DNSとは?階層構造と、セキュリティ

公開: 更新: カテゴリ: テクノロジ系

30秒で結論

DNSとは(全体像)

DNSとは、ドメイン名(example.comのような名前)と、IPアドレス(192.0.2.1のような番号)を変換するしくみのことだ。

なぜ必要かというと、人は名前のほうが覚えやすいが、機械(コンピュータ)は番号で通信するから。そこで、DNSが「名前↔番号」を変換してくれる。

電話帳でたとえると分かりやすい。人の名前(ドメイン名)を引くと、電話番号(IPアドレス)がわかる。だから、私たちはサイトの名前を入力するだけで、機械が番号を調べて、つないでくれる。

DNSは、階層構造になっている。

ここで一番のポイント。DNSは、ドメイン名とIPアドレスを変換するしくみだ。「DNSは、データを暗号化するしくみだ」と思い込むと誤りになる。


詳しく:階層構造と、セキュリティ

ここが心臓部。ポイントを表で押さえよう。

DNSのポイント

項目やさしい意味
機能ドメイン名↔IPアドレスを変換する
たとえ電話帳(名前から番号を調べる)
階層ルート→TLD(.com/.jp)→セカンドレベル
DNSSECDNSの改ざんを防ぐセキュリティのしくみ

DNSのもう1つのポイントが、セキュリティ。ここで一番のポイント。従来のDNSは、中身が平文(暗号化されていない)だった。「DNSは、もともと暗号化されている」と思い込むと誤りで、改ざんを防ぐDNSSECや、通信を暗号化するDoH/DoTといったしくみが、後から加えられた。

わかりやすく言い換えると

身近なたとえで整理しよう。

DNSは、「電話帳。名前(ドメイン名)を引くと、番号(IPアドレス)がわかる」イメージ。人が覚えやすい名前を、機械が使う番号に変える。

階層構造は、「ルート→TLD(.com/.jp)→セカンドレベル、と段階的に決まる」こと。要するに、住所のように上から順に絞り込む。

セキュリティは、「従来のDNSは平文だったので、改ざん防止のDNSSECなどが加えられた」こと。つまり、もともと暗号化されていたわけではない。


試験のツボ

🔴 一番出る:DNSの機能

①ドメイン名(名前)とIPアドレス(番号)を変換する

②電話帳のように、名前から番号を調べる

🔴 次に出る:階層構造

①ルート→TLD(.com/.jp)→セカンドレベルの階層

②上から順に絞り込んで、名前を決める

🟡 押さえると安定:セキュリティ

①従来のDNSは平文(暗号化されていない)

②DNSSEC(改ざん防止)やDoH/DoT(暗号化)が加えられた


よくある間違い

「DNSは、データを暗号化するためのしくみだ」→ ✗  DNSは、ドメイン名とIPアドレスを変換するしくみ。暗号化が主目的ではない。

「DNSは、もともと中身が暗号化されている」→ ✗  従来のDNSは平文。改ざん防止のDNSSECや、暗号化のDoH/DoTが後から加えられた。

「DNSは、ドメイン名とは関係なく、番号だけを管理する」→ ✗  DNSは、ドメイン名(名前)とIPアドレス(番号)を変換するしくみ。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(DNSの正体)

📝 オリジナル問題 1 DNSの正体

DNSに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 社員の出退勤を記録して、毎月の給与を計算するためのしくみだ
  2. 取引先へ毎月の請求書を郵送する、決まった事務作業のことを指す
  3. ドメイン名(名前)とIPアドレス(番号)を変換するしくみだ
  4. 完成したシステムを宣伝して、より多く売るための広告活動である
エーアイコアラ
エーアイコアラ 解答・解説

解答は 3 です。

DNSは、ドメイン名(名前)とIPアドレス(番号)を変換するしくみなのです。電話帳のように、名前から番号を調べるなります。

選択肢1は給与計算、選択肢2は請求書の事務、選択肢4は広告で、どれも違うのです。

選択肢判定理由
1給与計算のしくみではない
2請求書の事務の話
3ドメイン名とIPアドレスを変換で正しい
4広告活動ではない

オリジナル問題2(DNSのたとえ)

📝 オリジナル問題 2 DNSのはたらき

DNSのはたらきに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 電話帳のように、名前(ドメイン名)から番号(IP)を調べる
  2. 社員の給与を計算するときだけ、はたらくとされているものである
  3. 取引先へ請求書を郵送するときだけ、はたらくとされているのだ
  4. ドメイン名とは関係なく、番号だけを管理するものなのである
エーアイコアラ
エーアイコアラ 解答・解説

解答は 1 です。

DNSは、電話帳のように、名前(ドメイン名)から番号(IP)を調べるのです。人が覚えやすい名前を、機械が使う番号に変えるなります。

選択肢2の給与、選択肢3の請求書、選択肢4の「番号だけを管理」は、いずれも違うのです。

選択肢判定理由
1名前から番号を調べる(電話帳)で正しい
2給与計算のときだけではない
3請求書のときだけではない
4ドメイン名とIPアドレスを変換する

オリジナル問題3(DNSのセキュリティ)

📝 オリジナル問題 3 DNSのセキュリティ

DNSのセキュリティに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 社員の給与を計算するときだけ、必要だとされているものである
  2. 従来は平文で、改ざん防止のDNSSECなどが後から加えられた
  3. 取引先へ請求書を郵送するときだけ、必要だとされているのである
  4. もともと中身が暗号化されているものだとされているのである
エーアイコアラ
エーアイコアラ 解答・解説

解答は 2 です。

DNSは、従来は平文で、改ざん防止のDNSSECなどが加えられたのです。もともと暗号化されていたわけではないなります。

選択肢1の給与、選択肢3の請求書、選択肢4の「もともと暗号化」は、いずれも違うのです。

選択肢判定理由
1給与計算のときだけではない
2従来は平文・DNSSECが加えられたで正しい
3請求書のときだけではない
4もともとは平文(暗号化されていない)

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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