RAMとROMとは?DRAM・SRAMと、書き換えできるROM

公開: 更新: カテゴリ: テクノロジ系

30秒で結論

RAMとROMとは(全体像)

RAMとROMは、どちらも半導体(電子部品)でできた記憶(メモリ)で、性質によって2つに分けられる。

机と本棚でたとえると分かりやすい。RAMは「作業机」。電源を切ると片づいてしまう(消える)が、出し入れは自由。ROMは「本棚」。電源を切っても、置いたものはそのまま残る。

ここで一番のポイント。いちばんの違いは「揮発性か、不揮発性か」だ。RAMは電源を切ると消え、ROMは消えない。「RAMは電源を切っても消えない」と思い込むと誤りになる。


詳しく:DRAM・SRAMと、書き換えできるROM

ここが心臓部。RAMとROMの中身を表で押さえよう。

RAMとROMの分類

種類性質特徴・用途
RAM揮発性(消える)読み書き可
DRAM揮発性低速・大容量(主メモリに使う)
SRAM揮発性高速・小容量(キャッシュに使う)
ROM不揮発性(消えない)元来は読み取り専用

RAMには、2つの種類がある。DRAM(ディーラム)は、低速だが大容量で、主メモリ(メインメモリ)に使うSRAM(エスラム)は、高速だが小容量で、キャッシュメモリに使う。「RAMは主メモリだけ」と思い込むと誤りになる。

ROMは、もともと読み取り専用(書き込めない)という意味だ。ただし、ここで注意。今は、フラッシュメモリ(USBメモリやSSDの中身)やEEPROMのように、書き換えできるROMもある。「ROMは、ぜったいに書き換えられない」と思い込むと誤りだ。

わかりやすく言い換えると

身近なたとえで整理しよう。

RAMは、「作業机。電源を切ると片づく(消える)が、出し入れ自由」のイメージ。ROMは、「本棚。電源を切っても残る」イメージだ。

DRAMとSRAMは、「DRAM=大きいけど遅い倉庫(主メモリ)、SRAM=小さいけど速い引き出し(キャッシュ)」。要するに、用途で使い分ける。

「書き換えできるROMもある」というのは、フラッシュメモリのように、不揮発性なのに書き換えられるものがあること。つまり、ROM=ぜったい書き換え不可、ではない。


試験のツボ

🔴 一番出る:RAMとROMの違い

①RAM=揮発性(電源OFFで消える)・読み書き可

②ROM=不揮発性(電源OFFでも消えない)

🔴 次に出る:DRAMとSRAM

①DRAM=低速・大容量(主メモリに使う)

②SRAM=高速・小容量(キャッシュに使う)

🟡 押さえると安定:書き換えできるROM

①ROMは、もともと読み取り専用の意味

②今はフラッシュメモリなど、書き換えできるROMもある


よくある間違い

「RAMは、電源を切っても中身が消えない」→ ✗  RAMは揮発性。電源を切ると消える。消えないのはROM(不揮発性)。

「RAMは、主メモリに使うものだけだ」→ ✗  DRAM(主メモリ)とSRAM(キャッシュ)がある。

「ROMは、ぜったいに書き換えられない」→ ✗  フラッシュメモリやEEPROMなど、書き換えできるROMもある。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(RAM/ROMの正体)

📝 オリジナル問題 1 RAM/ROMの正体

RAM・ROMに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 社員の出退勤を記録して、毎月の給与を計算するためのしくみだ
  2. 取引先へ毎月の請求書を郵送する、決まった事務作業のことを指す
  3. 完成したシステムを宣伝して、より多く売るための広告活動である
  4. 半導体メモリの2大分類で、性質によって2つに分けたものである
セクハム
セクハム 解答・解説

解答は 4 だよ!

RAM・ROMは、半導体メモリの2大分類で、性質によって2つに分けたものなんだよ!揮発性か不揮発性か、で分かれるんだね!

選択肢1は給与計算、選択肢2は請求書の事務、選択肢3は広告で、どれも違うよ!

選択肢判定理由
1給与計算のしくみではない
2請求書の事務の話
3広告活動ではない
4半導体メモリの2大分類で正しい

オリジナル問題2(RAMとROMの違い)

📝 オリジナル問題 2 RAMとROMの違い

RAMとROMの違いに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 社員の給与を計算するときだけ、違いが出るとされているものだ
  2. RAMは揮発性(消える)・読み書き可、ROMは不揮発性(消えない)
  3. 取引先へ請求書を郵送するときだけ、違いが出るとされているのだ
  4. RAMもROMも、電源を切ると必ず消えるものだとされているのである
セクハム
セクハム 解答・解説

解答は 2 だよ!

違いは、RAMは揮発性(消える)・読み書き可、ROMは不揮発性(消えない)なんだよ!作業机(RAM)と本棚(ROM)のイメージだね!

選択肢1の給与、選択肢3の請求書、選択肢4の「両方とも消える」は、いずれも違うよ!

選択肢判定理由
1給与計算で違いが出るのではない
2RAM=揮発性・ROM=不揮発性で正しい
3請求書で違いが出るのではない
4ROMは電源を切っても消えない

オリジナル問題3(DRAMとSRAM)

📝 オリジナル問題 3 DRAMとSRAM

DRAMとSRAMに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 社員の給与の計算しだいで、種類が決まるとされているものである
  2. 取引先への請求書の枚数しだいで、種類が決まるとされているのだ
  3. DRAMは低速大容量で主メモリ、SRAMは高速小容量でキャッシュ
  4. DRAMもSRAMも、まったく同じ性能・用途だとされているのである
セクハム
セクハム 解答・解説

解答は 3 だよ!

DRAMは低速大容量で主メモリ、SRAMは高速小容量でキャッシュに使うんだよ!どちらもRAMの仲間で、用途で使い分けるんだね!

選択肢1の給与、選択肢2の請求書、選択肢4の「まったく同じ」は、いずれも違うよ!

選択肢判定理由
1給与計算で決まるのではない
2請求書の枚数で決まるのではない
3DRAM=主メモリ・SRAM=キャッシュで正しい
4性能・用途が違う

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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