物価指標とは?CPIとCGPI・コアの除き方

公開: 更新: カテゴリ: 金融資産運用

30秒で結論

物価指標とは(全体像)

物価指標は、世の中のモノやサービスの値段がどう動いたかを数字で表したもの。インフレやデフレを測るためのものさしになる。

押さえるのは、どの段階の価格を見るかと、何を除いて見るか。消費者が買う段階を見るのがCPI、企業間の取引段階を見るのがCGPI。そして、値動きの大きい生鮮食品やエネルギーを除いた指標もある。ここがFP2級でよく問われる。


詳しく:CPIとCGPI・コアの除き方

ここが記事の心臓部。まず、見る段階のちがい。

消費者物価指数と企業物価指数

指標見る段階
消費者物価指数(CPI)消費者が買う段階の価格
企業物価指数(CGPI)企業間で取引する段階の価格

そして、CPIから何を除くかで呼び方が変わる。

コアCPIとコアコアCPI

指標除くもの
コアCPI生鮮食品を除く
コアコアCPI生鮮食品とエネルギーを除く

整理のコツは、まずCPIは消費者・CGPIは企業間だと押さえること。買う人の段階を見るのがCPI、企業どうしの取引段階を見るのがCGPI。次にコアは除き方のちがい。生鮮食品を除けばコアCPI、生鮮食品とエネルギーも除けばコアコアCPI。

なお、指標の数値は時期で変わる。受験する年度の最新の内容もあわせて確認しておくとよい。

わかりやすく言い換えると

つまり物価指標は、「値段の動きを、どの段階で・何を除いて見るか」で分かれたものさしだとイメージするとラク。

要するに、消費者物価指数(CPI)は消費者が買う段階の価格、企業物価指数(CGPI)は企業間で取引する段階の価格。そして、値動きの大きい生鮮食品を除いたのがコアCPI、生鮮食品とエネルギーも除いたのがコアコアCPI。除けば除くほど、土台の物価の流れがはっきり見える。

ひっかけは「コアコアCPIは生鮮食品だけを除いた指標」という思い込み。コアコアは生鮮食品とエネルギーの両方を除く、と押さえておこう。


試験のツボ

🔴 一番出る:CPIとCGPIのちがい

①消費者物価指数(CPI)は消費者が買う段階の価格

②企業物価指数(CGPI)は企業間で取引する段階の価格

🔴 次に出る:コアの除き方

①コアCPIは生鮮食品を除く

②コアコアCPIは生鮮食品とエネルギーを除く

🟡 押さえると安定:物価指標の役割

①インフレやデフレを測るものさし

②除くものを変えて物価の流れを見る


よくある間違い

「企業物価指数(CGPI)は消費者が買う段階の価格を表す」→ ✗  消費者が買う段階はCPI。CGPIは企業間で取引する段階。

「コアコアCPIは生鮮食品だけを除いた指標である」→ ✗  コアコアCPIは生鮮食品とエネルギーの両方を除く。

「コアCPIはエネルギーを除いた指標である」→ ✗  コアCPIは生鮮食品を除く。エネルギーも除くのはコアコアCPI。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(CPIとCGPI)

📝 オリジナル問題 1 CPIとCGPI

消費者物価指数と企業物価指数に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 消費者物価指数も企業物価指数も、まったく同じ段階の価格を表すものとされている
  2. 消費者物価指数は企業間の取引段階、企業物価指数は消費者が買う段階を表すとされている
  3. 消費者物価指数は消費者が買う段階、企業物価指数は企業間で取引する段階の価格を表す
  4. 消費者物価指数は、価格とはいっさい関係のない数字であると決められている
カブドラ
カブドラ 解答・解説

解答は 3 である。

消費者物価指数は消費者が買う段階、企業物価指数は企業間で取引する段階の価格を表すのじゃ。見る場所がちがうぞ。

選択肢1は「同じ段階」、選択肢2は段階が逆、選択肢4は「価格と関係ない」で、いずれも誤りじゃ。

選択肢判定理由
1見る段階がちがう
2消費者と企業間が逆
3CPIは消費者・CGPIは企業間で正しい
4価格の動きを表す

オリジナル問題2(コアコアCPI)

📝 オリジナル問題 2 コアコアCPI

コアコアCPIに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. コアコアCPIは、生鮮食品とエネルギーの両方を除いて求める物価指数である
  2. コアコアCPIは、生鮮食品だけを除いて求めるものと決められている
  3. コアコアCPIは、何も除かず、すべての品目を含めて求めるものとされている
  4. コアコアCPIは、物価とはいっさい関係のない数字であると決められている
カブドラ
カブドラ 解答・解説

解答は 1 である。

コアコアCPIは、生鮮食品とエネルギーの両方を除いて求める物価指数じゃ。値動きの大きいものを除いて、土台の流れを見るぞ。

選択肢2は「生鮮食品だけ」、選択肢3は「何も除かない」、選択肢4は「物価と関係ない」で、いずれも誤りじゃ。

選択肢判定理由
1生鮮食品とエネルギーを除き正しい
2生鮮だけはコアCPI
3両方を除いて求める
4物価の動きを表す

オリジナル問題3(コアCPI)

📝 オリジナル問題 3 コアCPI

コアCPIに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. コアCPIは、生鮮食品とエネルギーの両方をまとめて除いて求めるものと決められている
  2. コアCPIは、何も除かずにすべてを含めて求めるものと決められている
  3. コアCPIは、物価とはいっさい関係のない数字であると決められている
  4. コアCPIは、値動きの大きい生鮮食品を取り除いて計算する、消費者物価の指数である
カブドラ
カブドラ 解答・解説

解答は 4 である。

コアCPIは、値動きの大きい生鮮食品を除いて求める物価指数じゃ。エネルギーも除けば、コアコアCPIになるぞ。

選択肢1は「両方除く」、選択肢2は「何も除かない」、選択肢3は「物価と関係ない」で、いずれも誤りじゃ。

選択肢判定理由
1両方除くはコアコア
2生鮮食品を除く
3物価の動きを表す
4生鮮食品を除いて求め正しい

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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