傷害保険とは?急激・外来・偶然の3つをすべて満たす事故によるケガに備える損害保険

公開: 更新: カテゴリ: リスク管理

30秒で結論

傷害保険とは(全体像)

傷害保険は、事故でケガをしたときに保険金が出る損害保険。入院・通院・後遺障害・死亡などに応じて給付される。

対象になるのは、次の3つをすべて満たす事故のケガだけ。

この3つのどれか1つでも欠けると対象外。だから、体の中で徐々に進む病気は原則対象外(医療保険の出番)。自分の意思でわざと起こしたケガ(故意)も対象外になる。


詳しく:この2つの表で戦える

ここが記事の心臓部。傷害保険は「3条件」と「4つの商品タイプ」の表に全部つまっている。

給付対象になる3条件(急・外・偶)

条件意味ポイント
急激短時間で突然起きた徐々に進むものはNG
外来体の外側から作用した内側で進む病気はNG
偶然予想できなかったわざと(故意)はNG

3つすべてを満たすのが条件。1つでも欠ければ給付されない、というのがいちばん問われる。

傷害保険の4つの商品タイプ

タイプだれを補償病気
普通傷害本人対象外
家族傷害本人+家族対象外
交通事故傷害交通事故が原因のケガに限定対象外
海外旅行傷害海外旅行中のケガ対象(例外)

ふつうの傷害保険は病気を補償しない。でも海外旅行傷害保険だけは病気も対象になる。海外で体調を崩したときの治療費もカバーするためで、ここが対比でよく問われる。

わかりやすく言い換えると

つまり、傷害保険は「急に・外から・偶然に起きた事故でケガをしたら保険金が出る」もの。逆に言えば、この3つに当てはまらない病気や、わざとのケガは出ない、ということ。

要するに商品タイプはだれを守るか・何が原因かで見分ける。本人だけなら普通、家族も入れるなら家族、交通事故にしぼるなら交通事故傷害、海外旅行向けなら海外旅行傷害、という具合。


試験のツボ

🔴 一番出る:給付対象は「急・外・偶」の3つすべて

①3条件 = 急激・外来・偶然

②3つすべて満たすのが条件(1つでも欠けたら対象外)

🔴 次に出る:病気の扱い

①病気は原則対象外(ケガが対象)

②例外は海外旅行傷害保険だけ(病気も対象)

🟡 押さえると安定:故意(わざと)のケガは対象外


よくある間違い

「傷害保険は病気もぜんぶ補償する」→ ✗  病気は原則対象外。出るのは海外旅行傷害保険のときだけ。

「商品タイプはどれも同じ中身」→ ✗  普通・家族・交通事故・海外旅行で、だれを・何を補償するかが違う。

「3条件は急激・外来・"故意"」→ ✗  正しくは「偶然」。故意(わざと)はむしろ対象外。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(給付対象の3条件)

📝 オリジナル問題 1 給付対象の3条件

傷害保険の給付対象となるケガの条件に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 計画的・内発的・必然の3つをすべて満たす事故によるケガだけが給付の対象になるとされている
  2. 急激・外来・偶然の3つをすべて満たす事故によるケガが給付の対象になるとされている
  3. 徐々に進行する体の内側の症状であれば給付の対象として広く扱われるとされている
  4. 契約者の毎月の収入額の区分に応じて給付の対象かどうかが自動で決まるとされている
インスキメ
インスキメ 解答・解説

解答は 2 だよ。

わかりやすく言い換えると、対象は「急に・外から・偶然に」起きた事故のケガ。頭文字で「急・外・偶」、3つそろってはじめて給付されるんだ。計画的・内発的・必然でも、徐々に進む症状でも、収入区分でもないよ。

選択肢判定理由
1計画的・内発的・必然ではない
2急激・外来・偶然の3つで正しい
3徐々に進む内側の症状は対象外
4収入額の区分で決まるものではない

オリジナル問題2(病気の扱い)

📝 オリジナル問題 2 病気の扱い

傷害保険における病気の取扱いに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 傷害保険は病気を含むあらゆる体の不調を無条件にすべて補償するものとされている
  2. 傷害保険は徐々に進行する体の症状を、つねに中心的な補償の対象とするものとされている
  3. 傷害保険は病気を原則として対象外とし、急激・外来・偶然の事故によるケガを対象とする
  4. 傷害保険は自動車保険の保険料の水準に応じて病気の補償可否が決まる連動型とされている
プランリス
プランリス 解答・解説

解答は 3 だっ。

つまり傷害保険は、病気は原則として対象外で、急・外・偶のケガが対象だっ。病気を全部補償でも、徐々の症状が中心でも、保険料に連動でもないっ!病気で出るのは海外旅行傷害保険のときだけ、と押さえておけっ。

選択肢判定理由
1病気を無条件で全部補償するものではない
2徐々の症状を中心に補償するものではない
3病気は原則対象外・ケガが対象で正しい
4保険料に連動して病気補償が決まるものではない

オリジナル問題3(商品タイプ)

📝 オリジナル問題 3 商品タイプ

傷害保険の代表的な商品タイプに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 傷害保険は本人の死亡保障だけを目的とする生命保険型の単一タイプだけで構成されるとされている
  2. 傷害保険は契約者の毎月の給与額に応じた所得連動型の単一タイプに固定されるとされている
  3. 傷害保険はどのタイプでも被保険者の病気を主たる補償の対象とする点で共通するとされている
  4. 傷害保険は普通傷害・家族傷害・交通事故傷害・海外旅行傷害などの複数タイプに分かれている
マネケンジャ
マネケンジャ 解答・解説

解答は 4 である。

要するに、傷害保険は普通傷害・家族傷害・交通事故傷害・海外旅行傷害などの複数タイプに分かれる。死亡保障だけの生命保険型でも、所得連動型でも、病気を主たる対象にするものでもない。だれを・何を補償するかで使い分ける、と押さえる。

選択肢判定理由
1死亡保障だけの生命保険型単一ではない
2給与額に連動する所得連動型ではない
3傷害保険は病気が原則対象外でケガが対象
4普通・家族・交通事故・海外旅行などの複数タイプで正しい

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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