センサ・アクチュエータとは?センサは現実を数値に変える入力

公開: 更新: カテゴリ: テクノロジ系

30秒で結論

センサ・アクチュエータとは(全体像)

センサとアクチュエータは、コンピュータと現実世界をつなぐ入口と出口だ。

身近にたとえると、人体の五感と筋肉。目や耳(センサ)で外の様子を感じ取り、筋肉(アクチュエータ)で体を動かす。ロボットや自動運転は、コンピュータにこの「五感」と「筋肉」を与えたものだ。

つまり、センサで現実を読み取り、コンピュータが判断し、アクチュエータで現実を動かす——これがIoTやロボットの基本の流れだ。


詳しく:MEMSとモータの種類だけ覚えれば戦える

ここが記事の心臓部。まずセンサで覚えたいのがMEMS

センサとMEMS

項目内容
代表的なセンサ温度・加速度・ジャイロ(傾き)・GPS(位置)・距離(LiDAR)など
MEMS半導体技術で作る、とても小さなセンサ
MEMSの特徴安くて小さく、スマホ1台に多数(加速度・ジャイロなど)入っている

MEMSは「特殊な装置」ではなく、スマホに何十個も入っている身近な部品。画面の自動回転や歩数計などは、このMEMSセンサが支えている。

次にアクチュエータ。モータは1種類ではなく、用途で使い分けるのがポイント。

おもなモータの使い分け

種類得意なこと
DCモータ単純・安いおもちゃ
サーボモータ位置をきっちり合わせるロボットアーム
ステッピングモータ角度を細かく刻むプリンタ
BLDC(ブラシレス)高効率ドローン・電動工具

つまり、「モータ」とひとことでいっても中身はいろいろ。位置を正確に決めたいならサーボ、角度を細かく刻みたいならステッピング、というふうに用途で選ぶ、というわけだね。

わかりやすく言い換えると

要するに、この2つは「現実とコンピュータをつなぐ入口と出口」だ。

センサ … 現実を数値にする入力(人体の五感)。温度・動き・距離など

アクチュエータ … 数値を動きにする出力(人体の筋肉)。モータなど

MEMSとモータ … MEMSは小さなセンサでスマホに多数。モータは用途で使い分ける

「MEMSは特殊ではなくスマホに多数」「モータは1種類ではない」だけは取り違えやすい。


試験のツボ

🔴 一番出る:センサとアクチュエータの役割

①センサは現実を数値にする(入力・五感)

②アクチュエータは数値を動きにする(出力・筋肉)

🔴 次に出る:MEMS

①半導体技術で作る、とても小さなセンサ

②スマホに多数(加速度・ジャイロなど)。特殊な装置ではない

🟡 押さえると安定:モータの使い分け

①サーボは位置をきっちり、ステッピングは角度を細かく

②モータは1種類ではなく用途で選ぶ


よくある間違い

「センサが現実を動かし、アクチュエータが現実を測る」→ ✗  逆。センサが測って数値にし(入力)、アクチュエータが動かす(出力)。

「MEMSは特殊で、ふだんは使われない装置」→ ✗  MEMSはスマホに何十個も入っている身近な部品。

「モータは1種類しかない」→ ✗  DC・サーボ・ステッピング・BLDCなど、用途で使い分ける。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(役割)

📝 オリジナル問題 1 センサとアクチュエータの役割

センサとアクチュエータに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. センサは数値を動きに変える出力で、アクチュエータは現実を数値に変える入力である
  2. センサもアクチュエータもまったく同じもので、入力と出力の区別はないものとされる
  3. センサは現実を数値に変える入力で、アクチュエータは数値を動きに変える出力である
  4. センサもアクチュエータも現実を数値にするだけで、現実を動かすことはできないものだ
ネトスパ
ネトスパ 解答・解説

解答は 3 である。

センサは現実を数値に変える入力、アクチュエータは数値を動きに変える出力なのだ。人体の五感と筋肉の関係なるぞ。

選択肢1はセンサとアクチュエータが逆。選択肢2の「同じ」、選択肢4の「動かせない」も誤りである。

選択肢判定理由
1センサとアクチュエータが逆
2入力と出力で役割が違う
3センサ=入力・アクチュエータ=出力
4アクチュエータは動かす

オリジナル問題2(MEMS)

📝 オリジナル問題 2 MEMS

MEMSに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. MEMSはとても大きな装置で、特別な施設にしか置けないものとされているものだ
  2. MEMSは半導体技術で作る小さなセンサで、スマホに多数搭載される身近な部品である
  3. MEMSはセンサではなくモータの一種で、現実を動かすために使うものとされている
  4. MEMSは現代ではほとんど使われず、過去の技術になったものとされているものである
ネトスパ
ネトスパ 解答・解説

解答は 2 である。

MEMSは半導体技術で作る小さなセンサで、スマホに多数搭載される身近な部品なのだ。画面の自動回転などを支えているなるぞ。

選択肢1の「とても大きい」、選択肢3の「モータの一種」、選択肢4の「過去の技術」はどれも誤りである。

選択肢判定理由
1とても小さい
2小さなセンサ・スマホに多数
3センサであってモータではない
4現役で広く使われる

オリジナル問題3(モータの種類)

📝 オリジナル問題 3 モータの種類

モータの種類に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. モータはDC・サーボ・ステッピングなど複数あり、用途によって使い分けるものである
  2. モータは1種類しかなく、どんな用途でもまったく同じモータを使うものとされている
  3. サーボモータは角度を刻むのが苦手で、位置合わせにはいっさい使えないものとされる
  4. ステッピングモータは位置を合わせる用途のみで、角度を刻むことはできないものである
ネトスパ
ネトスパ 解答・解説

解答は 1 である。

モータはDC・サーボ・ステッピングなど複数あり、用途によって使い分けるのだ。位置決めはサーボ、角度刻みはステッピングなるぞ。

選択肢2の「1種類だけ」、選択肢3の「サーボは位置合わせ不可」、選択肢4の「ステッピングは角度を刻めない」はどれも誤りである。

選択肢判定理由
1複数あり用途で使い分け
21種類ではない
3サーボは位置合わせが得意
4ステッピングは角度刻みが得意

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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