個人ローンと総量規制とは?何が対象で、何が対象外か

公開: 更新: カテゴリ: ライフプランニング

30秒で結論

個人ローンと総量規制とは(全体像)

総量規制は、借りすぎを防ぐためのしくみ。貸金業者から借りられる総額を、年収の3分の1までに制限するもの。たとえば年収300万円なら、貸金業者からの借入は合計100万円までが上限になる。

ここで一番の落とし穴が、「どの借入にかかるか」。総量規制は貸金業者(消費者金融・信販会社など)が対象で、銀行は対象外。銀行のカードローンや住宅ローンは、銀行を規制する別のルールにもとづくので、総量規制の3分の1の枠には数えない。


詳しく:何が対象で、何が対象外か

ここが記事の心臓部。総量規制は「誰から」と「何のための借入か」で対象が決まる。

総量規制の対象・対象外

総量規制ひとことで
貸金業者からの借入対象消費者金融・カードのキャッシングなど。年収の3分の1まで
銀行からの借入対象外銀行のカードローンなど。銀行は別の法律で規制

さらに、貸金業者からの借入でも一部は例外として、3分の1の枠に数えない(または別扱いになる)。代表例は次のとおり。

総量規制の主な例外(枠に数えない借入)

なぜ例外か
住宅ローン生活の基盤になる大きな借入のため
自動車ローン(自動車担保)車という担保があるため
高額療養費の立て替えなど緊急でやむを得ない資金のため

整理のコツは2つ。

「貸金業者か銀行か」で対象が分かれる。総量規制は貸金業者、銀行は対象外。

目的が生活の基盤や担保つきのものは、例外として枠の外。住宅ローンや自動車ローンが代表。

わかりやすく言い換えると

つまり総量規制は、「借りすぎ防止のブレーキ」だとイメージするとラク。ただしブレーキがかかるのは貸金業者からの借入だけで、銀行には別のブレーキがある。

要するに、消費者金融などで借りられるのは年収の3分の1まで。でも、住宅ローンのように暮らしの土台になる借入は、このブレーキの外に置かれている。

覚え方の軸はシンプル。「貸金業者・3分の1・例外あり」。この3点をセットにすると、ひっかけに強くなる。


試験のツボ

🔴 一番出る:総量規制は貸金業者が対象

①貸金業者(消費者金融など)からの借入が対象

②銀行のカードローンは対象外(別の法律で規制)

🔴 次に出る:上限は年収の3分の1

①貸金業者からの借入は合計で年収の3分の1まで

②年収300万円なら上限は100万円

🟡 押さえると安定:一部は例外で枠の外

①住宅ローン・自動車ローンなどは枠に数えない

②生活の基盤や担保つきの借入が例外になりやすい


よくある間違い

「銀行のカードローンも総量規制の対象」→ ✗  対象は貸金業者からの借入。銀行は別の法律で規制され、総量規制の対象外。

「どんな借入でも年収の3分の1まで」→ ✗  住宅ローンなど一部は例外で、3分の1の枠に数えない。

「総量規制は年収の2分の1まで」→ ✗  上限は年収の3分の1。割合の数字に注意。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(総量規制の上限)

📝 オリジナル問題 1 総量規制の上限

貸金業法の総量規制に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 貸金業者からの借入は、年収にかかわらず一律で300万円までと決められている
  2. 貸金業者からの借入合計は、その人の年収の3分の1までという上限が原則として設けられている
  3. 貸金業者からの借入は、年収の2分の1までならいくらでも自由に借りられるものとされている
  4. 貸金業者からの借入には上限がなく、本人が希望すればいくらでも借りられる決まりとされている
プランリス
プランリス 解答・解説

解答は 2 だっ。

総量規制では、貸金業者からの借入の合計は原則として年収の3分の1まで。年収300万円なら100万円までだよっ。

選択肢1の「一律300万円」、選択肢3の「2分の1まで」、選択肢4の「上限なし」は、いずれも誤りだっ。割合は3分の1、と覚えてねっ。

選択肢判定理由
1一律ではなく年収に応じて決まる
2年収の3分の1までで正しい
3上限は2分の1ではなく3分の1
4上限なしではない

オリジナル問題2(対象になる借入)

📝 オリジナル問題 2 総量規制の対象

総量規制の対象に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 銀行のカードローンも貸金業者からの借入もすべて、まとめて総量規制の対象になるとされている
  2. 総量規制は銀行からの借入だけが対象で、消費者金融などの貸金業者は対象外とされている
  3. 総量規制はすべての借入が対象外で、上限という考え方そのものが存在しないものとされている
  4. 総量規制の対象となるのは貸金業者からの借入で、銀行のカードローンは対象外とされている
プランリス
プランリス 解答・解説

解答は 4 だよっ。

総量規制の対象は貸金業者からの借入。銀行のカードローンは対象外で、銀行は別の法律で規制されるんだっ。

選択肢1は「銀行も対象」が誤り、選択肢2は対象が逆、選択肢3は「上限がない」が誤りだよっ。「貸金業者は対象・銀行は対象外」で覚えてねっ。

選択肢判定理由
1銀行のカードローンは対象外
2対象は貸金業者で、銀行ではない
3貸金業者には3分の1の上限がある
4貸金業者が対象・銀行は対象外で正しい

オリジナル問題3(例外になる借入)

📝 オリジナル問題 3 総量規制の例外

総量規制の例外に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 住宅ローンや自動車ローンといった一部の借入は、総量規制の枠には数えない例外として扱われる
  2. 住宅ローンは生活の基盤になる借入だが、ほかの借入と同じく必ず年収の3分の1に含めるとされる
  3. 例外はいっさい認められず、目的にかかわらずすべての借入が3分の1の枠に入るものとされている
  4. 自動車ローンは担保があっても例外にならず、つねに総量規制の枠に含めて計算するとされている
プランリス
プランリス 解答・解説

解答は 1 だっ。

住宅ローンや自動車ローンなど一部の借入は、総量規制の枠に数えない例外として扱われるよっ。生活の基盤や担保つきの借入が例外になりやすいんだっ。

選択肢2・3・4は、どれも「例外を認めない」方向の説明で誤りだよっ。住宅ローンや自動車ローンは枠の外、と押さえてねっ。

選択肢判定理由
1住宅・自動車ローンなどは例外で正しい
2住宅ローンは枠に数えない例外
3例外は存在する
4自動車ローンも例外になりうる

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

勉強は、クエストになった。

資格の勉強を、冒険に変えるRPG学習アプリ

App Storeで見る