記法で正しい
4広告活動ではない

オリジナル問題2(言語非依存)

📝 オリジナル問題 2 言語非依存

擬似言語の特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 社員の給与を計算するときだけ、使える表記法だとされているものだ
  2. 特定のプログラミング言語に依存せず、共通で考え方を伝えられる
  3. 取引先へ請求書を郵送するときだけ、使える表記法だとされている
  4. ある1つの言語のルールに、完全に縛られるものだとされているのだ
データパン
データパン 解答・解説

解答は 2 だぱん。

擬似言語は、特定のプログラミング言語に依存せず、共通で考え方を伝えられるんだぱん。どの言語を使う人にも伝わるのが強みだぱん。

選択肢1の給与、選択肢3の請求書、選択肢4の「1つの言語に縛られる」は、いずれも違うぱん。

選択肢判定理由
1給与計算のときだけではない
2言語非依存で考え方を伝えるで正しい
3請求書のときだけではない
4特定の言語には縛られない

オリジナル問題3(擬似言語の目的)

📝 オリジナル問題 3 擬似言語の目的

擬似言語の目的に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 社員の給与の計算しだいで、目的が決まるとされているものである
  2. 取引先への請求書の枚数しだいで、目的が決まるとされているのだ
  3. そのまま実行して動かすこと自体が、いちばんの目的だとされている
  4. 処理の考え方(ロジック)を、人に分かりやすく伝えることである
データパン
データパン 解答・解説

解答は 4 だぱん。

擬似言語の目的は、処理の考え方(ロジック)を、人に分かりやすく伝えることなんだぱん。動かすこと自体が目的ではないんだぱん。

選択肢1の給与、選択肢2の請求書、選択肢3の「動かすことが目的」は、いずれも違うぱん。

選択肢判定理由
1給与計算で決まるのではない
2請求書の枚数で決まるのではない
3動かすこと自体が目的ではない
4ロジックを伝えることで正しい

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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