財形貯蓄とは?3種類と非課税枠

公開: 更新: カテゴリ: ライフプランニング

30秒で結論

財形貯蓄とは(全体像)

財形貯蓄は、給与から天引きして積み立てる、会社員などのための貯蓄制度。自分で振り込む手間がなく、自然に貯まっていくのが特徴。

ポイントは、目的によって3つの種類があり、そのうち財形住宅と財形年金には利子が非課税になる優遇があること。ここがFP2級でよく問われる。


詳しく:3種類と非課税枠

ここが記事の心臓部。財形貯蓄の3種類を整理する。

財形貯蓄の3種類

種類目的利子の扱い
一般財形自由(使いみちを問わない)課税(非課税にならない)
財形住宅住宅の取得など非課税(下の枠の範囲で)
財形年金老後の年金づくり非課税(下の枠の範囲で)

そして、非課税になる枠は次のとおり。

非課税の枠

対象中身
財形住宅+財形年金合わせて元利合計550万円まで利子が非課税

整理のコツは2つ。

非課税は「住宅」と「年金」だけ。一般財形は目的が自由なかわりに、利子は課税される。「全部が非課税」は誤り。

非課税枠は合わせて550万円。財形住宅と財形年金を合わせて、元利合計550万円までの利子が非課税になる。

なお、非課税枠などは改正で変わることがある。受験する年度の最新の基準もあわせて確認しておくとよい。

わかりやすく言い換えると

つまり財形貯蓄は、「給料から自動で天引きして貯める、会社員向けの貯蓄」だとイメージするとラク。

要するに、種類は3つ。一般財形は使いみち自由だけど利子は課税財形住宅は住宅向け、財形年金は老後向けで、この2つは合わせて元利合計550万円まで利子が非課税

ひっかけは「財形貯蓄なら全部が非課税」という思い込み。非課税になるのは住宅と年金だけで、一般財形は課税、と押さえておこう。


試験のツボ

🔴 一番出る:非課税は住宅と年金だけ

①財形住宅と財形年金は利子が非課税

②一般財形は課税(非課税にならない)

🔴 次に出る:非課税枠は合計550万円

①財形住宅+財形年金で元利合計550万円まで

②2つを合わせた枠であることに注意

🟡 押さえると安定:3種類と給与天引き

①一般財形・財形住宅・財形年金の3種類

②給与天引きで積み立てる会社員向けの制度


よくある間違い

「財形貯蓄はどの種類も利子が非課税」→ ✗  非課税は財形住宅と財形年金だけ。一般財形は課税。

「非課税枠は一般財形にもある」→ ✗  非課税枠は財形住宅と財形年金を合わせた550万円まで。

「財形住宅と財形年金は別々に550万円ずつ非課税」→ ✗  2つを合わせて元利合計550万円まで。


試験での出題パターン

実際の問題でたしかめてみよう。

オリジナル問題1(非課税の対象)

📝 オリジナル問題 1 財形貯蓄の非課税対象

財形貯蓄の利子の非課税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 財形貯蓄は一般財形・財形住宅・財形年金のどれも、利子がすべて非課税になるものとされている
  2. 財形貯蓄で利子が非課税になるのは一般財形だけで、住宅と年金はかえって課税されるとされている
  3. 財形貯蓄で利子が非課税になるのは財形住宅と財形年金で、一般財形のほうは課税されることになる
  4. 財形貯蓄は種類にかかわらず、利子にいっさい税金がかからないものと決められている
プランリス
プランリス 解答・解説

解答は 3 だっ。

財形貯蓄で利子が非課税になるのは財形住宅と財形年金で、一般財形は課税されるよっ。全部が非課税ではないのがポイントだっ。

選択肢1は「どれも非課税」、選択肢2は対象が逆、選択肢4は「いっさい税金がかからない」で、いずれも誤りだっ。

選択肢判定理由
1一般財形は課税される
2非課税は住宅と年金
3住宅・年金が非課税・一般は課税で正しい
4一般財形は課税される

オリジナル問題2(非課税枠の額)

📝 オリジナル問題 2 財形貯蓄の非課税枠

財形貯蓄の非課税枠に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 財形住宅と財形年金は、それぞれ別々に元利合計550万円まで非課税になるものとされている
  2. 財形住宅と財形年金は、この2つを合わせて元利合計550万円までの利子が非課税の対象になる
  3. 財形貯蓄の非課税枠は一般財形だけにあり、住宅と年金にはいっさい枠がないものとされている
  4. 財形貯蓄の非課税枠は元利合計100万円までで、それを超える分はすべて課税されるものとされている
プランリス
プランリス 解答・解説

解答は 2 だよっ。

財形住宅と財形年金は、合わせて元利合計550万円までの利子が非課税になるよっ。2つを合わせた枠だっ。

選択肢1は「それぞれ別々に550万円」、選択肢3は「一般財形だけに枠」、選択肢4は「100万円まで」で、いずれも誤りだよっ。

選択肢判定理由
12つを合わせて550万円まで
2合計550万円まで非課税で正しい
3非課税枠は住宅と年金にある
4100万円ではなく550万円

オリジナル問題3(3種類と積み立て方)

📝 オリジナル問題 3 財形貯蓄の種類と積み立て

財形貯蓄の種類や積み立て方に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 財形貯蓄は一般財形・財形住宅・財形年金の3種類があり、いずれも給与天引きで積み立てていく
  2. 財形貯蓄は財形住宅の1種類しかなく、ほかの目的では利用できないものと決められている
  3. 財形貯蓄は自分で毎月銀行へ振り込む必要があり、給与天引きはいっさいできないものとされている
  4. 財形貯蓄は自営業者だけが利用できる制度で、会社員はいっさい利用できないものとされている
プランリス
プランリス 解答・解説

解答は 1 だっ。

財形貯蓄は一般財形・財形住宅・財形年金の3種類があり、給与天引きで積み立てるよっ。

選択肢2は「財形住宅の1種類だけ」、選択肢3は「給与天引きできない」、選択肢4は「自営業者だけ」で、いずれも誤りだっ。

選択肢判定理由
13種類・給与天引きで正しい
23種類ある
3給与天引きで積み立てる
4会社員などの勤労者向け

まとめ

押さえどころ

次に学ぶ


執筆: SikakuQuest編集部

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