DevOps・CI/CDとは?CIとCDの違い、DevOpsの中身

公開: 更新: カテゴリ: マネジメント系

30秒で結論

DevOps・CI/CDとは(全体像)

DevOps(デブオプス)は、「Development(開発)」と「Operations(運用)」を合わせた言葉。作る人(開発)と動かす人(運用)が、別々に分かれて対立するのではなく、協力してすばやくソフトを届ける——その文化・進め方を指す。

「作ったら運用に丸投げ」ではなく、最初から協力して、こまめに改善しながら届けるのがねらいだ。これを支えるしくみが、CI/CDだ。

要するに、「こまめに合わせて確かめる(CI)→自動で届ける(CD)」の流れを、できるだけ自動化する、ということ。


詳しく:CIとCDの違い、DevOpsの中身

ここが心臓部。CIとCDの違いを表で押さえよう。

CIとCDの違い

言葉正式名(意味)何をするか
CI継続的統合コードをこまめに合わせて、自動でテストする
CD継続的デリバリー/デプロイ自動でビルドし、使える場所へ配信(デプロイ)する

デプロイは「作ったものを、実際に使える場所(本番環境など)へ配置して、使えるようにすること」。

一番のひっかけは、CIとCDを同じものと混同すること。CIは「合わせて確かめる」、CDは「届ける」と、役割が分かれている。セットで使われることが多いが、意味は別だ。

もう1つ大事なのが、DevOpsは技術だけの話ではないこと。CI/CDのような技術(しくみ)も含むが、「開発と運用が協力する」という考え方・文化そのものが土台にある。「ツールを入れればDevOps完成」ではなく、協力する文化があってこそ、という点が問われる。

わかりやすく言い換えると

身近なたとえで整理しよう。

DevOpsは、「作る係と届ける係が、ひとつのチームで協力する」イメージ。たとえばレストランで、料理人(開発)とホール係(運用)が連携して、できたてを早くお客さんに出す感じだ。要するに、別々に対立せず、協力してすばやく届ける、ということ。

CIとCDは、「こまめに味見してそろえる(CI)」→「できたらすぐ運ぶ(CD)」の流れ。つまり、確かめる役と届ける役で、担当が分かれている。

「ツールを入れればDevOps」というのは思い込み。協力する文化があってこそ、と覚えておこう。


試験のツボ

🔴 一番出る:DevOpsの正体

①開発(Dev)と運用(Ops)が協力する文化・進め方

②別々に分かれず、すばやく安定して届ける

🔴 次に出る:CIとCDの違い

①CI=コードをこまめに合わせて、自動でテストする

②CD=自動でビルドして、配信(デプロイ)する

🟡 押さえると安定:DevOpsは文化も含む

①CI/CDなどの技術(しくみ)も含む

②土台は「協力する文化」。ツールだけでは完成しない


よくある間違い

「CIとCDは、まったく同じものだ」→ ✗  CIはこまめに合わせてテスト、CDは自動で配信(デプロイ)。役割が分かれている。

「DevOpsは、ツールを入れさえすれば完成する技術だけの話だ」→ ✗  CI/CDなどの技術も含むが、土台は「開発と運用が協力する文化」。

「DevOpsは、開発と運用をきっちり分けて、別々に進める考え方だ」→ ✗  DevOpsは逆で、開発と運用が協力して、すばやく届ける考え方。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(DevOpsの正体)

📝 オリジナル問題 1 DevOpsの正体

DevOpsに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 開発と運用をきっちり分けて、いっさい連携させない進め方のことである
  2. 開発と運用が協力して、すばやく安定して届けるための文化・進め方である
  3. 社員の出退勤の時刻を記録して、毎月の給与を計算するためのしくみである
  4. 取引先へ毎月の請求書を郵送する、決まった事務作業のことを指している
プロネコ
プロネコ 解答・解説

解答は 2 だよ。

DevOpsは、開発(Dev)と運用(Ops)が協力して、すばやく届けるための文化・進め方だよ。別々に分かれず、協力するのが大事なんだ。

選択肢1は「連携させない」が誤り、選択肢3は勤怠と給与、選択肢4は請求書の事務で、どれも違うよ。

選択肢判定理由
1連携させないのは逆
2開発と運用が協力する文化で正しい
3勤怠・給与のしくみの話
4請求書の事務の話

オリジナル問題2(CIとCDの違い)

📝 オリジナル問題 2 CIとCDの違い

CIとCDの違いに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. CIはこまめに合わせてテスト、CDは自動で配信するという役割の違いがある
  2. CIは自動で配信、CDはこまめに合わせてテストするという、逆の役割である
  3. CIもCDも、社員の給与を計算することだけを目的にした同じしくみである
  4. CIもCDも同じ意味で、呼び名が2つあるだけで違いはないとされている
プロネコ
プロネコ 解答・解説

解答は 1 だよ。

CIはこまめに合わせてテスト、CDは自動で配信(デプロイ)だよ。「CIは確かめる、CDは届ける」と覚えてね。

選択肢2は役割が逆、選択肢3は給与計算、選択肢4は「違いはない」が誤りだよ。

選択肢判定理由
1CIはテスト・CDは配信で正しい
2CIとCDの役割が逆
3給与計算のしくみではない
4両者には違いがある

オリジナル問題3(DevOpsは文化も含む)

📝 オリジナル問題 3 DevOpsと文化

DevOpsの考え方に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. DevOpsは、ツールを入れさえすれば完成する、技術だけの話だとされている
  2. DevOpsは、開発と運用をきっちり分けて、別々に進めることを指している
  3. DevOpsは、社員の給与を計算するための経理専用のしくみのことである
  4. DevOpsは技術も含むが、土台は開発と運用が協力する文化・考え方である
プロネコ
プロネコ 解答・解説

解答は 4 だよ。

DevOpsは、CI/CDなどの技術も含むが、土台は開発と運用が協力する文化・考え方だよ。ツールを入れるだけでは完成しないんだ。

選択肢1の「技術だけ」、選択肢2の「別々に進める」、選択肢3の給与計算は、いずれも誤りだよ。

選択肢判定理由
1技術だけの話ではない
2協力するのがDevOps
3給与計算のしくみではない
4土台は協力する文化で正しい

まとめ

押さえどころ

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執筆: SikakuQuest編集部

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