IoTネットワーク(LPWA)とは?LPWAの特徴と、使い分け

公開: 更新: カテゴリ: テクノロジ系

30秒で結論

IoTネットワークとは(全体像)

IoTネットワークとは、IoT機器(インターネットにつながるモノ)をつなぐための、通信規格の集まりのことだ。機器の用途によって、向いている通信が違うので、使い分ける。

代表的なものを見てみよう。

ここで一番のポイント。IoTは、必ず5Gを使うわけではない。「IoTの通信といえば5Gだけ」と思い込むと誤りで、用途で使い分け、実際はLPWAなどがよく使われる


詳しく:LPWAの特徴と、使い分け

ここが心臓部。ポイントを表で押さえよう。

IoTネットワークの使い分け

通信特徴向く用途
LPWA省電力・長距離スマートメーター・環境監視
5G大容量・低遅延自動運転など
BLE近距離・省電力ウェアラブル
Zigbeeメッシュ(網の目)スマートホーム

とくに大事なのが、LPWA。これは、少ない電力で、遠くまで届く通信だ。速度は速くないが、電池が長持ちし、遠くまで届くので、スマートメーター(電気・ガスの自動検針)や環境監視のように、「少しのデータを、たまに送る」用途に向いている。

ここで注意。LPWAは、LoRaWANなどの規格をまとめた「分類の総称」だ。「LPWA=LoRaWANという特定の1規格」と思い込むと誤りになる。

わかりやすく言い換えると

身近なたとえで整理しよう。

IoTネットワークは、「IoT機器をつなぐ、いろいろな通信の集まり。用途で使い分ける」イメージ。

LPWAは、「燃費のよい乗り物で、少しの荷物を遠くまで運ぶ(省電力・長距離・低速)」こと。要するに、電池長持ちで遠くまで届くのが強み。

「IoT=5Gではない」というのは、用途によって、LPWAなどを使い分けること。つまり、IoTの通信が、いつも5Gとは限らない。


試験のツボ

🔴 一番出る:用途で使い分ける

①IoTネットワークは、用途によって通信を使い分ける

②LPWA・5G・BLE・Zigbeeなど、向く用途が違う

🔴 次に出る:LPWAの特徴

①省電力で長距離(電池が長持ち・遠くまで届く)

②少しのデータをたまに送る用途(スマートメーターなど)に向く

🟡 押さえると安定:IoT=5Gではない

①IoTは、必ず5Gを使うわけではない

②実際はLPWAなどがよく使われる


よくある間違い

「IoTの通信といえば、必ず5Gだ」→ ✗  用途で使い分ける。省電力・長距離のLPWAなどがよく使われる。

「LPWAは、LoRaWANという特定の1規格のことだ」→ ✗  LPWAは、LoRaWANなどをまとめた分類の総称。

「LPWAは、大容量データを高速に送るのが得意だ」→ ✗  LPWAは省電力・長距離が強み。少しのデータをたまに送る用途に向く。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(IoTネットワークの正体)

📝 オリジナル問題 1 IoTネットワークの正体

IoTネットワークに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. IoT機器をつなぐための通信規格の集まりで、用途で使い分ける
  2. 社員の出退勤を記録して、毎月の給与を計算するためのしくみだ
  3. 取引先へ毎月の請求書を郵送する、決まった事務作業のことを指す
  4. 完成したシステムを宣伝して、より多く売るための広告活動である
エーアイコアラ
エーアイコアラ 解答・解説

解答は 1 です。

IoTネットワークは、IoT機器をつなぐ通信規格の集まりで、用途で使い分けるのです。機器の用途によって、向いている通信が違うなります。

選択肢2は給与計算、選択肢3は請求書の事務、選択肢4は広告で、どれも違うのです。

選択肢判定理由
1通信規格の集まりで用途で使い分けで正しい
2給与計算のしくみではない
3請求書の事務の話
4広告活動ではない

オリジナル問題2(LPWAの特徴)

📝 オリジナル問題 2 LPWAの特徴

LPWAの特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 社員の給与を計算するときだけ、使われるものだとされている
  2. 取引先へ請求書を郵送するときだけ、使われるものだとされる
  3. 省電力で長距離(電池が長持ち・遠くまで届く)の通信である
  4. 大容量データを高速に送るのが得意だとされているものである
エーアイコアラ
エーアイコアラ 解答・解説

解答は 3 です。

LPWAは、省電力で長距離(電池が長持ち・遠くまで届く)の通信なのです。スマートメーターなど、少しのデータをたまに送る用途に向くなります。

選択肢1の給与、選択肢2の請求書、選択肢4の「大容量・高速が得意」は、いずれも違うのです。

選択肢判定理由
1給与計算のときだけではない
2請求書のときだけではない
3省電力・長距離の通信で正しい
4大容量・高速はLPWAの強みではない

オリジナル問題3(IoTと5G)

📝 オリジナル問題 3 IoTと通信の使い分け

IoTと通信に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 社員の給与を計算するときだけ、通信が決まるとされているものだ
  2. 取引先への請求書の枚数しだいで、通信が決まるとされているのだ
  3. IoTは必ず5Gを使うものだと、決まっているとされているのである
  4. IoTは必ず5Gではなく、用途で使い分け(LPWAなどが多い)
エーアイコアラ
エーアイコアラ 解答・解説

解答は 4 です。

IoTは、必ず5Gではなく、用途で使い分け(LPWAなどが多い)なのです。用途によって、向いている通信が違うなります。

選択肢1の給与、選択肢2の請求書、選択肢3の「必ず5G」は、いずれも違うのです。

選択肢判定理由
1給与計算で決まるのではない
2請求書の枚数で決まるのではない
3IoTは必ず5Gではない
4用途で使い分け・LPWAが多いで正しい

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

勉強は、クエストになった。

資格の勉強を、冒険に変えるRPG学習アプリ

App Storeで見る