保険販売チャネルとは(全体像)
保険は、いろいろな経路で買える。昔ながらの営業担当者だけでなく、代理店・銀行・ネットなど、売り方(チャネル)が多様化しているのが今の特徴だ。
押さえるのは、専属代理店と乗合代理店の違い、銀行窓口販売、ネットのダイレクト型という主なチャネル。それぞれの特徴を区別するのがFP2級でよく問われる。
詳しく:主な販売チャネル
ここが記事の心臓部。チャネルの種類を表で押さえる。
主な保険販売チャネル
| チャネル | 特徴 |
|---|---|
| 専属代理店 | 1つの保険会社の商品を扱う |
| 乗合代理店 | 複数の保険会社の商品を扱う(来店型は複数社を比較できる) |
| 銀行窓口販売 | 銀行の窓口で販売する(2007年に全面解禁) |
| ネット販売(ダイレクト型) | ネットで直接申し込む |
ポイントは、まず専属代理店と乗合代理店の違い。専属代理店は1つの保険会社の商品だけを扱う。乗合代理店は複数の保険会社の商品を扱い、来店型なら複数社を比較して選べる。
次に銀行窓口販売。銀行の窓口でも保険を買えるようになっており、2007年に全面解禁された。そして、ネットで直接申し込むダイレクト型も広がっている。こうしてチャネルが多様化し、消費者は自分に合った経路を選べるようになったのがFP実務での視点だ。制度や状況は変わるので、受験する年度の最新の内容もあわせて確認しておこう。
わかりやすく言い換えると
つまり、「1社だけの専属、複数社の乗合、銀行窓口、ネットのダイレクトと、保険の売り方が多様化」とイメージするとラク。
要するに、保険販売チャネルは専属・乗合・銀行窓口・ネットなど多様化しているもの、と押さえておこう。
試験のツボ
🔴 一番出る:専属と乗合の違い
①専属代理店は1つの保険会社の商品を扱う
②乗合代理店は複数の保険会社の商品を扱う
🔴 次に出る:銀行窓口販売
①銀行の窓口でも保険を買える
②2007年に全面解禁された
🟡 押さえると安定:多様化
①ネットのダイレクト型も広がっている
②消費者は自分に合った経路を選べる
よくある間違い
①「専属代理店も乗合代理店も、扱う会社の数は同じ」→ ✗ 専属は1社、乗合は複数社を扱うという違いがある。
②「保険は銀行の窓口では買えない」→ ✗ 銀行窓口販売は2007年に全面解禁され、銀行でも買える。
③「保険の販売チャネルは営業担当者だけ」→ ✗ 代理店・銀行・ネットなど、チャネルは多様化している。
試験での出題パターン
実際の問題でたしかめてみよう。
オリジナル問題1(専属と乗合)
保険販売チャネルに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 専属代理店も乗合代理店も、扱う保険会社の数はまったく同じだとされているのである
- 専属代理店は1つの会社の商品を扱い、乗合代理店は複数の保険会社の商品を扱う
- 乗合代理店は、1つの保険会社の商品だけを扱うものと決められているのである
- 専属代理店は、複数の保険会社の商品を扱うものと決められているものとされている
解答は 2 である。
専属代理店は1社の商品を扱い、乗合代理店は複数の保険会社の商品を扱う。ここが大きな違いじゃ。
選択肢1の「同じ数」、選択肢3の「乗合は1社だけ」、選択肢4の「専属は複数社」は、いずれも誤りじゃ。
| 選択肢 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | ✗ | 専属は1社・乗合は複数社 |
| 2 | ✓ | 専属は1社・乗合は複数社で正しい |
| 3 | ✗ | 乗合は複数社を扱う |
| 4 | ✗ | 専属は1社を扱う |
オリジナル問題2(銀行窓口販売)
銀行窓口販売に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 保険は、銀行の窓口ではいっさい買えないものと決められているものとされている
- 銀行窓口での保険販売は、いまも禁止されたままだと決められているのである
- 銀行窓口での保険販売は2007年に全面解禁され、保険を買えるようになった
- 銀行窓口販売は、保険とはいっさい関係がないものと決められているものとされる
解答は 3 である。
銀行窓口での保険販売は2007年に全面解禁され、銀行でも保険を買えるようになった。チャネルが広がったのじゃ。
選択肢1の「銀行では買えない」、選択肢2の「禁止されたまま」、選択肢4の「保険と関係ない」は、いずれも誤りじゃ。
| 選択肢 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | ✗ | 銀行窓口でも買える |
| 2 | ✗ | 2007年に全面解禁された |
| 3 | ✓ | 2007年全面解禁で買えるで正しい |
| 4 | ✗ | 保険を販売する経路である |
オリジナル問題3(多様化)
保険販売チャネルの多様化に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 代理店・銀行・ネットなど、保険の販売チャネルは近年大きく多様化してきている
- 保険の販売チャネルは、営業担当者だけだと決められているものとされているのだ
- ネットのダイレクト型は、保険の販売にはいっさい使われないとされているのである
- 保険のチャネルは、昔から1種類しかないものと決められているものとされている
解答は 1 である。
代理店・銀行・ネットなど、保険の販売チャネルは多様化してきている。消費者は自分に合った経路を選べるのじゃ。
選択肢2の「営業担当者だけ」、選択肢3の「ネットは使われない」、選択肢4の「1種類しかない」は、いずれも誤りじゃ。
| 選択肢 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | ✓ | 代理店・銀行・ネットなど多様化で正しい |
| 2 | ✗ | 多様なチャネルがある |
| 3 | ✗ | ネットのダイレクト型もある |
| 4 | ✗ | チャネルは複数ある |
まとめ
押さえどころ
- 🔴 保険販売チャネルは専属代理店(1社)と乗合代理店(複数社)の違いがカギ。
- 🔴 銀行窓口販売は2007年に全面解禁され、銀行でも保険を買える。
- 🟡 ネットのダイレクト型も広がり、チャネルは多様化している。
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執筆: SikakuQuest編集部