入力技術とは(全体像)
入力技術とは、文字・コード・カードなど、いろいろな方法でデータを読み取り、コンピュータに入れる技術のことだ。代表的なものを見てみよう。
- OCR … 紙に書かれた文字を読み取って、テキストデータに変える技術
- バーコード … 横方向の縞模様(1次元)で、商品の番号などを表す
- QRコード … 四角いマス目(2次元)で、たくさんの情報を持てる
- NFC … かざして使う近距離通信(Suicaなどの交通系IC)
ここで一番のポイント。バーコードは1次元(横方向)、QRコードは2次元(縦横)だ。「QRコードはバーコードと同じ」と思い込むと誤りで、QRコードのほうが、より多くの情報を持てる。
詳しく:QRコードと、NFC
ここが心臓部。代表的な入力技術を表で押さえよう。
主な入力技術
| 技術 | やさしい意味 |
|---|---|
| OCR | 紙の文字を読み取って、テキストに変える |
| バーコード | 1次元(横の縞模様)・商品番号など |
| QRコード | 2次元(四角のマス目)・情報量が多い・日本発 |
| NFC | かざして使う近距離通信(Suicaなど) |
QRコードは、2次元なので、バーコードより多くの情報を持てる。さらに、誤り訂正のしくみがあるので、少し汚れても読み取れる。ここで一番のポイント。QRコードは日本で開発された(日本発)。「QRコードは外国で生まれた」と思い込むと誤りになる。
NFCは、かざすだけで使える近距離(約10cm)の通信で、SuicaなどのICカードや、スマホのタッチ決済に使われる。
わかりやすく言い換えると
身近なたとえで整理しよう。
OCRは、「紙の文字を、人が読む代わりに機械が読んで、テキストに変える技術」のイメージ。
バーコードとQRコードの違いは、「バーコードは1行の縞模様(1次元)、QRコードは四角いマス目(2次元)」こと。要するに、QRコードのほうが、たくさんの情報を持てる。
NFCは、「かざすだけで使える、近距離の通信。Suicaのようなもの」こと。つまり、ふれるくらい近づけて使う。
試験のツボ
🔴 一番出る:バーコードとQRコードの違い
①バーコードは1次元(横の縞模様)
②QRコードは2次元(四角のマス目)で、情報量が多い
🔴 次に出る:QRコードは日本発
①QRコードは日本で開発された
②誤り訂正のしくみがあり、少し汚れても読み取れる
🟡 押さえると安定:OCRとNFC
①OCR=紙の文字を読み取ってテキストに変える
②NFC=かざして使う近距離通信(Suicaなど)
よくある間違い
①「QRコードは、バーコードと同じ1次元のコードだ」→ ✗ QRコードは2次元(四角のマス目)。バーコードは1次元(横の縞模様)。
②「QRコードは、外国で生まれた技術だ」→ ✗ QRコードは日本で開発された(日本発)。
③「OCRは、文字を音声で読み上げる技術だ」→ ✗ OCRは、紙の文字を読み取って、テキストデータに変える技術。
試験での出題パターン
実際の問題でたしかめてみよう。
オリジナル問題1(OCRの正体)
OCRに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 社員の出退勤を記録して、毎月の給与を計算するためのしくみだ
- 取引先へ毎月の請求書を郵送する、決まった事務作業のことを指す
- 完成したシステムを宣伝して、より多く売るための広告活動である
- 紙に書かれた文字を読み取り、テキストデータに変える技術である
解答は 4 だよ!
OCRは、紙に書かれた文字を読み取り、テキストデータに変える技術なんだよ!人が読む代わりに、機械が文字を読み取るんだね!
選択肢1は給与計算、選択肢2は請求書の事務、選択肢3は広告で、どれも違うよ!
| 選択肢 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | ✗ | 給与計算のしくみではない |
| 2 | ✗ | 請求書の事務の話 |
| 3 | ✗ | 広告活動ではない |
| 4 | ✓ | 紙の文字をテキストに変える技術で正しい |
オリジナル問題2(バーコードとQRコード)
バーコードとQRコードの違いに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- バーコードは1次元、QRコードは2次元で情報量が多いものである
- 社員の給与を計算するときだけ、違いが出るとされているものである
- 取引先への請求書の枚数しだいで、違いが決まるとされているのだ
- バーコードもQRコードも、まったく同じものだとされているのである
解答は 1 だよ!
バーコードは1次元、QRコードは2次元で情報量が多いんだよ!QRコードは四角いマス目で、たくさんの情報を持てるんだね!
選択肢2の給与、選択肢3の請求書、選択肢4の「まったく同じ」は、いずれも違うよ!
| 選択肢 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | ✓ | バーコード=1次元・QR=2次元で正しい |
| 2 | ✗ | 給与計算で違いが出るのではない |
| 3 | ✗ | 請求書の枚数で決まるのではない |
| 4 | ✗ | 1次元と2次元で違う |
オリジナル問題3(QRコードの発祥)
QRコードに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 社員の給与を計算するときだけ、使われるものだとされている
- 取引先へ請求書を郵送するときだけ、使われるものだとされる
- 日本で開発された(日本発)2次元コードで、情報量が多いのだ
- 外国で生まれた、1次元の縞模様のコードだとされているのである
解答は 3 だよ!
QRコードは、日本で開発された(日本発)2次元コードで、情報量が多いんだよ!誤り訂正のしくみもあって、少し汚れても読み取れるんだね!
選択肢1の給与、選択肢2の請求書、選択肢4の「外国で生まれた1次元」は、いずれも違うよ!
| 選択肢 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | ✗ | 給与計算のときだけではない |
| 2 | ✗ | 請求書のときだけではない |
| 3 | ✓ | 日本発の2次元コードで正しい |
| 4 | ✗ | 日本発で、2次元コード |
まとめ
押さえどころ
- 🔴 バーコードとQRコード = バーコードは1次元(横の縞模様)、QRコードは2次元(四角のマス目)で情報量が多い。
- 🔴 QRコードは日本発 = 日本で開発された。誤り訂正のしくみがあり、少し汚れても読み取れる。
- 🟡 OCRとNFC = OCRは紙の文字をテキストに変える技術。NFCはかざして使う近距離通信(Suicaなど)。
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執筆: SikakuQuest編集部